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「PCを閉じるとAIエージェントも止まる」問題の解決が、テンプレートを選ぶだけになりました。ConoHa VPSのスタートアップスクリプトがClaude Code・n8n・Dify等に対応。目安は月1,259円(2GB構成の公式例)+AI側の利用料です。
前回の記事で「VPSはネット上に借りる24時間動きっぱなしの小さなパソコン。AIエージェントの住まいに向く」という話をしました。今回はその続き、「じゃあ実際にAIを住まわせるのは大変なの?」です。
結論、2026年に入って急に簡単になっています。2026年7月29日にConoHa VPS公式サイトで確認した内容を整理します。
公式ページで確認できたこと
- AIツールのテンプレート(スタートアップスクリプト)対応: サーバーを作るときにテンプレートを選ぶだけで、Claude Code(Anthropic社のAIコーディングエージェント)、OpenClaw、n8n、Difyなどの実行環境が自動で組み上がります。コマンド入力での環境構築は不要
- 公式がまさに「PCを閉じると止まる問題」を訴求している: 「ローカルPCのAIエージェント、閉じると止まってしまう → PCを閉じても止まらず24時間稼働」と明記。前回記事で説明した課題そのものです
- MCPサーバー(リモート版): AIエージェント側からVPSの作成や設定変更を指示できる仕組みも提供。「AIに自分の家を管理させる」段階まで来ています
- 公式の構成例: AIエージェント実行環境=VPS 2GBプラン(メモリ2GB/3コア/100GB SSD)で月1,259円、データ転送量は無制限で0円
- 長期前払い(まとめトク)なら最安月296円からという表記も確認(小容量プラン)
初心者向けに、料金の構造だけ正確に
ここは誤解しやすいので明確にします。かかるお金は二階建てです。
| 費用 | 何のお金か | 目安 |
|---|---|---|
| ①VPS代(ConoHaに払う) | 24時間動く「家」の家賃 | 公式構成例で月1,259円(2GB) |
| ②AI利用料(AI提供元に払う) | 住まわせるAI自体の料金 | ツールによる。Claude CodeはAnthropicのプラン/API課金が別途必要 |
テンプレートが無料で用意してくれるのは「①の家と間取り」であって、②のAI利用料が消えるわけではありません。ここを混同したまま契約すると「思ったより高い」となるので先に書いておきます。
始める流れ(公式手順の整理)
- ConoHaのアカウントを作成
- VPSのサーバー追加画面で、プラン(まずは2GB前後)とテンプレート(例: Claude Code)を選択
- サーバー作成(公式は構築時間25秒を謳っています)と同時に環境が自動構築される
- 接続して、AI側のアカウント認証をすれば稼働開始
正直な注記: 当サイトはこの手順をまだ実測していません(本記事は公式ページ・公式手順の確認日つき整理です)。実際にかかった時間・つまずきポイントを検証する実測記事を準備中で、公開したらここにリンクを追加します。「テンプレートで本当に初心者でもできるのか」は、その実測で白黒つけます。
その前に「Claude Codeに何を任せられるのか」から知りたい人へ: 提供元が事務所向けに挙げている業務名、研修の価格、0円で確かめる手があるかをClaude Code研修は39,800円から|非エンジニアの事務所が何を任せられるか(2026年9月7日確認)にまとめました。サーバーを借りるかどうかは、その次の判断です。
向いている人・まだ早い人
- 向いている: 自動化やAIエージェントを毎日動かしたい人。PCつけっぱなし運用に限界を感じている人。n8nやDifyを試したいが環境構築で挫折した人
- まだ早い: AIをブラウザで使うだけの人(VPSは不要です→判定はこちら)。PCを常時つけっぱなしにできて、それで困っていない人(その運用も合理的です)
▼プランとテンプレートの最新情報は公式サイトで
関連記事: VPSって何?(マンションと一軒家の図解入門) / その他の「AIを動かす環境」カテゴリの記事一覧
【2026年8月23日追記】ConoHa VPSがClaudeの「コネクタ」に対応——日本語で話しかけてサーバーを操作できるように
2026年8月12日、GMOインターネットグループはConoHa VPS byGMOをAnthropicのClaude公式コネクタ一覧に掲載したと発表しました(国内クラウド事業者で初、と同社発表。2026年8月23日に公式リリースで確認)。コネクタはMCP(AI連携の標準規格)で作られていて、Claudeの画面からConoHaアカウントでログインするだけで、「いまあるサーバーの一覧を見せて」「検証用サーバーを止めて」「Ubuntu 24.04でメモリ1GBのサーバーを作って」のように日本語で頼むとClaudeがVPSを操作します。URLの設定やAPIキーの登録、ソフトのインストールは不要と明記されています。
費用面で確認できたのは3点: コネクタ自体は無料/サーバーの作成・起動・リサイズ等にはConoHaの通常料金がかかる/Claude側の契約は別途必要(Claudeの料金体系に従う)。つまり「この記事で紹介したClaude Code用のVPS」を、今度はClaudeの会話から管理できるようになった、という関係です。初心者にとっては「コマンド操作への恐怖」がまた一段下がるニュースで、本記事の手順どおりにサーバーを立てたあと、日々の起動・停止をコネクタ経由で行う、という使い方が現実的です。
データ確認日: 2026年7月29日(ConoHa VPS公式サイト)。料金・対応テンプレートは変更される場合があります。契約前に必ず公式サイトでご確認ください。