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結論:無料プランでは、グループのハドルミーティングそのものができない(DMでの1対1に制限される)。だから「会議をその場でAI議事録にする」道は、無料では開いていない。
また、無料プランは履歴が直近90日分に制限され、1年以上経過したデータは順次削除されるため、議事録を長く残す用途には向きません。
まずは、今の職場のSlackで3人以上のハドルができるか(有料プランか)を確かめるのが最初の一歩です。
では、職場のSlackが有料プランであれば議事録の悩みはすべて解決するのでしょうか。実は、公式のAI議事録には「後から探せない」という意外な落とし穴があります。
無料プランで「会議の議事録」が作れない理由
「無料でSlackのAI議事録を使いたい」と考えるとき、手前にある最大の壁は文字起こし機能そのものではなく、会議(ハドルミーティング)の人数制限です。
2026年10月1日に当サイトが取得したSlack公式ヘルプ「Slackのフリープランの機能制限」には、以下のように書かれています。
有料プランからダウングレードすると、DM での 1 対 1 のハドルミーティングに制限されます。
また、同ページにはデータ保持についてこう書かれています。
- メッセージとファイルの履歴は直近の90日分に制限され、ワークスペース内の1年以上経過したデータはすべて削除される
会議が1対1に限られ、記録も90日分しか確実に残らないため、無料プランでチームの議事録を運用するのは現実的ではありません。
では、すでに有料プランを契約している職場なら、完璧な議事録が作れるのでしょうか。ここにも2つの落とし穴があります。
有料プランのAI議事録にある2つの制約
Slack公式のAI議事録は、有料プランのメンバー全員(ゲストを除く)が利用できます。開始するとリアルタイムの会話から重要なポイントを取得し、canvasで共有されます。
しかし、2026年10月1日取得の公式ヘルプ「SlackでAIを使用してハドルミーティングの議事録を作成する」には、以下の決定的な制約が明記されています。
公式ヘルプには「文字起こしは議事録の canvas に埋め込まれますが、検索結果には表示されません」とあります。後からキーワードで議事録を探し出す用途には使えません。
公式ヘルプに「外部の人またはゲストとのハドルミーティングでは、AI 議事録を使用することはできません」と明記されています。
社外との会議を録りたい場合や、議事録を検索可能な形で残したい場合は、Slackの標準機能だけでは要件を満たせません。
また、AI議事録のオン・オフは参加者がいつでも制御できますが、チャンネル設定で「常にAI議事録を開始する」オプションが見当たらない場合は、オーナーまたは管理者によってアクセスが制限されている場合があります。
では、検索や社外対応の要件を満たすにはどうすればよいのでしょうか。
外部ツールを足すメリットは「検索」と「社外対応」
職場のSlackが既に有料プランなら、AI議事録がそのまま使えるので外の道具を足しても増えるものは少ないです。
外部の文字起こしツールを足して増えるのは、「検索に出る形で残ること」「社外・ゲストとの打ち合わせでも録れること」の2点です。これらが必要な場合は、専用ツールの導入が選択肢になります。
※申込と契約の管理はPCのWeb版から行うのが確実です(スマホのアプリから申し込むとApple ID・Google Play経由の課金になり、解約の手順も変わります。2026年9月30日に公式の料金ページで確認)
一方で、手元にある音声データやクリップの文字起こしについてはどうなっているのでしょうか。
音声ファイルやクリップの文字起こしについて
検索によく見られる「m4a」「音声ファイル」「コピーできない」といった疑問や、クリップ(音声・動画クリップ)の文字起こしがフリープランで使えるかどうかについて、2026年10月1日時点の公式ヘルプ(「Slackのフリープランの機能制限」「SlackでAIを使用してハドルミーティングの議事録を作成する」の2ページ)には記載が見つかりませんでした。探したのはこの2ページです。「記載が無い」は「機能が存在しない」という意味ではありません。
なお、実際の文字起こしの精度、日本語の出来、対応できる時間の長さについては、当サイトでは測っていません。
他のWeb会議ツールの文字起こし事情については、以下の記事も参考にしてください。
- Teamsの文字起こしは無料でどこまでできるか
- Zoomの議事録は無料でどこまでできるか
- AI文字起こしの無料枠を横断で比較
- Wordの文字起こし制限について
- Nottaの料金プラン
- AI議事録のセキュリティチェックリスト
データ確認日: 2026年10月1日。出典はSlack公式ヘルプ「Slackのフリープランの機能制限」および「SlackでAIを使用してハドルミーティングの議事録を作成する」。料金・条件は変更されることがあります。