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高校の入学説明会で電子辞書の案内をもらって、型番を調べているところだと思います。
カシオの高校生向けは2つ。スタンダードモデルと、英語・国語強化モデル。その差が何なのかは、売り場のページを読んでも出てきません。
▼辞書105点の差が2,661円の側。型番はこれです
1. カシオ自身は「英語強化モデル」と呼んでいません
カシオのニュースリリース、2025年1月23日。XD-SA4900 の発表です。そこに機種名の表があり、こう並んでいます。
- XD-SA4900 / モデル「高校生」/ コンテンツ数 260/ 2月6日発売
- XD-SA4200 / 同じ「高校生」/ 155
- XD-SA3900 中学生 180 / XD-SA2900 小学生 100 / XD-SA20000 プロフェッショナル 200 / XD-SA6500 生活・教養 160 / XD-SA9000 コンテンツ追加用 55
この発表文に「英語強化」も「英語・国語強化」も1回も出てきません。モデル欄に書かれているのは「高校生」の3文字で、2機種とも同じです。カシオが公式に分けているのは、機種名とコンテンツ数だけでした。
さらに、同じニュースリリースの一覧を2022年ぶんから2026年ぶんまで見ると、電子辞書の発表はこの1本だけです。2026年に出た XD-SA4910 の発表は、1本もありません。「英語・国語強化モデル」は、売り場の側に付いた呼び名です。
2. 中の差は、国語が広辞苑になって、英和にリーダーズが付くこと
楽天市場の XD-SA4910 と XD-SA4200 の商品ページにある仕様表を、別の2店ぶん 2026年11月4日に取得して読み合わせました。同じ数字が並んでいたので、そのまま書きます。
スタンダードの XD-SA4200 は、155コンテンツ。内訳はプリセット151とアフターコンテンツ4で、アフターの4点は買ったあとに自分でダウンロードします。主要辞書として名前が出ているのは、ジーニアス英和辞典 第6版と大辞泉です。
英語・国語強化の XD-SA4910 と XD-SA4900 は、260コンテンツ。国語系の先頭が広辞苑 第七版になり、英語系にリーダーズ英和辞典 第3版とリーダーズ・プラス、オックスフォード現代英英辞典 第10版、ロングマン現代英英辞典 6訂版、オックスフォード連語辞典、ロングマン英語アクティベータ 第2版が並びます。読む英語ではなく、引く英語が増える側です。
代わりに減るのが空き容量で、約5.2GBから約3.0GB。2.2GBぶん、最初から辞書で埋まっています。どちらも CASIO ID を登録すればコンテンツの追加と入れ替えができるので、空いている方を自分で埋めるか、埋まっている方を買うかの違いになります。
器は本当に同じです。幅158.5×奥行102×高さ18.4mm、約295g、5.7型のタッチパネル、単3形アルカリ乾電池2本かエネループ2本で連続約130時間。この行は XD-SA4200 と XD-SA4910 で1つも違いませんでした。純正ケースの XD-CC2402 と液晶保護フィルムの XD-PF24 も、4200・4900・4910 で共通です。USB給電はできますが、本体で充電池を充電することはできません。付属はタッチペン1本と単3アルカリ乾電池2本、保証1年、生産国は中国です。
3. 「英語強化モデル」で検索すると、17の型番が出てきます
楽天市場の商品検索で「電子辞書 英語 強化モデル」は569件。上位120件を1件ずつ読んで分けました。2026年11月4日の結果です。
- 120件すべての商品名に「英語強化」か「英語・国語強化」が入っています。そして78件が中古か展示品でした
- 型番は17種類。メーカーはカシオ77件、シャープ19件、セイコー10件、キヤノン9件、残り5件
- 商品名に収録数まで書いてあったのは5型番だけで、240・235・150・34・17。17コンテンツの機械と260コンテンツの機械が、同じ札で同じ画面に並びます
- 中古の値段は5,980円から340,985円。中央は18,681円。1万円を切る行が14件
新品にも、同じ札で中身の違う1台があります。XD-SX9810 です。商品名は「英語強化モデル」ですが高校生向けではなく、外国語の200コンテンツで42,800円。高校生の売り場と混ざって出てきます。
4. 3点を並べました。2026年11月4日に確認しています
| 型番 | 売り場の呼び名 | コンテンツ数・空き容量 | 楽天の新品 |
|---|---|---|---|
| XD-SA4900 2025年2月6日発売 |
英語・国語強化 公式のモデル欄は「高校生」 |
260 空き 約3.0GB |
38,190円から 新品の本体51件を数えた |
| XD-SA4910 2026年発売 |
英語・国語強化 店の説明は「4900の後継」 |
260 空き 約3.0GB |
43,176円から 新品の本体76件 |
| XD-SA4200 2025年発売 |
スタンダード | 155 空き 約5.2GB |
35,529円から 新品の本体74件 |
出典: カシオのニュースリリース 2025年1月23日と、楽天市場の各店の商品ページの仕様欄。いずれも2026年11月4日に当サイトが取得して確認しました。件数は同日の楽天市場の商品検索から数えたものです。通販の値段は毎日動きます。
5. 1つ選ぶなら XD-SA4900 です
辞書105点の差が2,661円。1日あたりに割ると7円です。高校3年を1台で通すなら、ここで迷う額ではありません。
そして2026年の XD-SA4910 は、コンテンツ数も本体の寸法も電池も4900と同じ数字が並んでいて、値段だけ4,986円 高い。後継だと店は書いていますが、何が変わったのかを示す公式の発表は出ていません。同じ260を、安い側で買えます。
▼同じ260コンテンツを、2026年モデルより4,986円 安い側で
価格・在庫・写真は 2026-11-04 に楽天市場から取得したもので、毎日更新しています。最新は各商品ページで確認してください(PR)。
155で足りるのは、英和を1冊 引ければよくて、空いた5.2GBに自分で必要な物を入れていきたい人です。最初から全部入っている方が、入れ替えの手間は要りません。
▼155コンテンツで足りる人はこちら
価格・在庫・写真は 2026-11-04 に楽天市場から取得したもので、毎日更新しています。最新は各商品ページで確認してください(PR)。
測っていないこと。そのまま残します
- 打っていません。キーの押しやすさ、引く速さ、画面の見え方は測っていません。ここに在るのは公式の発表文と、同じ日の売り場の仕様表の数字だけです
- カシオの製品サイトは、当サイトの取得口からは開けませんでした。使ったのは同じカシオの企業サイトにあるニュースリリースです。製品サイト側に別の表記があるかは見ていません
- 英検の過去問の年度版のように、XD-SA4910 と XD-SA4900 で中身が違う部分があるかは確かめていません。公式の対照表が読めていないので、ここは空けておきます
- 569件のうち120件しか読んでいません。残りは数えていません。検索語を変えれば件数も中身も変わります
- シャープのブレーンは、この120件の中の19件しか見ていません。シャープ側の現行機は別に数える必要があります
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- 同じ札が中古の棚でどうなっているか: 中古の電子辞書。「英語強化モデル」の中身は17から260までありました
- 同じ棚でメーカーの側を数えた結果: 電子辞書はシャープかカシオか。決めるのは収録数ではなく、電池をその場で替えられるかでした
カシオが自分の口で言ったのは、「高校生」の3文字と、260と155という2つの数だけでした。「英語・国語強化」の8文字は、売る側が後から足した名前です。それが嘘だという話ではありません。155と260のどちらが要るかを、155と260のままで考えられる人はほとんどいない。だから名前が付いたのでしょう。17コンテンツの機械と260コンテンツの機械が同じ札で並んでいるのを数えていると、強化されているのは辞書ではなく、たぶん決心のほうです。
この記事の仕様・価格・表記は、カシオのニュースリリース 2025年1月23日と、XD-SA4900・XD-SA4910・XD-SA4200・XD-SX9810 の楽天市場の各商品ページを2026年11月4日に取得して確認したものです。件数は同日の楽天市場の商品検索から数えました。公式の表記と価格は予告なく変わります。本記事のリンクには広告が含まれます。