スウェーデンのKlang AI社が2026年8月12日にAI議事録サービス「Klang」の日本語版を正式リリース。最大の衝撃は無料プランで文字起こしが「無制限」なこと——既存サービスの無料枠は「月◯分まで」が常識でした(例: Nottaは月120分・1回3分)。有料のProは月1,180円(年払いなら月980円)と価格も攻めています。ただし日本語の文字起こし精度はまだ実測されておらず、無料条件が今後変わる可能性もあります。当サイトは本日から料金監視の対象に追加しました。
AI議事録ツールの料金を毎日監視している当サイトにとって、久しぶりの「地図が変わるかもしれない」ニュースです。発表記事の丸写しではなく、Klangの公式料金ページと日本のApp Storeの掲載内容を2026年8月21日に直接確認した事実だけを整理します。なお本記事に広告リンクはありません(KlangとPR契約はなく、当サイトの提携先でもありません)。
確認できた事実【2026年8月21日・公式ページ+日本のApp Store】
- 提供元: Klang AI AB(スウェーデン・ヘルシングボリ)。同社発表によると登録ユーザーは10万人超で、本国ではスウェーデン議会の利用実績をうたっています
- 日本語版: 2026年8月12日に正式リリース(同社発表)。アプリのUIは日本語対応を日本のApp Store掲載で確認
- 無料プラン(Freemium): 公式料金ページに「Unlimited transcription(文字起こし無制限)」「オンライン会議無制限」と明記。0円・期限なし。音声/動画ファイルのアップロードにも対応
- Proプラン: 日本のApp Store掲載価格で月1,180円、年払いなら月980円(税込)。7日間の無料トライアルあり。話者識別・電話の文字起こし・連携機能などが追加
- データの扱い: ISO 27001認証・GDPR準拠・データは欧州保管と公式に明記。日本のApp Store掲載にも「会話データはAI学習に使いません」と記載
1点、正直に書いておくと——公式サイトの料金ページ(ユーロ建て)ではProが17.5ユーロ/月(年契約)と表示され、日本のストア価格(1,180円)とは大きな開きがあります。日本向けの特別価格なのか、販路による違いなのか、理由の説明は公式ページ上で確認できませんでした。日本のユーザーが実際に払う金額はストア掲載の円価格です。
何が事件なのか: 「無料は月◯分まで」の常識を壊しに来た
既存のAI議事録サービスの無料プランは、時間制限で有料へ誘導する設計がほぼ共通です。当サイトが実確認してきた例では、Nottaの無料プランは月120分・1回3分まで(料金比較記事で確認日つきで掲載中)。「無料で試す→すぐ上限→課金」という業界の階段設計に対して、Klangはその階段を最初から外してきたわけです。
欧州の新興サービスが日本市場に安価で参入する——これで既存勢が無料枠や価格を見直す動きが出れば、読者にとっては値下げ競争という良いニュースになります。当サイトの日次監視は今日からKlangの料金ページも見張っているので、各社の動きは検知次第お伝えします。
浮かれる前の注意点3つ(当サイトの正直な見立て)
①日本語の文字起こし精度はまだ未知数。「無制限」は量の話で、質の話ではありません。Klangは欧州言語で実績を積んだサービスで、日本語対応は始まったばかり。精度の宣伝数字より、仕組みの記事で書いたとおり「自分の会議で試す」が唯一の確認方法です。幸い無料・無制限なので試すコストはゼロ。当サイトでも実測レビューを予定しています。
②「無制限」は変わりうる。無料無制限は参入期の攻めの設計で、ユーザーが増えれば条件が見直されるのは他サービスでも繰り返されてきた歴史です。導入するなら「今の条件が永続する前提」で業務を組まないのが安全です(だからこそ当サイトは監視対象に入れました)。
③新規参入サービスの継続性。会議データを預けるサービスは、撤退・仕様変更の影響が大きい類のツールです。データのエクスポート手段を最初に確認しておく——これはKlangに限らず、当サイトが繰り返しお伝えしている基本です。
データ確認日: 2026年8月21日(klang.ai公式料金ページ、日本のApp Store掲載)。日本語版リリース日・ユーザー数・導入実績はKlang AI社の発表による。価格・無料プランの条件は変更される場合があります(当サイトの日次監視で追跡中)。本記事に広告リンクはありません。