Galaxyの文字起こしを議事録にする|87行を数えて分かった、貼る前の3手と添える一文

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結論: Galaxyの文字起こしが読みにくいのは、誤変換ではなく文が切れていないからです(発話87行のうち句点「。」を含むのは8行・運営者の実機で録った76分の出力を全数で実測)。直すのは設定ではなく渡し方です。
最初の一歩(0円・3秒・元に戻せる): 文字起こしが出たら、本文を読む前にいちばん上の行の時刻を見る。そこが「00:00」付近でなければ、前半が入っていません。

この記事は、Galaxy(ギャラクシー)本体で録った録音1本について、中身は読まずに、出力の「形」だけを全数で数えて書いています(実際の打合せの録音のため、会話・人名・社名は引用も要約もしません)。数えた結果、読みにくさの正体が誤変換ではなかったので、やることが逆に決まりました。

先に、この手順が効かない人を書いておきます。前提は「Galaxy本体で録った録音」です。手元にある別の録音ファイル(PCの中の音声、他のアプリで録ったもの)をGalaxyに通せるかは、公式に記載がなく、当サイトも試していません。そこが要件の方は、ここから下は出発点になりません——この手順が使えないのは、どういう人かへ飛んでください。

そのままGalaxyで録れている方へ、行き先を2つ出しておきます。題にある一文そのものは貼ったあとに添える一文に、貼ったあと「出てきた議事録は合っているのか」が気になったときの見方は出てきた議事録を、三点だけ検品するに置いてあります。

なぜ本文より先に、いちばん上の時刻なのか

当サイトが数えた出力は、76.1分の録音から作られたものでした。ところがテキストの先頭の時刻が53分34秒で、いちばん後ろが1時間15分40秒。つまり前半の53分に当たる行が、一行もありません。入っていたのは22.1分ぶんだけでした。

なぜそうなったのかは分かっていません。書き出した範囲の問題かもしれませんし、文字起こし側の動きかもしれません。どちらなのかは確かめていないので、「Galaxyが長い録音の前半を捨てる」という意味ではありません。

それでも、ここを先に見る理由があります。全部そろっていると思って読み込んで、整えて、人に配る形にして、それから前半が無いと気づくと、まるごとやり直しになるからです。先頭の時刻を見るだけなら三秒です。

では、そろっていた場合。そのまま議事録にできるのでしょうか。

読みにくいのは、文が切れていないから

出力は、発言ごとに一行ずつ並んでいました。その行を数えるとこうなります(字数は空白と改行を除いて数えています。この記事の字数はすべてこの数え方です)。

  • 発言の行: 87。どの発言にも、すぐ上の行に「発話者1」「発話者2」のラベルと時刻が付いていました
  • 「。」を含む発言の行: 8 / 「、」を含む発言の行: 4
  • 一行の長さ: 最長425字・最短1字。87の発言で合わせて5,067字

いちばん長い425字は、句点も改行もないまま一行に入っていました。文章ではなく、音をそのまま文字に置き換えたものが出てくる、と言ったほうが近いです。

だから誤変換を直しても、読みにくさは残ります。逆に言えば、やることは決まります——文を切って、話した人ごとにまとめ直す。そこはAIが速いところなので、Galaxyの文字起こしは完成品ではなく素材として渡すほうが早い、というのが当サイトの立場です(精度そのものへの評価と、設定で直せる4点はGalaxyの文字起こしは精度が悪い? 諦める前に確かめる4点にまとめてあります。文字起こしのボタンを押しても何も出てこない日は、たいてい録音モードが「インタビュー」です——公式が「『標準』の設定でご利用ください」と条件を書いているところです)。

いちばん速いのは、スマホの中で終わらせること

PCに送りたくなりますが、今日ぶんを片づけたいなら、スマホの中で終わるほうが速いです。文字起こしの画面からテキストをコピーして、ChatGPTなどのアプリに貼る。それだけです。

PCに持っていくと、文字コードで一回つまずきます。当サイトが数えた出力はUTF-16で保存されていて、UTF-8として読もうとしたら失敗し、Windowsの日本語の既定(cp932)でも失敗しました。メモ帳やエディタなら自動で開けることが多いのですが、表計算ソフトやツールにそのまま入れると文字化けします。直し方は、エディタで開いてUTF-8で保存し直すだけ。難しくはないけれど、今日のぶんを終わらせたい日には、ただの回り道です。

量の見当も付けておきます。この出力は、ラベルも時刻もふくめて全部で6,200字。そのうち、話した言葉そのものが5,067字でした。22.1分で5,067字なので、一分あたり230字くらい。この密度のままなら、一時間の打合せで一万四千字くらいになります。

  • 6,200字と5,067字は数えた値です。一万四千字は掛け算した見当で、測った値ではありません
  • 「貼れば一回で通る」とは書けません。当サイトはこの文字起こしをAIに渡しておらず、通したことがないからです

貼ったあとに添える一文

当サイト運営者が毎日の運用で使っている言葉を、そのまま置きます。

以下は会議録音の自動文字起こしで、誤変換を含みます。文脈から修正したうえで、①決定事項 ②宿題(担当者つき) ③次回までの論点、の3項目で議事録にしてください

毎日これで回している人が居る、というのが当サイトの言える全部です。「この一文でいい議事録が出ます」とは書けません。中身を読まないと決めているので、渡して見比べたことがないからです。

ここまでで、今日のぶんは終わります

録音モードを見て、いちばん上の時刻を見て、コピーして貼って、上の一文を添える。これで一回ぶんの議事録はできます。ここで足りる方は、ここで閉じて大丈夫です。ただし一回だけの方も、閉じる前に出てきた議事録の検品三点だけは見ておいてください。下の三手と四か所は繰り返す方向けですが、検品は一回目から効きます。

ここから先は、来週も来月も同じことをやる方のための話です。毎回スマホでコピーして貼るのが面倒になって、PCで繰り返す形にしようとすると、この出力は四か所でつまずきました。渡す前に形を直す三手と、検品の三点と、つまずいた四か所を置いていきます。

渡す前に形を直す、三手

一 空行を落とす

行の内訳はこうなっていました。

  • 全部で263行。うち空行が88行(ファイルの末尾の改行まで1行と数えると264になります。スクリプトで数えるときに1行ずれるのはここです)
  • 空行を除くと175行。見出しが1行、ラベルが87行、発言が87行
  • ラベルの行と発言の行は、先頭の見出しをのぞいてきれいに交互

交互だったので、空行を落として二行ずつ組めば、ちょうど87組になります。組の数が合うかどうかは、落とす前に数えておくほうが安全です——ラベルと発言の対応が一つずれると、そこから先の「誰の発言か」が全部ずれます。

二 ラベルと発言を一行にまとめる

二行で来ているものを一行に組むと、そのままAIに渡せる形になります。字数はこうです。

形 字数(空白・改行を除く)
ラベルと発言を一行に組んだとき 6,183字
そこから時刻だけを落としたとき 5,415字
差 768字

時刻を残すかどうかは、議事録に「何分ごろの話か」を入れたいかで決まります。落としても減るのは八百字たらずなので、迷ったときは残すほうが無難です。落とすのは、あとからでもできます。

三 話者のラベルは消さない

「誰が言ったか」は、ラベルの側にしか残っていません。発言の本文には手がかりがないので、ラベルを落とすと復元できなくなります。

  • ラベルは87行すべてに付いていました。付いたり付かなかったりではありません
  • 内訳は、発話者1が39回・発話者2が36回・発話者3が12回
  • 時刻はラベルの行に例外なく付いていて、先頭から最後まで戻る所が一つもありません

(この形を全数で測った記事はGalaxyの文字起こしは「発話者1」を付ける——76分を実測です。Samsung公式にも検索上位13件にも、話者を区別するという記載はありません。)

そして渡すときは、名前を当てさせないほうが安全です。「発話者1のままにしておいてください」と一行足すだけです。

話者を残すときに、そのまま貼る分

上に置いた一文に、二行だけ足した形です。足した二行は、ここまでに数えたこと——ラベルが87行すべてに付いていたことと、誰が話したかの手がかりが本文側に無いこと——の二つから決めました。

以下は会議録音の自動文字起こしで、誤変換を含みます。文脈から修正したうえで、①決定事項 ②宿題(担当者つき) ③次回までの論点、の3項目で議事録にしてください。

行頭の「発話者1」「発話者2」は、話した人の区別です。実際の名前は分からないので、発話者1・発話者2のまま残してください。名前や役職を推測して埋めないでください。

各項目には、その根拠になった発言の時刻を添えてください。時刻が無い項目は、時刻なしと書いてください。

三行目を足しているのは、あとで録音を聞き直すときに、頭から探さなくて済むからです。文字起こしの側に時刻がぜんぶ残っているので、使わないと損だと思います。

これはやって比べた結果ではなく、数えた形から決めた約束ごとです。当サイトはこの文字起こしをAIに渡していないので、出来のよさは測っていません。

出てきた議事録を、三点だけ検品する

  1. 先頭の時刻と、録音の長さが合っているか。合っていなければ、入っていない時間ぶんの議事録が無いということです
  2. 話した人が三人なら、議事録の中にも三人ぶんの区別が残っているか
  3. 固有名詞と数字。ここだけは録音を聞いて確かめるしかありません

三点目だけ、理由を書きます。固有名詞が崩れるのは、Galaxyを毎日使っている運営者の実感です(精度の記事に書いています)。崩れた固有名詞をAIに渡すと、文脈から何かに直してくれます。そして、直った形はきれいに読めるので、合っているのか間違っているのかが、読んでも分からない。ここが怖いところです。

同じ素材でつまずいた、四か所

一 UTF-8で開けない

  • UTF-8として読もうとして失敗。Windowsの日本語の既定(cp932)でも失敗
  • 先頭にUTF-16の印(BOM)が付いていて、UTF-16として読むと通りました
  • これは2026年10月14日に当サイトがもう一度やって、同じ結果になっています

二 「。」で切る作りが成り立たない

発言の87行を「。」で切ってみると、かたまりは11個になりました。87の発言が11個にまとまってしまいます。文ごとに処理する作りにすると、ここで崩れます。

句点を含む行が8行しかないので、当たり前ではあります。ただ、「文字起こしなんだから文で切れるだろう」と思って書いてしまうと、エラーは出ません。動いているように見えて、中身だけが混ざります。

三 時刻の桁が、同じファイルの中で変わる

  • 一時間を超える行は「時:分:秒」。超えない行は「分:秒」
  • 内訳は、時:分:秒が53行・分:秒が34行
  • 目で読むぶんには困りませんが、時刻で並べ替えたり、範囲で切ったりすると崩れます

四 録音の全部が入っているとは限らない

冒頭に書いたとおりです。76.1分の録音に対して、テキストは22.1分ぶんでした。自動で回す形にすると、ここは誰も見ません。先頭の時刻と録音の長さを比べる一行を、最初に入れておくほうが安全です。

ついでに、要約のほうの話

文字起こしと要約は別の機能で、公式の注も別に書かれています。要約だけが薄いと感じるなら、直す場所が違います。

  • 要約はSamsungアカウントへのログインが必要
  • 「録音が短い場合、要約することはできません」と公式に書かれています
  • 「AIの性質上、結果および品質は毎回異なる場合があります」という注は、要約の章のものです(文字起こしの章の注ではありません)
  • だから要約が薄い日は、もう一度かけ直す価値があります

(出どころはいずれもSamsung公式サポート「(GalaxyAI機能) 文字起こしアシストを使用する方法」・最新アップデート日2026年9月10日。2026年10月14日に当サイトで確認しました。)

この手順が使えないのは、どういう人か

冒頭に書いたとおり、ここまでは「Galaxy本体で録った録音」の話です。手元にある別の録音ファイル(PCに入っている音声、他のアプリで録ったもの)をGalaxyに通せるかは、公式に記載がなく、当サイトも試していません。そこが要件なら、この手順は出発点にできません。

その場合は、ファイルの取り込みを最初から前提にした道具を見ることになります。ただし無料枠でどこまで確かめられるかは、先に知っておいたほうが無駄がありません。当サイトが公式ページで確認しているうち、話者識別をフリープランでも使えると公式が明記しているのはNottaですが、フリープランの文字起こしは月120分・1回につき3分までで、この3分は、その場で録るぶんにも、手元のファイルを取り込むぶんにも同じように掛かります(公式ヘルプと料金ページFAQ・いずれも英語版を2026年10月13日に確認)。今回のような76分の録音は、無料では通りません。

▼Notta公式サイトでフリープランを見る

Nottaの料金・無料枠を公式で見る

※申込と契約の管理はPCのWeb版から行うのが確実です(スマホのアプリから申し込むとApple ID・Google Play経由の課金になり、解約の手順も変わります。2026年9月30日に公式の料金ページで確認)

当サイトはNottaを実機で精度検証していません。上の数字は公式ページの記載を確認しただけのものです。無料枠の実数はAI文字起こしの無料枠、実際どこまで(確認日つき)に、契約前に見ておく点はNottaの料金を深掘りにまとめてあります。Galaxyで録れている人は、ここにお金を出す理由がありません——上の手順は全部0円で終わります。

読者結局、毎回やることは?
編集部①録音モードが「標準」か見る ②文字起こしを出したら、いちばん上の時刻を見る ③コピーして、AIのアプリに貼る ④上の一文を添える ⑤出てきたものを三点だけ検品する。繰り返す人だけが、三手(空行・一行化・ラベル保持)まで行けば足ります。

数えていないこと(そのまま残します)

  • 誤変換が何か所あるか。中身を読んでいないので、一つも数えていません
  • 出てきた議事録の出来。渡していないので分かりません
  • ほかの端末、ほかの録音モードでどうなるか。手元にあるのは一つだけです
  • 話者のラベルが付く端末と付かない端末があるようですが、何が分けているのかは分かっていません。公式にも書かれていません
  • 外から持ってきた音声ファイルをGalaxyに通せるか。公式に記載がなく、当サイトも試していません

最後にひとつだけ。あなたのGalaxyで一分だけ録って、文字起こしをタップしたとき、行頭に「発話者1」は付きますか。

付けば、あなたの端末では誰が言ったかが残ります。付かなければ、三手のうち三つめは要りません。それは一分で分かります。

この記事の数字は、運営者のGalaxy実機(モデルコードSC-55F)で録った76.1分の打合せ1本と、Galaxyが出力した文字起こしテキスト1本を、形式の面だけ全数で数えたものです(2026年9月14日に取得・2026年10月14日に数え直して同じ結果)。録音の中身(誰が何を話したか)は読んでいません。字数はすべて空白と改行を除いた数え方です。Samsung公式の記載は「(GalaxyAI機能) 文字起こしアシストを使用する方法」(最新アップデート日2026年9月10日)を2026年10月14日に確認。Nottaの無料枠は公式ヘルプおよび料金ページFAQ(英語版)を2026年10月13日に確認したもので、当サイトはNottaを実機で精度検証していません。機能仕様は機種・OSバージョン・地域で異なる場合があります。本記事のリンクには広告(PR)が含まれます。

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