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会議を録ったソニーのレコーダーを手に持って、文字起こしのやり方を探しているところだと思います。メニューの中に「書き起こし用再生」を見つけた人もいるはずです。押しても文字は出てきません。
ソニーの現行ICレコーダー3機種の仕様表に、「文字起こし」の行はありません。公式の「書き起こし用再生」は、早送り・速度調節・頭出しの3つ。打つのは人間のままです。
最初の一歩は、録音ファイルを1本だけパソコンに移して、無料の文字起こしに通してみること。10分ぶんで、この先 自分で打つか機械に任せるかが決まります。
「書き起こし用再生」で変わるのは、再生のしかただけ
公式のヘルプガイドを2026年11月8日に読みました。「録音を書き起こす(書き起こし用再生)」の説明は、「早送り/早戻しして聞きたい箇所を探しながら再生することができます」。できることとして挙がっているのは3つです。
- DPC(速度調節):再生速度を変えて聞き取りやすくする
- イージーサーチ:聞きたいところをすばやく探す
- キュー・レビュー:ボタンを押したままで早戻し・早送り
同じページには、使えなくなる機能も3つ書いてあります。書き起こし用再生のあいだは再生モード・分割・A-Bリピートが働きません。聞き返しやすくするために、ほかの操作を止めているモードです。文字を作る機能ではなく、人が打つ速度に音を合わせる機能だと読めます。
パソコンのソフトも、打つ人のための道具でした
ソニーのICレコーダーに付いてくるパソコン用ソフト「Sound Organizer」の公式ページにも、同じ向きの説明が並んでいます。強力ノイズカットは「議事録などの作成時に聞きやすく再生でき便利」、DPCは「議事録作成の際に便利」。3つ目はキーボードのショートカットで、「書き起こしの際にキーボードだけで音声ファイルのコントロールができ便利です」と書かれています。
キーボードで操作するのは、打つ手を止めないためです。ソニーが用意しているのは、全部「自分で打つ人」向けの道具でした。現行3機種の仕様表(ICD-UX570Fシリーズ・ICD-TX660・ICD-PX470F)を11月8日に1枚ずつ見ても、文字起こしやテキストという行はありません。並んでいるのは録音形式、内蔵メモリー、最大録音時間、電池持続時間、ノイズカット機能です。
今日この1本を文字にするなら、やることは2つ
本体にその機能が無いので、文字にするのは録ったあとの作業になります。順番は2つだけです。
- レコーダーをパソコンにつないで、録音ファイル(MP3かWAV)をコピーする
- 無料で使える文字起こしに、そのファイルを入れる
無料でどこまで進めるかは、使うサービスで変わります。ICレコーダーの2時間録音を無料の文字起こしに通した記事では、文字になったのが先頭10分で止まりました。ブラウザだけで録音から文字まで済ませる道は無料の録音サイトを4つ読んだ記事に、iPhoneへ直接つなげない話はICレコーダーのUSBとiPhoneの記事にあります。
これで今日の1本は文字になります。ただし同じ条件で、次の会議でも同じ移し替えが来ます。週1回の会議なら年に50回、同じことをもう一度やる計算です。
次も文字にすると分かっているなら、録った時点で文字になる機械がある
失うのはお金ではなく時間と場面です。会議が終わってから録音を聞き返す1時間は、その日のうちには戻ってきません。売っている側の試算もあります。ソースネクストの公式ページは、1時間の会議の議事録づくりに約2時間かかるとして、年間360回なら576時間ぶんと置いています。時給2,000円で計算した自社算出の数字です。
録音したものがそのまま文字になる機械で、日本の会社が売っているのはオートメモです。2026年11月8日の公式価格と条件で、3つの道を並べます。
| 道 | はじめに払う額 | 毎回やること |
|---|---|---|
| いまのソニーのまま +無料の文字起こし |
0円 | パソコンにつなぐ→ファイルを探す→入れる→無料の上限で切れたら続きを自分で打つ |
| オートメモ S 社内AIのイチオシ |
19,800円 文字起こしは 毎月1時間まで無料 |
録って置くだけ。本体の画面で文字を読む |
| オートメモ S +プレミアム2年ぶん |
29,800円 | 同じ。文字起こしは月30時間まで |
価格は2026年11月8日の automemo.com の公式表示(税込)です。プレミアムプランは単品なら1,480円/月、年払い14,800円で月30時間まで。無料のお試しプランは毎月1時間までで、録音と再生そのものは無料です。
週に1回でも会議を文字にするなら、オートメモ Sです。19,800円を2年で割ると1日あたり27円。本体の画面で文字起こし結果を確認できるのは、公式の機能比較表でSだけになっています。13,860円のオートメモ Rも同じように文字にしてくれますが、読むのは手元のスマホかパソコンです。録ったその場で文字を見ない人なら、Rで足ります。
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公式ストアで買った本体は、購入後30日以内なら本体代金100%返金と公式に書いてあります。開封して使ったあとでも対象で、日本国内在住者向け・パッケージ一式の返送・送料元払い。アクセサリーと文字起こしプランは対象外です。合わなかったときに戻る金額が、ここで変わります。
どちらも今日いくらで出ているかは店で動きます。11月8日の楽天市場の棚から2台ぶん。
価格・在庫・写真は 2026-11-08 に楽天市場から取得したもので、毎日更新しています。最新は各商品ページで確認してください(PR)。
本体と文字起こし料金を足した総額はオートメモの料金を2階建てで見た記事に、日本製の表記そのものを探した結果はAIボイスレコーダーの「日本製」を探した記事にあります。
ソニーで買い替えるなら、今あるのは3機種のうち1つ
ソニーのICレコーダーの商品一覧を11月8日に見ると、ソニーストアで買えるのはICD-UX570Fシリーズだけでした。価格は15,400円から、税込で、メーカー保証は3年が付きます。ICD-TX660とICD-PX470Fのページには「本商品のソニーストアでの販売は終了しております」と出ています。
同じICD-UX570Fは通販の棚にも残っていますが、11月8日の楽天市場ではソニーストアの価格より高い値段が付いていました。ソニーで買い替えるなら、公式の値段を先に見るほうが安く済みます。そして買い替えても、文字起こしの行は増えません。乾電池で動くのがいい人はICD-PX470F、単4形2本でマイク録音が約40〜62時間です。
打つ速さを上げる道具だけが、10年ぶん置いてある
ソニーの公式に「書き起こし」の言葉は何度も出てきます。中身は、再生を遅くする、ノイズを削る、キーボードで止める。どれも人が打つことを前提にした改良です。文字を出す行は、現行3機種の仕様表に1つもありません。
録音機が良くなっても、打つのは人間のままだった。その前提を外した機械が2万円で売られている、というのが2026年11月8日の棚の形です。道具は、使う人が手を動かす限り、手を動かしやすい方向にしか進化しません。
確認日は2026年11月8日。読んだのは helpguide.sony.net の「録音を書き起こす(書き起こし用再生)」、sony.jp のSound Organizerの機能ページ・ICレコーダー商品一覧・ICD-UX570Fシリーズ/ICD-TX660/ICD-PX470Fの主な仕様、automemo.com の専用ボイスレコーダーのページです。価格・仕様は改定で動きます。