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Teamsを含む法人向けMicrosoft 365を職場で使っているなら、文字起こしは追加料金なしで使えます。ただし最安の「Teams Essentials」(月599円相当)は、ライブキャプションが「英語のみ」と公式の比較表に書かれています。
出典はMicrosoft公式のプラン比較ページと、公式サポート「Microsoft Teams 会議でライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする」で、2026年9月25日に取得して確認しました。当サイトはTeamsの有料ライセンスを契約して文字起こしを動かしてはいません。以下は公式ページの記載です。
「無料か」の答えは、プランと”アカウントの種類”で変わる
公式のプラン比較ページ(法人向け)で、「ライブ キャプション」の行はこうなっています(2026年9月25日取得)。
| プラン | ライブ キャプション |
|---|---|
| Microsoft 365 Business Standard / Business Basic | 30 以上の言語 |
| Microsoft Teams Essentials(月599円相当・年払い・税別) | 英語のみ |
同じページの脚注に、その理由が書かれています。
ライブ キャプションは、Microsoft アカウントの ID では英語で利用でき、Microsoft Entra の ID ではその他の 30 以上の言語でも利用できます。
つまり分かれ目はプラン名だけではなく、職場のアカウント(Microsoft Entra ID)で入っているかどうかです。Essentialsのプラン説明にも「チーム会議のレコーディング、文字起こしとライブ キャプション (英語) が使用可能」と、わざわざ(英語)と添えられています。
一方、「会議のレコーディングと文字起こし」の行は3プランとも「Teams を含むバージョンに含まれます」です。文字起こしそのものは追加料金ではありません。迷うとすれば、日本語の字幕が出るかどうかのほうです。
では、個人で使っている無料のTeamsはどうでしょうか。
個人の無料Teamsには、文字起こしの記載がありません
Microsoft公式の個人向けページに書かれているのは、ここまでです。
Microsoft Teams は個人で利用する場合は無料です。サブスクリプションは必要ありません。サインインすると、最大 60 分間のビデオ通話のスケジュール設定や通話への参加、チャット、ファイルや写真の共有、あらゆるプロジェクトでのコラボレーションができます。
60分という数字はありますが、文字起こしについては書かれていません。検索上位の解説記事は「無料版のTeamsでは利用できません」と書いていますが、当サイトはその記載を公式ページ上で確認できていません。「確認できなかった」と「存在しない」は別のことなので、そのまま書きます。
はっきりしているのは、職場のアカウントがある人は追加料金なしで使えるということです。次は、その人がいちばんつまずくところを見ます。
社外の人が入った会議では、見られる範囲が人によって違う
公式サポートの表を、そのまま整理するとこうなります(2026年9月25日取得)。
| 参加者 | 開始・停止 | 会議後に見る |
|---|---|---|
| 開催者 | できる | できる(ダウンロードも) |
| 同じ組織の人 | できる | 見られるがダウンロードは既定で不可 |
| 別のテナント(社外)のユーザー | できない | できない(会議中の表示のみ) |
| 匿名参加者 | できない | できない |
公式には「会議に電話をかける People はトランスクリプトを表示できません」とも書かれています。電話で参加した人の画面には出ません。
保存先も決まっています。「会議の Teams ライブ トランスクリプトは、会議開催者の OneDrive for Business に保存されます」。だから、自分が呼ばれた側の会議の記録は、自分の手元には残りません。
「途中で止まる」に、公式が答えている範囲
サジェストに「teams 文字起こし 途中で止まる」があります。公式に書いてあるのは次の3つです。
- 参加者が全員退出すると、自動的に停止します
- 停止できるのは開催者・共同開催者・発表者です(誰かが止めれば止まります)
- 話し言葉の設定を変えるにはいったん文字起こしをオフにする必要があります
さらに、料金でも設定でもない理由が1つ、公式ヘルプの最後に書かれています。
Microsoft は、過度の使用や不正を制限し、サービスのパフォーマンスを維持するために、合理的な通知をもって、トランスクリプションおよび翻訳サービスを制限する権利を有します。
ただし、あなたの環境で止まった原因がこれだとは言えません。公式は個別の不具合の原因を書いていないので、当サイトも断定しません。
では、どこから外の道具が要るのか
ここまでで、Teams標準で足りる人と足りない人が分かれます。足りないのは、次のどれかに当たる人です。
- 職場のアカウントが無い / 個人のMicrosoftアカウントで日本語の字幕がほしい — 公式の脚注どおりなら英語になります
- 社外として呼ばれた会議の記録を自分の手元に残したい — 別テナントのユーザーは会議後に見られない仕様です
- Teams以外も文字にしたい — 対面の打ち合わせ、Zoom、録音済みの音声ファイル
ここは正直に書きます。職場のMicrosoft 365がある人は、外の道具を足しても増えるものがほとんどありません。文字起こしは既に追加料金なしで付いていて、しかもBusiness Basic以上なら日本語を含む30以上の言語です。
外の道具が効くのは上の3つの条件に当たる場合です。たとえばNottaの無料プランは1か月120分・1回につき3分まで(2026年9月25日に公式の料金ページで確認)で、時間の長さで勝てるわけではありません。有料で比べる段になると、年払いのプレミアムが総額14,220円(税込)・月1,800分でした(同日確認)。当サイトは実際に契約して使ってはいませんので、使い心地については書きません。
▼プランと最新の無料枠を公式サイトで確認
料金の内訳はNottaの料金の記事に置いてあります。
よくある質問
Q. 相手に気づかれずに文字起こしできますか?
A. できません。公式サポートに「すべての参加者に、会議のトランクリプションが行われていることが通知されます」と書かれています(原文ママ)。参加者の側は、自分の名前を伏せる設定を選べます。
Q. 主催者以外でも文字起こしを始められますか?
A. 同じ組織の人なら開始できます(公式の表)。社外(別テナント)や匿名の参加者は開始できません。ただし開催者は、Teams PremiumとCopilotを使うと「開催者と共同開催者だけ」「誰も不可」に絞れると書かれています。
確認日
この記事の数字と引用は、2026年9月25日にMicrosoft公式の「Microsoft Teams のプランを比較する」ページ、公式サポート「Microsoft Teams 会議でライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする」、個人向けTeamsの公式ページを取得して確認したものです。Nottaの無料枠と年額は同日に公式料金ページで確認しました。
当サイトが確認できていないこと: ①Teamsの有料ライセンスを契約して文字起こしを動かしていません ②個人の無料Teamsで文字起こしができるかは、公式ページに記載が見つかりませんでした ③Teams Essentialsを職場アカウント(Entra ID)で契約した場合に30以上の言語になるのかは、脚注からの読みであって、そう明記したページは見つけていません ④管理者の設定で無効化されている場合の見え方。「確認できなかった」と「存在しない」は分けて書いています。
同じ形で、Wordの文字起こしは月300分という話と、Zoomの議事録は無料でも月3回使えるという話も公式を確認して書いています。