分かります。Microsoft公式に「すべての参加者に、会議のトランクリプションが行われていることが通知されます」と書かれています。隠せるのは自分の名前だけで、文字起こしそのものは隠せません。
Googleのサジェストには「teams 文字起こし 相手にわかる」「バレずに」「自分だけ」「主催者以外」が並んでいます(2026年10月13日実測)。この記事はMicrosoft公式の3ページを2026年10月13日に取得して確認しました。
通知は出ます。例外は書かれていません
公式の一文がそのまま答えです。
すべての参加者に、会議のトランクリプションが行われていることが通知されます。参加者は、会議のキャプションとトランスクリプトで自分の ID を非表示にすることを選択できます。
(「トランクリプション」は公式ページの表記のままです。)
検索するとそういう方法を案内する記事が出てきますが、この記事は書きません。公式が通知を仕様として定めていて、さらにMicrosoftは「レコーディング/文字起こしに含める前に参加者に同意を求める」ポリシー設定まで用意しています。相手に知らせない前提で使う機能として設計されていません。
では、何なら隠せるのか。公式に手順がある範囲は1つだけです。
隠せるのは自分の名前だけ。しかも会議の前に設定する
公式の記述です。
会議にライブ キャプションや文字起こしが含まれている場合、Teams は発言内容とともに発表者を自動的に識別します。ライブ キャプション、ライブ文字起こし、会議後に利用できる保存済みの文字起こしで、名前を非表示にすることを選択できます。
そしてもう一文、「匿名で話したい会議の前にこれを行います」とあります。タイミングが決まっています。
手順は公式のとおりです。[その他のオプション]→[設定]→[アクセシビリティ]→[キャプションとトランスクリプト]で、[ライブ キャプションとライブ トランスクリプトで自分を自動的に識別する]のトグルをオフにします。
| やりたいこと | できるか |
|---|---|
| 文字起こしをしていることを相手に知られない | できない(全参加者に通知される) |
| 自分の名前を文字起こしに出さない | できる(会議の前に設定・保存済みの文字起こしにも効く) |
では、そもそも文字起こしのボタンが自分の画面に無い人はどうなのか。これは別の理由です。
ボタンが無いのは故障ではない。会社の設定です
Microsoft Learnに「管理者は、ポリシー設定を使用して、organization 内の会議や通話の便利な記録と文字起こしを管理できます」と書かれています。ポリシーは会議・イベント・1対1通話(PSTN含む)の3種類が別々で、公式はその食い違いの例まで挙げています——通話ポリシーだけ文字起こしをオフにして割り当てると、会議とイベントは既定でオンのグローバルポリシーが使われるので、1対1通話だけ文字起こしできない状態になるという例です。
つまり「Teamsでできること」は会社ごとに違います。自分の環境で使えない理由を調べるより、管理者に聞くほうが早いです。
通知される前提で、どう振る舞うか
通知は消せないので、そこを前提に組むしかありません。公式の事実から言える範囲で3つです。
- 会議の冒頭で一言告げる。通知は出るので、黙って始めるほうが気まずくなります
- 名前を出したくないなら、会議の前に非表示にしておく。始まってからでは間に合いません
- ボタンが無い・設定が分からないときは管理者に聞く。ポリシーは会議/イベント/通話で別々なので、自分では確かめられません
文字起こしが残ったあと、誰が読めてどこに保存されるかはTeamsの文字起こしが途中からしか無いときの表にまとめてあります(保存先は会議開催者のOneDrive for Business・開催者が削除するまで)。無料でどこまで使えるかはTeamsの文字起こしは無料で使えるのかへ。
出典
- Microsoft Teams 会議でライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする(Microsoft公式サポート、2026年10月13日確認)
- Microsoft Teams の会議のキャプションやトランスクリプトで自分の ID を非表示にする(Microsoft公式サポート、2026年10月13日確認)
- 概要 – Teams 会議、イベント、通話の記録と文字起こし(Microsoft Learn、2026年10月13日確認・ページ内表記で最終更新2026/08/20)