結論:3社の主力プランは月2,900〜約3,200円で、ほぼ同額です。値段では決まりません。決め手は2つ——ふだん使う道具との相性(Gmail/ドライブならGemini、既にChatGPTに慣れているならPlus、長文の読み書きや文章の質ならClaude)と、無料版でどれの上限に先に当たったかです。最安の課金入口はGemini Plusの725円ですが、使えるモデルはFlashまで(Proは2,900円以上)。全9プランの一覧は下の表に(2026年8月31日・円建て実確認)。
▼ まだ無料で足りている → 払う理由はありません。3社の無料版を1〜2週間並行で使い、先に上限に当たった1社の3,000円帯へ。
▼ もう課金すると決めている → 上の相性で1社を選び、3,000円帯の3社の違いを見る。安く始めたいなら725円のGemini Plusと、その制限。
「AIチャットの料金比較」は機能の話と混ざって分かりにくくなりがちです。この記事は値段だけを、2026年8月31日に確認した円建てで並べます(Claudeはドル建てのため当日レートで換算・明記)。どのプランで何が増えるかという「枠の仕組み」は別記事に分けてあります。なお本記事に広告リンクはありません。
主力プラン(月3,000円帯)の比較【2026年8月31日確認】
| サービス | 月額 | ひとこと |
|---|---|---|
| Gemini(Google AI Pro) | 2,900円 | 使用量が無料版の4倍。2TB相当のストレージ等Google特典つき(公式ページ記載) |
| ChatGPT Plus | 3,000円 | 画像・ファイル枠と上限の拡大(詳細記事)。モデル世代は10月7日に全プランGPT-6(下の10/8追記) |
| Claude Pro | $20(約3,200円) | 年契約なら$17(約2,700円)。5時間ごと+週次の枠制(公式ヘルプ記載) |
主力帯は3社とも実質3,000円前後の横並びです。つまりこの帯では「どれが安いか」は決め手になりません。決め手は冒頭に挙げた2つ——相性と、無料版でどれの上限に先に当たったか——です。
全ラインナップ(4階建ての全体図)
| プラン | 月額(円) | 位置づけ |
|---|---|---|
| 3社とも無料版 | 0円 | まずここ。ChatGPTは日常テキスト無制限化(8月確認)。ChatGPTの無料版には広告が表示される場合あり(2026年9月27日 公式ヘルプ確認)。Geminiの無料版は「自動」(2026年10月14日に公式の予告ページが書き換わり、「ほとんどはFlash-Lite/深い推論ではFlashまたはProが使われることがある」になりました。下の10/14追記) |
| Gemini Plus | 725円 | 無料版の2倍の使用量。3社で最安の課金入口。使えるモデルはFlashまで(Proモデルは2,900円以上)。10月14日の公式の表でも、PlusはFlashまでのままです(下の10/14追記) |
| ChatGPT Go | 1,400円 | 無料版の枠拡大。広告表示の場合あり(無料版と同じ。ここは課金しても消えない) |
| Gemini Pro / ChatGPT Plus / Claude Pro | 2,900〜約3,200円 | 主力帯。上の表参照 |
| Gemini Ultra(5倍) | 14,500円 | Proの5倍の使用量。⚠倍率は公式2ページで記載が違います——予告ページは「AI Pro の5倍または20倍」、使用量上限ページは「AI Pro の上限の4倍または20倍」(どちらも2026年10月14日取得・英語版は5倍)。当サイトは5倍のほうを載せていますが、どちらが正しいかは公式では決まりません。 |
| Claude Max | 約16,000円〜($100〜) | Proの5倍または20倍 |
| ChatGPT Pro | 16,800円〜(段階あり) | 最上位推論モデル・モデル別の割当 |
| Gemini Ultra(20倍) | 32,000円 | Proの20倍。3社で最高額 |
面白いのは、3社がほぼ同じ階段を作っていることです。無料→数百〜千円台のライト→3,000円帯の主力→1.5万円前後のプロ。競争の結果として値段が収斂していて、この構造は当分の「相場」として使えます。逆に言えば、この相場から大きく外れた金額(たとえば「AIの利用料として月数万円」)を請求されたら、それはチャットAIの料金ではなく別の何かです(道具代の相場の記事参照)。
公式ページが動いた記録(2026年9月27日〜10月14日)
ここから下は、上の表の数字と書き方を、どの一次情報でいつ直したかの記録です。値段だけ知りたい人は読まなくてかまいません。
10/8 追記上の表はChatGPT Plusの位置づけを「高性能な推論モデル」と書いていました。2026年10月8日にこの書き方をやめました。OpenAIが自社ドメインで公開したシステムカード(10月7日付「GPT-6 Sol and GPT-6 Luna: October 2026 update」)に、原文で「We’re launching GPT-6 to everyone in ChatGPT, across free and paid plans globally.」(無料・有料すべてのプランへ全世界でGPT-6を提供する)とあるのを確認したためです。3社を並べるときの意味はこうです——同じ時期にGeminiは逆向きに動こうとしていて(無料はFlash-Liteのみになる予定。10月10日時点では未適用)、「どのモデルが使えるか」でプランが分かれるのはGeminiのほうで、ChatGPTは世代では分かれなくなりました。ChatGPT側で残るのは枠(回数・上限)の差です。ただし報道(ITmedia AI+ 10月8日)は「有料はGPT-6 Sol、無料とGoはGPT-6 Luna」と変種が分かれると書いていて、当サイトはこれを一次で確認できていません(openai.comとhelp.openai.comの本文をこの環境から取得できないため)。価格そのもの(3,000円など)は10月8日時点で再確認できていません
10/14 追記公式ページが書き換わりました。無料プランは「Flash-Liteのみ」ではなく「自動」になりました。2026年10月14日18時台(日本時間)に予告ページ(answer/17004136)を取り直したところ、「プランなし」の行が、Flash-Liteだけに○が付いた形から、3つのモデルの列をまたぐ1つのセル「自動」へ変わっていました。本文にも説明が加わっています——「Google AI プランを利用していないユーザーの場合、デフォルトの設定は『自動』になります」「ほとんどのプロンプトでは、最も高速なモデルである Flash-Lite が使用されます。より深い推論が必要なプロンプトは、Flash または Pro が使用されることがあります」「スマートモデル選択がオフになっている場合、AI プランを利用していないユーザーのチャットでは、すべての回答に Flash-Lite が使用されます」。英語版も同じ内容です(「Prompts that need deeper reasoning may go to Flash or Pro.」)。当サイトが10月13日に取得した同じページの現物には「自動」の語が1度も出てきません=10月13日から14日のあいだに書き換わったと判断しました。
もう1枚(使用量上限のページ answer/16275805)からは、「モデルへのアクセス」の表そのものが消えました。10月13日の現物に在った「Gemini 3 Flash-lite/Gemini 3 Flash/Gemini 3 Pro」の4プラン×3モデルの表(12マス全部○)が、10月14日には見つかりません。=下の10/10追記で「4プランすべてが3モデルに○のまま」と書いた根拠は、いまはページに在りません。「公式の2ページが食い違っている」状態は、片方の表が消えたことで終わりました。
お金の話としての意味: 「いちばん高性能なProモデルを使いたいなら2,900円以上が必要」という理由は、今日の公式の書き方では弱くなりました。無料のままでも、深い推論が必要なときはProが使われることがある、と公式が書いたからです。ただし「無料でProが使い放題」ではありません——使用量の上限は、同じページでプランなし=標準/AI Plus=標準の2倍/AI Pro=標準の4倍のままで、「プレミアム モデルやプレミアム機能を使用すると、使用量が多くなり、通常より早く上限に達する可能性があります」(列挙にPro モデルが入っています)とも書かれています。725円のPlusの行は、今日の表でもFlashまで(Proは×)です。
⚠ Gemini 4 Argonは、この2枚のヘルプには1字も出てきません(2026年10月14日確認)。同じ日に料金ページ(one.google.com)には「Google AI Pro ¥2,900/月」「Gemini 4 Argon を搭載」と出ています(Gemini 4 Argonの記事)。=「自分のプランでどのモデルが使えるか」を1枚で確かめられる公式の表は、今日の時点では見つかりません。当サイトは実際のGeminiアプリにログインして確かめてはいません(公式ヘルプの記載を見ている、という意味です)。
10/10 追記「10月9日」が過ぎましたが、まだ分かれていません。無料でもProモデルが選べる状態が続いています。2026年10月10日16時台(日本時間=米国太平洋時間では10月10日の0時台。予告された10月9日は、どの米国の時間帯でも終わっています)に公式ヘルプ2ページを取り直しました。使用量上限のページ(answer/16275805)の「モデルへのアクセス」表は、日本語版・英語版とも4プランすべてが3モデル(Flash-Lite・Flash・Pro)に○のまま。いっぽう予告のページ(answer/17004136)は今日も生きていて、表は「プランなし=Flash-Liteのみ」、文も「AI サブスクリプションをご利用でないユーザーに対して 10 月 9 日より適用されます」のままでした。=予告は取り下げられていないので、「中止になった」とは読めません。同じ予告ページには前回(2026年5月17日)の同種の変更が、18歳未満のユーザーには2026年7月24日に適用されたとも書かれています——Googleはこの手の変更を、対象を分けて数か月かけて適用することがあります。だから「10月9日を過ぎたから、もう来ない」とも読めません。いま無料でProモデルが使えていても「まだ適用されていないから」かもしれない、という前提で選んでください。価格(725円/2,900円)は今日も動いていません。当サイトは実際のGeminiアプリにログインして確かめてはいません(公式ヘルプの記載を見ている、という意味です)。
10/9 追記その「10月9日」が当日でした。そして今日の夕方の時点では、まだ分かれていません。2026年10月9日18時台(日本時間)に公式ヘルプ2ページを取り直したところ、変更を予告しているページ(answer/17004136)の表は10月5日と同じ(プランなし=Flash-Liteのみ/AI Plus=Flash-LiteとFlash/AI Pro・AI Ultra=3つとも)で、文も「AI サブスクリプションをご利用でないユーザーに対して 10 月 9 日より適用されます」のままでした。いっぽう使用量上限のページ(answer/16275805)の「モデルへのアクセス」表は、AIプランなしも含めて4プランすべてが3モデルに○のままです。=公式の2ページが、今日の時点で食い違っています。予告に書かれているのは「10月9日」という日付だけで、どの国の時間かは公式には書かれていません(「米国時間」は報道側の言い方で、公式ヘルプにはこの語は出てきません)。日本時間の18時台は米国太平洋時間ではまだ10月9日の未明なので、切り替わる前に見ているのか、日本では別の日程なのかは確認できていません。当サイトは実際のGeminiアプリで確かめていません(アカウントにログインして自分の画面で見ていない、という意味です)。725円のPlusを「Proモデルも使える」と思って契約するのは、今日の時点ではやめたほうが安全です——分かれる予定の表が公式に出ているので、使えているのは切り替え前だからかもしれません。価格そのもの(725円/2,900円)は今日も動いていません。
10/5 追記Geminiは2026年10月9日から、プランによって使えるモデルが分かれる予定です。Google公式ヘルプ「Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更」を2026年10月5日に確認したところ、変更後のモデルの提供状況はプランなし(無料)=Flash-Liteのみ/AI Plus(725円)=Flash-LiteとFlash/AI Pro(2,900円)・AI Ultra=Flash-Lite・Flash・Proの3つでした。同じヘルプに「AI サブスクリプションをご利用でないユーザーに対して 10 月 9 日より適用されます」「AI Plus加入者には適用時期をメールで知らせる」と書かれています。つまり上の表の「無料版の2倍/4倍」は使用量の倍率の話で、10月9日以降はそこに「どのモデルを選べるか」という差が重なります。いちばん高性能なProモデルを使いたい場合、725円のPlusでは足りず2,900円のPro以上が必要になります。日本時間で何日からかは、このヘルプでは確認できていません(公式は「10月9日」という日付だけを書いていて、どの国の時間かを書いていない、という意味です)。価格そのもの(725円/2,900円)は10月5日時点で動いていません。
9/27 訂正上の表は当初、広告をGoプランの行にだけ書いていました。2026年9月26日更新のOpenAI公式ヘルプ「Ads in ChatGPT」に「広告は無料プランとGoプランの利用者に表示される場合がある。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduには表示されない」と書かれているのを9月27日に確認したので、無料版の行にも足しました。1,400円のGoに上げても広告は消えず、消えるのは3,000円帯のPlus以上です。日本が対象地域に入っているかは公式では確認できていません。詳細はChatGPTの料金記事へ
今夜できること: 3社の無料版に、自分がいちばんよく頼むことを1つ、同じ文で投げてみる。どれが先に上限に当たるかが見えたら、その1社の3,000円帯だけ払えばいい。それが見えるまでは、急いで払う理由がありません。
データ確認日: 2026年8月31日(Gemini: Google公式サブスクリプションページで円建て実確認/Claude: 公式料金ページのドル建て+1ドル=約160円換算・当日レートによる目安/ChatGPT: 円建て価格は当サイト2026年7月29日確認+8月の変更を反映)。Geminiのモデル提供状況は2026年10月14日にGoogle公式ヘルプ「Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更」(answer/17004136・日本語版と英語版)および「Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード」(answer/16275805)で確認(10月5日・9日・10日・12日・13日にも同じ2ページを取得しており、10月13日の現物と比べて書き換わっていることを確かめました)。価格・特典・使用量の倍率は各社公式ページの記載によります。変更される場合があるため、契約前に公式でご確認ください。本記事に広告リンクはありません。