Copilotのメモリは、オフにしても消えません。消す操作は別に2つあります

本記事にはプロモーションが含まれます。

設定でメモリをオフにしたのに、Copilotがまだ自分の役職や前の話を覚えている。そこを調べているところだと思います。

結論! オフは「これから覚えない」の操作です。すでに保存された記憶は、オフにしても自動では消えません。消す操作は別に2つあり、片方は30日のあいだ巻き戻ります。公式ページの原文は「Copilot メモリをオフにしても、すでに保存されているメモリは自動的に削除されません」です。
最初の一歩は、Copilot Chat で「私について何を知っていますか」と聞くことです。この聞き方はマイクロソフト自身が案内しているもので、Copilotが応答に使っている情報の概要が返ります。消したいものは、そこで名指しできます。

1. 公式の消し方は、2つの操作でできています

公式ページは「完全に削除する場合は、次の 2 つの手順を実行する必要があります」と書いています。片方だけでは終わりません。

1つめ。保存ずみのメモリを消す操作です。

  • Copilot Chat を開く
  • 右上の […] から [Chat 設定]
  • [個人用設定] を選ぶ
  • [保存されたメモリ] タイルの [保存されたメモリの管理]
  • 1件ずつ消すか、[すべてのメモリを削除]

2つめ。チャット履歴のトグルをオフにする操作です。これで、以前の会話からCopilotが自分で立てた推測のほうが消えます。1つめのボタンでは、ここは消えません。

2. 30日のうちにトグルを戻すと、消した記憶も戻ります

ここが、他のページにほとんど書かれていない行です。公式ページにこうあります。

削除後 30 日以内に Chat 履歴トグルが再びオンになった場合、Copilot は削除されたメモリをチャット履歴 (および作業インサイトが利用可能な場合は作業コンテンツから) 追加します。

削除は、30日の空白とセットです。消した翌日に履歴をオンへ戻すと、同じ場所から同じ記憶が作り直されます。1件ずつ消した手間も、[すべてのメモリを削除] も、そこで巻き戻ります。

履歴をオンのまま使いたい場合の逃げ道も、同じページに1つだけ書いてあります。チャットの中で、その情報をカスタマイズに使わないようCopilotへ頼むことです。消すのではなく、使わせない側の操作になります。

3. 職場のアカウントだと、トグルの名前が変わります

公式ページの原文です。「職場または学校アカウントでサインインしている場合、トグルで履歴 & 仕事の分析情報Chat表示される場合があります」。日本語ページは英語からの機械翻訳で、ここは語順が崩れています。

仕事の分析情報は、別のページでこう定義されています。「メール、チーム チャット、会議のトランスクリプトなど、Microsoft 365 の作業コンテンツから学習した詳細」。

職場アカウントでは、このトグル1つで「チャットから覚えたこと」と「メールと会議から覚えたこと」が一緒に消え、30日のうちは一緒に戻ります。会社のプランによっては、仕事の分析情報そのものが使えない場合もあります。

4. 覚えさせない場所で話す口が、別に1つあります

一時チャットです。公式ページは「これらの会話では、パーソナライズされた情報にアクセスしたり、保存したりすることはありません」と書いていて、履歴にも出ません。開き方は、Copilot Chat の右上の [新しい一時チャットの開始] です。

ただし、同じページに但し書きが続きます。「organization のデータ保持ポリシーによっては、一時的なチャット データの保持が必要になる場合があります。保持期間中は、IT 管理者がこのデータにアクセスできる場合があります。」

自分の画面から消すことと、会社の側から消えることは別です。そこは管理者の側に何が残るかの記事で分けました。

5. アプリごとの履歴は、もう1つ別の口から消します

Word や Outlook で Copilot に頼んだぶんは、上の2つとまた別に溜まります。消すのはマイ アカウント ポータルからです。

  • 職場または学校アカウントで マイ アカウント ポータル にサインイン
  • [マイ アカウント] > データとプライバシー > データ オプション
  • [Copilot アクティビティ履歴] を開いて [削除]
  • ダイアログで [Microsoft Copilot] にチェックして [削除]

公式が並べているアプリは11です。Excel、フォーム、Loop、OneNote、Outlook、Planner、PowerPoint、Teams、Whiteboard、Word、Microsoft Copilot Chat。そして「Word や PowerPoint など、一部のアプリからのみアクティビティ履歴を削除することはできません」とあります。11全部か、何もしないかの2択です。

測っていないこと。そのまま残します

  • 職場アカウントの実画面は見ていません。ここに在るのは、2026年11月4日に当サイトが取得した公式サポートページとドキュメントの原文だけです。認証情報を入力しない決まりなので、サインインの内側は開いていません
  • 画面の文言は公式ページの表記をそのまま写しました。日本語ページは機械翻訳で語順が崩れている箇所があり(「トグルで履歴 & 仕事の分析情報Chat表示される」など)、実際のボタンの文字と違う場合があります
  • 削除要求を出してから実際に消えるまでの日数は数えられませんでした。公式は「完全に削除されるまでに時間がかかる場合があります」と書くだけで、日数を書いていません
  • テナント管理者の側の設定画面は見ていません。管理者が何を止められるかは、Microsoft Graph のドキュメントの文だけで読みました
  • 30日のあいだ記憶がどこに置かれているかは、公式に書かれていません。戻る、という結果だけが書かれています

消す操作は2つ、戻せる期間は30日、履歴を持つアプリは11。公式のページは、この3つの数字を1字も隠していません。隠れているのは数字ではなく、記憶を消すほうにだけ手順書が要るという事実です。覚えるほうは、頼まなくてもやってくれます。

この記事の手順・原文は、マイクロソフトの公式サポートページ「Microsoft Copilot で Copilot メモリを管理する」「Microsoft Copilot が記憶する内容をカスタマイズする」「Microsoft Copilot アクティビティ履歴を削除する」と、Microsoft Graph のドキュメント「拡張個人用設定コントロールの概要」を2026年11月4日に取得して確認したものです。公式の表記は予告なく変わります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール