Galaxyのボイスレコーダー、文字起こしは何時間まで?「3時間」は2つある

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公式の「使い方」ページで「時間」の語を数えたら、1件だけ。しかもそれは、録音中にアイコンが出る位置の説明でした。

結論: 文字起こしに通せる長さは、公式の記載で「3時間未満」。ところが「3時間」はもう1つあって、そちらは公式のどこにも書かれていません。会議が終わってから気づく側の3時間です。
数字: 原文は「処理する音声ファイルの長さは3時間未満である必要があります」(Galaxy AI公式ページ注記9・2026年11月1日確認)。
最初の一歩(0円・30秒): ファイル一覧でその1本の長さを見る。3時間に届いていなければ、原因は長さ以外の3つです。

この記事の立場: 「端末差があります」で片づけて有料ツールへ送る書き方はしません。公式が数字で書いた文と、当サイトが実機の録音1本で数えた値だけを置きます。確認できていないことは、確認できていないと書きます。

▼まだ録る前なら(0円)
長くなりそうな会議は、休憩のところで一度止めて録り直す。3時間未満のファイル2本にすれば、どちらも文字起こしに通ります。 → 区切り方

▼もう3時間を超えて録ってしまったなら
端末の中では解けません。端末の外のサービスは1回あたりの上限が長く、Nottaは有料プランで1回5時間まで(公式料金ページ・2026年11月1日確認)。ただしフリープランは1回3分までなので、長い1本には足りません。

Nottaの1回あたりの上限と料金を公式で見る

もう1つの3時間——「会議の後半が録音されていなかった」

公式が数字で書いているのは文字起こしに通せるファイルの長さだけです。録音そのものの長さについては、当サイトはSamsung公式のページに記載を見つけられませんでした。

ところが録音側にも「3時間」が出てきます。Google Playのボイスレコーダーアプリの公式ストアページに、録音が3時間で止まったという投稿が2件ありました(いずれも★1・2026年11月1日に当サイトでページを取得)。

「録音時間制限が短すぎて使い物にならない。録音時間が3時間で制限されており、長時間の会議の後半が録音されていませんでした。(中略)3時間以上継続して録音出来ない仕様とするのはありえない。 バージョン21.5.40.30にて」(2024年7月28日の投稿)

「強制的なバージョンアップで、録音が3時間限定になった。(中略)10時間録音できるようにしてほしい。」(2024年8月29日の投稿)

当サイトはこれを再現していません。公式の記載も見つけられていません(「存在しない」と確認できたわけではありません)。投稿は2024年のもので、2件だけです。仕様として読まないでください。

それでも覚えておく価値があるのは、これが会議が終わってから気づく形の失敗だからです。文字起こしが出ないのは押せば分かりますが、録音が途中で止まっていたことは、聞き返すまで分かりません。3時間級の会議を1本で録る予定なら、本番の前に長めの録音を1本通してみるほうが安い。

では、公式が数字を書いた側——文字起こしの3時間未満は、どこに書いてあったのか。

なぜ探しても出てこないのか——公式の2枚には書いていない

この語で検索すると、上に出るのはSamsung公式のサポートページ2枚です。そのどちらにも、時間の答えは書かれていません。当サイトが2026年11月1日に両方のページを取得して、語を数えました。

  • 「(GalaxyAI機能) 文字起こしアシストを使用する方法を教えてください。」(最新アップデート日 2026年9月10日)
    → ページ全体に「時間」の語が0件。時間に触れている箇所は手順3の「しばらく待ちます。」の一言だけです
  • 「(Galaxy) ボイスレコーダーの使い方について教えてください。」(同 2026年9月16日)
    → 「時間」の語は1件だけで、その中身は設定の説明「録音中は録音時間の左側にアイコンが表示されます」。録音できる長さの話ではありません

数字が書かれているのは、この2枚ではなく、Galaxy AIの製品ページの一番下——注記の9番です。使い方を調べに来た人が、まず開かない場所にあります。「公式に書いていない」のではなく「別の紙に書いてある」でした。

その注記9には、長さ以外の条件も並んでいます。そちらのほうが、当たる人は多い。

長さが足りているのに出ない——残る3つ

まず、原文が測っているのはこれから処理するファイルの再生時間です。文字起こしにかかる待ち時間のことではありません。だから「3時間未満」をクリアした時点で、長さの話は終わります。

そのうえで、公式が長さと一緒に挙げている条件が3つあります(1つ目はサポートページ、2つ目と3つ目は同じ注記9の中です)。時間だけ満たしても、ここで落ちます。

  1. 録音モードが「標準」か。公式サポートに「録音モードが『インタビュー』では文字起こしは利用することはできません」と明記されています。上下のマイクを使うインタビューモードで録った1本は、長さに関係なく対象外です
  2. どのアプリで録ったか。注記9の原文は「プリインストールされたSamsungの『ボイスレコーダー』アプリ、『電話』アプリ、『Samsung Notes』アプリ、『通訳』アプリのいずれかを使って録音したファイルでのみご利用いただけます」。別の録音アプリで録ったファイルは入りません
  3. 通信とログイン。同じ注記に「ネットワーク接続とSamsungアカウントへのログインが必要です」。機内モードやログアウト状態では動きません

この3つはどれも0円で確かめられて、元に戻せます。30秒の録音を「標準」でもう1本録って試せば、長さの話か、ここ3つの話かが分かれます。

では、条件を全部満たしたあと、どれくらい待つのでしょうか。

文字起こしが終わるまでの待ち時間は、公式に数字がない

公式の手順が待ち時間について書いているのは「しばらく待ちます。」だけです。何分という数字は、当サイトが見た公式のどのページにもありませんでした。当サイトも測っていないので、ここに数字は書きません。

ただし、待ち時間が端末の性能だけで決まらないことは、注記から読めます。ネットワーク接続が条件に入っている=処理が端末の中で完結していないので、電波の悪い場所では長引く側に寄ります。回線を変えて同じファイルでもう一度試すのは0円で、元にも戻せます。

そして長い録音には、通ったあとにもう1つ待っていることがあります。

1時間を越えた録音では、出てくるテキストの形が変わる

ここは当サイトの実測です。運営者のGalaxy実機で録った76.1分(4,563.9秒)の打合せ1本は、文字起こしに通りました。3時間未満という条件の内側で、76分が実際に通った1件です。

そのうえで、出てきたテキストを形だけ全数で数えたときに、時間に関わる癖が1つ見つかりました。発話に付く時刻の桁が、1時間を境に変わります。

  • 1時間未満の発話は「分:秒」、1時間を超えた発話は「時:分:秒」
  • しかも同じ1つのファイルの中に、2つの形式が混ざります(この1本では34行が「分:秒」、53行が「時:分:秒」)

スマホの画面で読むだけなら気になりません。困るのは、PCへ持っていって表計算やスクリプトで並べ替えるときです。時刻の列が揃わず、並べ替えが崩れます。1時間を超える録音を扱うなら、両方の形式を受ける前提で手を動かしてください。

3時間を超える会議は、どう録るか

順番はこれだけです。

  1. 録る前なら、区切る。休憩や議題の切り替わりで一度停止して保存し、録り直す。3時間未満のファイルが2本できれば、どちらも文字起こしに通ります。0円で、元に戻せます
  2. すでに1本で録ってしまったなら、端末の中では解けません。公式サポートが並べているボイスレコーダーの設定は10項目(文字起こしアシスト/音声文字起こし/録音モード/ステレオ録音/録音品質/録音中は着信をブロック/Bluetoothマイク/オーディオ再生/自動連続再生/保存先)で、その中に録音の長さや上限を変える項目はありません(2026年11月1日に当サイトで確認)。残るのは端末の外へ出す選択です

端末の外へ出す場合、見るのは月あたりの合計時間ではなく「1回あたり何時間まで通るか」です。当サイトが公式料金ページで確認しているNottaは、フリープランが1回3分まで(文字起こし120分/月)、プレミアムが1回5時間まで(1,800分/月・年間プラン一括で総額14,220円税込=月あたり1,185円)、ビジネスが1回5時間まで(文字起こし時間は無制限・総額30,096円税込=月あたり2,508円)です(2026年11月1日に公式料金ページで確認)。

フリープランで長い1本は通りません。1回3分の上限は、Galaxyの3時間未満より短いからです。無料で済ませたいなら、上の1番——区切って録るほうが現実的です。

▼3時間を超える1本を、区切らずに文字にしたいとき

Nottaの1回あたりの上限と料金を公式で見る

関連記事

確認していないこと(そのまま残します)

  • 文字起こしが終わるまでの実際の待ち時間。公式は「しばらく待ちます」だけで、当サイトも測っていません
  • 録音そのものの上限。公式ページに記載を見つけられませんでした。Google Playの投稿2件が「3時間」と書いていますが、当サイトは再現していません
  • 3時間を1秒でも超えたときに、画面がどう出るのか(エラーが出るのか、項目自体が消えるのか)。当サイトの手元に3時間級の録音がありません
  • 「3時間未満」が機種やOne UIのバージョンで変わるかどうか。注記9は機種別の書き分けをしていません

最後にひとつだけ。いま、ボイスレコーダーのファイル一覧を開いて、いちばん長い1本の時間を見てください。そこが3時間に届いていないなら、文字起こしが出ない原因は長さではなく、録音モードかアプリかログインのどれかです。30秒で、調べる先が1つに絞れます。

この記事のSamsungの記載は、Galaxy AI公式ページ(samsung.com/jp/galaxy-ai/)の注記9、公式サポート「(GalaxyAI機能) 文字起こしアシストを使用する方法を教えてください。」(最新アップデート日2026年9月10日)、「(Galaxy) ボイスレコーダーの使い方について教えてください。」(同2026年9月16日)を2026年11月1日に取得して確認したものです。語の数(「時間」0件/1件)は、同日に取得したページのHTML全文を数えた実測値です。76.1分の実測は、2026年9月14日に運営者のGalaxy実機の録音1本とその文字起こしを、形式だけ全数で数えたものです(中身は扱っていません)。Google Playの投稿は2026年11月1日に公式ストアページを取得したもので、投稿者は特定していません。Nottaの料金と1回あたりの上限は同日に公式料金ページで確認したもので、当サイトはNottaの精度を実機で測っていません。機能仕様は機種・OSバージョン・地域・ソフトウェアの更新で異なる場合があります。本記事のリンクには広告(PR)が含まれます。

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