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撮ろうとした瞬間に「iPhoneのストレージがいっぱいです」が出て、シャッターが切れない。目の前の物は待ってくれないので、とりあえず古い写真を何枚か消して、また撮る。これを毎月やっている人へ。
この記事の立場: 「不要な写真を削除しましょう」とは書きません。写真が撮れなくなった人が検索しているのは、消し方ではなく、消さずに済む方法だからです。Appleが公式ページに書いた文と、当サイトが公式ページで確認した値段だけを置きます。確認していないことは、確認していないと書きます。
1. 消す前に、何がいっぱいなのかを見る
「ストレージがいっぱいです」は、写真が多いという意味とは限りません。動画1本が写真数百枚ぶんのこともあれば、アプリの中にたまった物のこともあります。だから最初は見るだけです。
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」。上の棒が色分けされていて、「写真」の色がどれくらいかが分かります。写真が半分以上なら、この記事の順番がそのまま効きます。写真が小さくて別の色が大きいなら、そのアプリの名前をタップして中身を見るほうが早い。
ここで1つ、やらなくていいことがあります。キャッシュを消すアプリを入れることです。Apple公式は「キャッシュファイルと一時ファイルは、容量を解放するために自動的に削除されるため、手動で削除する必要はありません」と書いています(同ページ)。空きを作るためにアプリを足すと、そのアプリぶん減ります。
2. 消したつもりで、まだ残っている写真を出す
毎月何枚か消している人ほど、ここが効きます。iPhoneで写真を消しても、その場では消えていません。Apple公式の書き方では、削除した写真やビデオは30日以内なら「最近削除した項目」から復元できる(Apple サポート「Apple製デバイスでiCloudストレージを管理する」・2026年9月23日公開・当サイトが2026年11月1日に確認)。つまり消した写真は、30日のあいだ、別のアルバムに居ます。
「写真」アプリ →「アルバム」→ 下のほうの「最近削除した項目」。ここにある枚数が、あなたがこの1か月で消した枚数です。開いて、もう要らないと分かっている物を「すべて削除」する。
これは「消す」ではなく、自分がもう消したと思っていた物を、本当に消すだけです。30秒で終わって、上の棒がどれだけ動くかで、効いたかどうかがその場で分かります。
3. 本体に原寸で持っている写真を、軽くする
iCloud写真を使っている人は、ここで一気に空きます。使っていない人は、この節は飛ばして次へ。
「設定」→ いちばん上の自分の名前 →「iCloud」→「写真」。ここに「iPhoneのストレージを最適化」という項目があります。Apple公式はこう書いています。「デバイスの容量を節約するには、「iPhoneのストレージを最適化」がオンになっていることを確認します」(Apple サポート「写真とビデオのストレージを管理する」・2026年10月2日公開・当サイトが2026年11月1日に確認)。
オンにすると、原寸の写真はiCloud側に置かれ、本体には画面で見るぶんの軽い版が残ります。見た目は変わりません。拡大したり送ったりするときに、原寸を取りに行きます(Wi-Fiか、モバイル通信で)。
ここで気をつける所が1つ。iCloudの容量のほうが先にいっぱいになっていると、この仕組みは動きません。iCloudの無料ぶんは5GBで、写真を日常的に撮る人はだいたい超えています。そして公式はこう書いています。「iCloudストレージの上限を超えた場合は、削除した写真やビデオはデバイスからただちに削除され、「最近削除した項目」からも復元できなくなります」(同「Apple製デバイスでiCloudストレージを管理する」)。2番の30日の猶予が、ここでは無くなります。消す前に、iCloud側がいっぱいかどうかを先に見てください。
ここまでで足りないとき。買えば終わる物は2つ
1〜3をやっても棒が赤いままなら、写真の量そのものが本体より大きい、という答えです。消すか、置き場所を増やすかの2択で、置き場所を増やすほうが安くて早い。
1つ目は、iCloudの棚を借りる。月額で、Apple公式の料金ページ(2026年9月29日公開・当サイトが2026年11月1日に確認)では、50GBが月180円、200GBが月540円、2TBが月1,800円です。50GBで足りるかは、1番で見た「写真」のGB数と比べれば分かります。写真のGB数より大きい棚を選べば、3番の「最適化」が動いて本体が空きます。解約はいつでもできて、解約した月に請求が止まる形かどうかは、契約画面で確認してください(当サイトは確認していません)。
2つ目は、差し込んで写真を逃がす物を買う。月額を払いたくない人はこちらです。iPhoneの差し込み口(お使いの機種がLightningかUSB-Cか)に合う外付けのメモリに、写真アプリから直接コピーできます。1回買えば終わりで、月額はありません。ただし、差し込む物の中に写真があるだけでは本体は空きません。コピーしたあとで、本体側の写真を消す手が要ります。消す前に、差し込んだ側で開けるかを1枚だけ確かめてください。
▼月額なしで写真の置き場所を増やしたいとき
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- 「最近削除した項目」を空にしたとき、本体の空きが何GB戻るか。消した枚数と動画の有無で変わるので、当サイトは数字を書いていません。上の棒を見て、自分の端末で確かめてください
- 「iPhoneのストレージを最適化」をオンにしてから、本体が軽くなるまでの時間。公式ページに時間の記載は見つけられませんでした。Wi-Fiにつないで一晩置く、という書き方が多いですが、当サイトは測っていません
- 外付けメモリの読み書きの速さや、どの機種でどれが使えるか。当サイトは実機で試していません。買う前に、販売ページの対応機種を見てください
- iCloud+の解約の締めがいつか。契約画面の記載を確認してください
最後にひとつだけ。いま「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開いて、写真の色が何GBか見てください。その数字より大きい棚を選ぶか、その数字ぶんを差し込む物に逃がすか。どちらにしても、思い出の写真を1枚ずつ選んで消す夜は、今日で終わります。
この記事のAppleの記載は、Apple サポート「iPhoneやiPadのストレージを確認する方法」(2026年10月13日公開)、「写真とビデオのストレージを管理する」(2026年10月2日公開)、「Apple製デバイスでiCloudストレージを管理する」(2026年9月23日公開)、「iCloud+のプランと料金」(2026年9月29日公開)を、2026年11月1日に取得して確認したものです。料金は税込の表示をそのまま写しました。画面の名称はiOSのバージョンで異なる場合があります。本記事のリンクには広告(PR)が含まれる場合があります。