ブラウザの無料の録音サイト4つはどれも0円。長い1本は、サイト自身が短く区切るよう書いている

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アプリは入れたくない。入れられないパソコンかもしれない。それでも今日、講義か打ち合わせか、自分の思いつきを録りたい。検索すると「無料オンラインボイスレコーダー」がずらりと出てきて、どれも「完全に無料」と書いてある。

結論: 上位に出てくる Online Voice Recorder・voice-recorder.io・Wave・textfromtospeech.com の4つを開いたところ、録音そのものは4つとも0円でした(2026年11月1日に各サイトの本文を取得して確認)。分かれるのは「どれくらい長く録れるか」で、そこに触れている2サイトは、逆のことを書いています。
最初の一歩(0円・録音ボタンを押す前に終わる): 開いたサイトで、録音ボタンより先に「料金」と「広告を削除」がどこにあるかを見てください。無いサイトもあります。あったサイトは、録音は0円で、売っているのはその次の段です。見るだけなので、何も起きません。

この記事の立場: 無料の録音サイトに順位をつけません。並べるのは、各サイトが自分のページに書いた文だけです。使い勝手は当サイトでは測っていないので、書きません。

▼ もう録れていて、そのファイルを文字にしたい人は、ここから飛んでください → 6. 録れたあと、文字にする段から値段がつく(0円の道が先、有料は1つの条件だけ)

1. 「ブラウザで録音できる」は本当だった——4サイトで同じだったこと

2026年11月1日に、Yahoo!検索で「ボイスメモ 無料 サイト」の上位に出た録音サイトのうち、本文が取れた4つ(Online Voice Recorder/voice-recorder.io/Wave/textfromtospeech.com)のページを取得しました。4つとも共通していたのは、次の3つです。

  • インストールも登録も不要と書いてある。ブラウザを開いてマイクの使用を許可すれば録音が始まる
  • 録音を音声ファイルとしてダウンロードできると書いてある
  • 「音声はサーバーにアップロードされない/端末の中で処理される」と、4つとも自分で書いている(原文は8章)

ここまでは、どのサイトを選んでも同じです。では、1時間の会議を1本で録れるのか。ここから書いてあることが割れます。

2. 「何分まで録れるか」は、サイト同士で逆のことが書いてある

4サイトのうち、録音できる長さに触れていたのは2サイトだけでした。その2つが言っていることは、こうです。

  • voice-recorder.io(2026年11月1日確認):「数分程度の短いテイクで録画し、定期的にダウンロード/エクスポートしてください。長時間連続録画するとブラウザのメモリが消費され、保存に失敗する可能性があります」——自分のページに、警告のマークを付けて書いています
  • Wave(同日確認):「はい、完全に無料です。アカウントも透かしも時間制限も、登録も必要ありません」

残りの2サイトには、長さについての記載が見当たりませんでした。つまり「ブラウザで何時間録れるか」に、共通の答えはありません。片方は「数分ずつにしろ」と書き、片方は「制限なし」と書いている。そして「制限なし」は「失敗しない」とは別のことです。

1時間の会議を1本で落としたくない人にとって、ここは選び方より先に効きます。先に進む前にもう1つ、「完全に無料」の読み方を書きます。

3. 「完全に無料です」の同じ画面に、課金の入口がある

Online Voice Recorder のページには、こう書いてあります(2026年11月1日確認)。「Voice Recorder は完全に無料です。隠蔽された支払い、アクティベーション料、または追加機能に対する課金は発生しません。」

同じ画面の上のほうに、「広告を削除」というボタンが並んでいます。運営元(123apps)の料金ページを同じ日に開くと、こうです。

項目 無料 プレミアム
月あたり ¥0 ¥690(年払いで20%引き)
広告 はい いいえ
スピード 速い より高速
最大ファイルサイズ 10 GB 10 GB
1日あたりのファイル 無制限 無制限

この表の上には「すべてのツールは無料で利用できますが、ファイルサイズや1日に実行できる処理回数に制限があります」と書かれています。ところが同じページの表では、最大ファイルサイズも1日あたりのファイル数も、無料と有料で同じ数字です。冒頭の文が言う「制限」が、表のどこにあるのかは分かりませんでした。

Wave も、ヘッダーに「料金」があり、よくある質問では「テキストが必要なら Wave にアップロードしてください」と自社のサービスへ案内しています。つまり「無料」は録音の値段で、そのサイトで売っている物の値段ではありません。読む場所は、録音ボタンではなく、同じ画面の「料金」と「広告を削除」です。

4. 保存される形式がサイトごとに違う(あとで困るのはここ)

録れたファイルの形式は、4サイトで揃っていませんでした(すべて2026年11月1日確認)。

  • Online Voice Recorder: mp3
  • voice-recorder.io: MP3(既定)・Opus(WebM)・WAV から選べる
  • Wave: WebM(Opus音声)。ただし「SafariはMP4/M4Aで録音します」と書いてある
  • textfromtospeech.com: WAV

あとで文字起こしに渡すつもりなら、ここを先に見ておくほうが早い。渡す先が受け取る形式に入っていなければ、変換の手が1つ増えます。

5. 長い1本を落としたくないなら、ブラウザは向かない

2章のとおり、ブラウザ録音は「長時間は自分で止めてくれ」と書いているサイトがあります。1時間の講義や面談を1本で残したい人の0円の道は、ブラウザの外にあります。

  • Windowsのパソコン: 標準の「サウンド レコーダー」が最初から入っています。Microsoft公式は「サウンド レコーダーは、録音ファイルごとに最大 3 時間のオーディオを録音できるアプリです」と書いています(2026年11月1日に当方で再確認)。同じページに「アプリをアンインストールした場合、録音は削除されます」ともあるので、録れたら書き出してください(ボイスメモは無料でダウンロードできるの5章)
  • iPhone・iPad: 「ボイスメモ」。Apple公式のガイドに録音時間の上限は書かれていません(何分まで録れるかを自分の端末で出す手順)
  • 機械を1台ぶん分ける: 録音だけの機械なら、ブラウザのメモリもバッテリーも関係ありません(ICレコーダーで録った音声を無料で文字起こしする)

ここまで全部、録音には1円もかかりません。費用の話が出てくるのは、録れたファイルを文字にするところからです。

無料の範囲で終わらせたい人は、まず当サイトの0円の手順のほうが近道です(Windowsで音声ファイルを無料で文字起こしする/iPadの文字起こしは無料でどこまでできるか)。専用ツールの無料プランは、1本まるごとには足りないことが多いからです。たとえばNottaの無料プランは月120分・1回の文字起こしが3分まで(当サイトが2026年10月13日に公式ヘルプと料金ページで確認した時点)で、30分の会議は1本で残せません。

有料を考える理由になるのは1つだけです。「1時間の会議を1本まるごと、日本語の整形済みテキストで欲しい」とき。それ以外なら、上の0円の道で足ります。

▼無料プランは月120分・1回3分まで(2026年10月13日確認)——今のプランを公式サイトで確かめる

Nottaの今の料金を公式サイトで見る

※契約・解約の管理はPCのWeb版から行うのが確実です(アプリ内課金はストア経由の管理になり、解約手順が変わります)。無料トライアルは期間終了後に自動課金される形なので、試す日に解約期限をカレンダーへ入れてください。

7. 確認できなかったこと

  • 録音が本当にサーバーへ上がらないか。4サイトとも「アップロードしない」「端末の中で処理する」と書いていますが、当サイトは通信を見て検証していません。書いてある文を確認しただけです。会議の音声を社外のサイトで扱っていいかは、勤め先の決まりで決まります。この記事は判断しません
  • happyscribe の「無料オンラインボイスレコーダー」のページ。当方の取得口ではCloudflareの確認画面が出て本文が1文字も取れませんでした(2026年11月1日)。4サイトに入れていません
  • textfromtospeech.com の有料プランの有無。ヘッダーに「サインイン/サインアップ」はありますが、料金ページを確認できていません
  • voice-recorder.io の料金。ページ内に料金の記載が見当たりませんでした。「無料と書いてある」ではなく「値段の記載が無い」です
  • 123apps の料金ページが言う「制限」の中身。冒頭の文と表が食い違っていて、どちらが現行かを当方では判定できません
  • Online Voice Recorder のマイク設定の説明。同ページには「標準の Adobe Flash Player ツールを使用してマイクの設定を調整可能です」と書かれたままでした。当方はこの記述の扱いを判定していません(そのまま写します)
  • どのサイトが使いやすいか・音がいいか。当サイトは実際に録って比べていません

8. 確認日と出典

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今夜できること: 録音サイトを開く前に、その画面の「料金」と「広告を削除」がどこにあるかだけ見てください。無いサイトもあります。あったサイトは、録音は0円で、売っているのはその次の段です。見るだけなので0円で、録る前に終わります。

仕様・料金・保存形式は変更される場合があります。利用前に必ず各サイトの表示でご確認ください。本記事のリンクには広告(PR)が含まれます。

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