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原因は会議の「話し言葉」が英語のまま始まったことです。直せるのは4つの立場の人だけ——公式に「開催者、共同開催者、トランスクリプトのイニシエーター、または文字起こしを有効にした機能のイニシエーター」と書かれています。自分の画面だけ日本語にする設定はありません。
Googleのサジェストには「teams 文字起こし 英語になる」「英語を日本語に」「英語から日本語 後から」「録画 文字起こし 英語になる」が並んでいます(2026年10月16日実測)。この記事はMicrosoft公式サポートのライブ トランスクリプト・ライブ キャプションの各ページと、公式のプラン比較ページを2026年10月16日に取得して確認しました。
原因は1つ。アプリの表示言語でも、アカウントの優先言語でもない
文字起こしの精度を確保するには、会議の話し言葉が全員が話している言語を反映していることを確認します。
「話し言葉」は会議ごとの設定で、Teamsのメニューが日本語かどうかとは無関係です。公式の手順では、文字起こしを始めるときに「会議の全員が話している言語を確認します」→[確認]という画面が出ます。ここが英語のまま[確認]を押された会議が、英語で記録されます。さらに録画を始めただけで文字起こしも動き出すので(公式に「会議を記録すると、文字起こしが自動的に開始されます」)、自動で始まったぶんは、この確認画面を誰も見ていません。
では、誰が直せるのか。ここが実際のつまずきどころです。
直せるのは4つの立場だけ。頼む側になることがある
会議の開催者、共同開催者、トランスクリプトのイニシエーター、または文字起こしを有効にした機能のイニシエーターは、いつでも会議の話し言葉にアクセスできます。
「イニシエーター」は公式の日本語ページでそのまま使われている語です(=その文字起こしを始めた人、と読めます)。この4つに当てはまらない参加者は、会議中に話し言葉へアクセスできません。公式の条件は「他の参加者が会議の話し言葉にアクセスするには、文字起こしをオフにする必要があります」——止めないと触れず、止めればその間の記録が途切れます。だから現実的な手は「4つの立場の誰かに頼む」です。
当てはまる人の手順は、公式ではこうです。
- 会議コントロールの[その他のアクション]→[レコーディングと文字起こし]
- [トランスクリプトの表示]を選ぶ
- トランスクリプト ウィンドウで[言語設定]
- [この会議で話している言語]で日本語 (日本)を選ぶ(公式の対応言語一覧に入っています)
- [更新]を選ぶ
Teamsが言語の不一致を自分で検出すると、上の4つの立場の人に[設定](手で選ぶ)か[はい、変更します](検出した言語に即変える)が出ます。検出された言語が日本語でなければ、[はい、変更します]は押さないでください。
直したあと、2つだけ戻らないものがあります。
直しても戻らないもの2つ
| 戻らないもの | 公式の根拠 |
|---|---|
| 変更前に英語で記録された行 | さかのぼる手順は公式に書かれていません(文字起こしが途中からしか無いときと同じ構造です) |
| 他の参加者の表示。自分だけ日本語にはできません | 「話し言葉の設定を変更すると、すべてのユーザーのトランスクリプトとキャプションの言語が変更されます」 |
2つめは、英語話者が混ざった会議では相手の画面も変わるということです。変える前にひと言伝えたほうが安全です。
では、お金を払えば自分の画面だけ日本語にできるのか。ここに落とし穴があります。
課金して翻訳しても、保存される記録は英語のまま
Teamsにはライブ翻訳文字起こしがあり、公式に「ライブ翻訳文字起こしは、Teams Premium の一部として利用できます」と書かれています(追加のライセンスです)。自分の画面に日本語で出す、という点では希望どおりに見えます。ただし公式の注記がこうです。
過去の翻訳されたトランスクリプトは保存されません。 元のトランスクリプトのみが保存されます。
残すなら、話し言葉そのものを日本語に直すしかありません。そして、直そうとしても日本語が出てこない場合があります。
そもそも設定で直せない人がいる(プランとアカウントの種類)
公式のプラン比較ページの「ライブ キャプション」の欄は、プランで分かれています。
| プラン | ライブ キャプション |
|---|---|
| Microsoft 365 Business Basic / Business Standard | 30 以上の言語 |
| Microsoft Teams Essentials | 英語のみ |
同じページの脚注が、分かれ目をはっきり書いています。
ライブ キャプションは、Microsoft アカウントの ID では英語で利用でき、Microsoft Entra の ID ではその他の 30 以上の言語でも利用できます。
=個人のMicrosoftアカウントで入っているなら、キャプションは英語の側です。設定を探して直せるものではありません。「言語設定を開いたのに日本語が選べない」人は、まず自分がどちらのIDで入っているかを見てください(職場・学校のアカウントなら Microsoft Entra の ID です)。なおこの脚注はライブ キャプションについての記載で、トランスクリプト側に同じ線があると明記したページは見つけていません。
プランやIDの側で止まっているなら、Teamsの中に打てる手は残っていません。残る道は、Teamsの外で日本語の記録を作ることです。会議の録画を日本語で文字起こしするサービスに読み込ませれば、Teamsの言語設定とは無関係に日本語のテキストが手に入ります。
無料枠の実数を1つ。Nottaのフリープランは月120分・1回につき3分までです(2026年10月16日に公式料金ページで確認)。=1時間の会議をまるごと通すには足りません。無料で確かめられるのは「自分たちの声で精度が足りるか」までです(有料の金額は公式の料金ページでご確認ください)。当サイトはTeamsの有料ライセンスもNottaの有料プランも契約しておらず、精度の比較は行っていません。
※下のツールの注意: 成果の対象になるのはPCのWeb版での決済(プレミアムプランおよびビジネスプラン)のみです。スマホでこの記事をご覧の方は、必ずPCを開いてから下記よりお手続きください(スマホ・アプリからの申し込みは対象外です)。
会議が終わってから英語だと気づいたとき
公式に書かれているのは「手で直す」ほうです。開催者は、録画がOneDriveまたはSharePointにアップロードされたあとに、ブラウザのプレーヤーページでトランスクリプトの行を[編集]してテキストを変更できます。英語の行を日本語に自動で作り直す手順は、公式サポートのページには見つかりませんでした。
一方Microsoft Q&Aには、録画を使って日本語で作り直す手順が投稿されています——ブラウザでビデオを開き、[ビデオ設定]→[トランスクリプトとキャプション]で既存のトランスクリプトを削除すると[生成]が出るので、言語に日本語を選んで生成する、というものです。これはコミュニティ回答で、公式サポート記事の手順ではありません(2024年4月の投稿。100人以上が「役に立った」と投票し、同じ質問は「300+」と表示されています。2026年10月16日確認)。当サイトでは実行して確かめていません。
どちらにしても、先に見るのは「録画が残っているか」です。録画が無く英語のトランスクリプトだけが残っているなら、作り直す材料である音声がありません。Teamsの録画には有効期限があり、期限を過ぎると消えます(Teamsの録画が期限切れになったとき)。気づいた日が遅いほど、打てる手が減ります。
Teamsの文字起こしが無料でどこまで使えるかはTeamsの文字起こしは無料で使えるのか、記録していることが相手に伝わるかはTeamsの文字起こしは相手に分かるにまとめてあります。Zoomで同じことが起きている方はZoomの文字起こしが英語になるのは不具合ではないをどうぞ(Zoomは参加者が自分で直せる点がTeamsと違います)。
出典
- Microsoft Teams 会議でライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする(Microsoft公式サポート、2026年10月16日確認)
- Microsoft Teams 会議でライブ キャプションを使用する(Microsoft公式サポート、2026年10月16日確認)
- Microsoft Teams で会議のトランスクリプトを編集または削除する(Microsoft公式サポート、2026年10月16日確認)
- Microsoft Teams のプランを比較する(Microsoft公式、2026年10月16日確認)
- 録音済みのTeams会議のトランスクリプトの言語を変更する(Microsoft Q&A・コミュニティ回答、2026年10月16日確認)
- Teams会議の自動レコーディング時のトランスクリプトの言語(Microsoft Q&A、2026年10月16日確認。「同じ質問 (700+)」の表示はこのページ)
- Notta 料金プラン(2026年10月16日確認)