当サイトは主要AIツールの料金ページを毎日機械的に照合し、変化があれば公式ページを人が確認しています。8月は31日中27日分の実行記録(自動実行が不発だった4日は、差分方式のため翌日の実行が変化を回収)。8月後半に本格化したニュース監視は9日間で232件を確認し、読者に影響のある変化だけを記事に反映しました。この1か月で本当に動いたのは「AIレコーダーの新製品ラッシュ(5製品)」「無料枠の拡大と縮小」「PLAUDの20%OFFセール」の3つです。以下、確認日つきで10件にまとめます。
AIツールのニュースは毎日流れてきますが、「結局、自分の財布と使い方に関係があったのはどれか」は分かりにくいものです。この記事は当サイトの日次監視の記録から、2026年8月に実際に確認できた変化だけを10件に絞ってお届けする月次レポートです(今月から毎月1日に公開します)。本記事に広告リンクはありません。
① AIボイスレコーダーに新顔が5つ——1か月で「装着スタイル」が出そろった
8月の最大の動きです。据え置き型が主流だったこの分野に、身につける形の製品が一気に出ました。
| 製品 | 形/価格 | AI処理の料金 |
|---|---|---|
| SwitchBot AIマインドクリップ | クリップ型/19,980円(9/11まで16,980円) | 無料月300分、プレミアム月1,980円 |
| Comu Action Pro | スマホ背面型/通常39,800円 | 文字起こし・要約が無料・無制限 |
| GLIDiC AI +u Buds | イヤフォン型/29,800円 | アプリで文字起こし・要約(8/18発売) |
| Plaud One | イヤフォン型/249.99ドル(約4万円) | 限定2,000台・日本は販売対象外 |
| Klang(ソフト) | アプリ/0円〜 | 無料プランで文字起こし無制限 |
詳しくは新顔2製品の比較、Plaud Oneの速報、Klang日本上陸へ。判断軸は増えても1つのままです——月に何分録るか。
② スウェーデン発「Klang」が日本上陸、無料で文字起こし無制限
8月12日に日本語版が正式リリース。無料プランで文字起こし無制限という設計は、既存の「無料は月◯分まで」(例: Nottaは月120分)の常識を崩しに来ています。Proは月1,180円(年払い月980円)。ただし日本語の精度はまだ実測されておらず、無料条件が今後変わる可能性もあります(速報記事)。
③ PLAUDが20%OFF——ただし9月10日まで
8月28日確認。1000店舗達成記念セールで、Note Pro 24,640円(通常30,800円)、NotePin S 22,880円、Note/NotePin 22,000円、Proプランセット41,440円、無制限セット64,640円。当サイトの総額計算記事は通常価格ベースなので、セール中に買う方は本体価格を置き換えて計算してください。
④ ChatGPT無料版、日常のテキストチャットが「無制限」に
8月23日にOpenAI公式ヘルプで確認。無料でも文字のやり取りは無制限(乱用防止の範囲内)になり、制限が残るのはファイル添付・画像生成・音声・推論モデルという別枠です。「無料だと会話がすぐ止まる」は過去の話になりました(料金記事)。
⑤ 一方、Plusでは5時間ごとの制限が復活(8月25日)
ChatGPT Workとコーディング支援(Codex)向けの枠で、5時間単位の上限が戻りました(Proは当面対象外)。④と⑤は矛盾ではなく、「チャット本体は緩め、重い処理の枠は締める」という同じ方針の裏表です。各社が回数の具体値を公開しない理由も含めてプランの選び方に整理しました。
⑥ Google Meetの自動メモが「対面の会議」に対応
8月13日発表、日本語対応。スマホを机に置くだけで要約・アクションアイテム・全文がGoogleドキュメントに残ります。ただし無料アカウントでは使えません(個人はGoogle AI Pro以上、法人はWorkspace Business Standard以上)。会議記録AIの主戦場が「Web会議の中」から「会議室そのもの」へ広がった象徴です(速報)。
⑦ Notta Brainのスライド生成が1,000→300クレジットに(実質値下げ)
8月6日に公式FAQで確認。同じプランで作れるスライドが約3.3倍に増えました。料金表は動かないけれど消費量が変わるタイプの改定で、日次監視がなければ気づけない類の変化です(Notta Brain記事に反映済み)。
⑧ ConoHa VPSがClaudeの公式コネクタに対応
8月12日発表(国内クラウド事業者で初)。「サーバー一覧を見せて」「検証用を止めて」と日本語で頼むだけでVPSを操作できます。コネクタ自体は無料で、AIエージェントを自分で動かす人の心理的ハードルがまた一段下がりました(セットアップ記事に追記)。
⑨ 動かなかったもの: Languise・Otolio・Notta本体の料金
「変わらなかった」ことも実確認の成果です。Languise(Free 0円/Basic 1,200円/Pro 3,600円/Pro Max 7,500円)、Otolio(金額非公開・初期費用+AIクレジット制)、Notta本体の料金は8月中1度も変わりませんでした。値上げの噂を見かけても、この3つに関しては当サイトの記録上は動いていません。
⑩ 監視の実績と、正直な白状
8月の料金監視は、31日中27日分の実行記録が残っています。裏を返すと4日は自動実行が不発でした(8月1日・2日・8日・12日。パソコン側の都合で監視が起動しなかった日。スナップショットの差分方式なので、翌日の実行が前日分の変化も回収します——検知漏れは起きない設計ですが、実行できなかった日があった事実は書いておきます)。ニュース監視は8月17日に稼働開始し、記録の残る23日以降の9日間で232件を確認。そこから速報記事にしたのは5本、既存記事の更新は13回です。拾った情報の大半は「読者には関係のないニュース」で、それを捨てるのも仕事だと考えています(判断基準は掲載基準に公開しています)。
月末(8月31日)の追記——上の10件をまとめた後、最終日の監視で2つ動きました。1つは「gijiroku.ai」が日本国内から見られなくなったこと(日本政府の違法コンテンツ通知を受けてCloudflareが日本向けアクセスを制限。ブラウザで開くとHTTP 451が返ります。8月31日確認)。もう1つはGoogleの新しい文字起こしAI「Gemini 3.5 Transcribe」で、公式ヘルプ上の条件は「Pixel 11シリーズ」でした(速報)。ツールは値上げより先に「消える」ことがある——毎日見に行く価値はここにあります。
9月に当サイトが見張るもの
- PLAUDセールの終了(9月10日)——価格が戻るのは値上げではありません
- Klangの無料無制限が続くか——参入期の条件は変わりやすい
- Plaud Oneの日本展開——現時点で日本は販売対象外
- SwitchBotの6か月無料キャンペーン終了(9月11日購入分まで)
- gijiroku.aiの日本向けブロックが解除されるか——8月31日時点でHTTP 451が続いています
- Gemini 3.5 Transcribeの対応機種が広がるか——現時点の公式条件はPixel 11シリーズ
データ確認日: 各項目に記載の日付(すべて当サイトが公式ページ・公式発表で確認したもの)。価格・条件は変更されることがあります。本記事に広告リンクはありません。ドル建て価格の円表記は1ドル=約160円換算・2026年8月31日時点のレートによる目安。次回の月次まとめは2026年10月1日公開予定です。