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録音中に別のアプリで音が鳴り始めると、ボイスメモの録音は止まります。Apple公式のiPhoneユーザガイドに「そのアプリでオーディオの再生が始まると、ボイスメモの録音は停止します」と仕様として書かれています(不具合ではありません)。
Googleのサジェストには「iphone 文字起こし 途中で止まる」「途中で切れる」「途中まで」といった語が並んでいます(2026年9月15日実測)。会議やインタビューを録ったのに、後で開いたら途中で終わっていた——という人が、それだけいるということです。この記事はApple公式のiPhoneユーザガイド(iOS 26版)を2026年9月15日に確認して書いています。
まず、「途中で止まる」を2つに分けてください
同じ言葉で検索されていますが、中身はまったく違う2つの問題が混ざっています。録音の再生時間を見れば5秒で分かります。
| 症状 | 確かめ方 |
|---|---|
| ①録音そのものが止まっていた | 保存された録音の再生時間が、実際に録っていた時間より短い |
| ②録音は全部あるのに、文字起こしが途中まで | 再生時間は正しいのに、表示されるテキストが途中で終わる・そもそも出ない |
①録音が止まる——公式に書かれた原因があります
Apple公式のiPhoneユーザガイド「iPhoneのボイスメモで録音する」には、こう書かれています。
「録音中でも、iPhoneでオーディオを再生しない限り、ほかのアプリを使用できます」「そのアプリでオーディオの再生が始まると、ボイスメモの録音は停止します」
つまり、録音しながらメールを読んだりブラウザを見たりするのは問題ありません。しかしLINEのボイスメッセージを再生した、SNSで動画が自動再生された、音楽を再生した——この瞬間に録音は止まります。Appleが「停止します」と書いている以上、これは故障でも相性問題でもなく、そういう仕様です。
検索で上位に出てくる記事の多くは、この症状を「ユーザーの報告によると動作が不安定」「通信環境の影響」と説明しています。しかし公式マニュアルには、はっきり書いてあります。防ぎ方も単純で、録音中はiPhoneで音を鳴らさないこと。会議を録るなら、録音を開始してからは画面を触らないのがいちばん確実です。費用はかかりません。
それでも、この対処には残る一点があります。「止まったことに、終わってから気づく」。録音中の画面を見ていなければ、止まった瞬間は分かりません。iPhoneで録る限り、録音は着信・再生・ストレージといった他の用事と、同じ端末を取り合い続けます。
その別の機械は、着信や音の再生で止まらないのか
取り合いを無くす方法はひとつしかなくて、録音を別の機械に任せることです。ただし「別の機械なら止まらない」は、当サイトがそう思っているだけでは意味がありません。メーカーの公式ページに何と書いてあるかを確認しました(2026年9月16日・PLAUD公式サイトのFAQ)。
「スマートフォンで録音する場合と比較して、どのような点で優れていますか?」という設問への回答に、スマートフォン側の短所としてこう書かれています。
「アプリを切り替えたり、電話がかかってくると、録音が停止してしまう。」
そして自社製品を「便利な独立型録音デバイス」と説明し、別の設問では「独立した専用デバイスを使用することにより……録音の中断も回避できます」と書いています。メーカー自身が、あなたが今検索した症状を、乗り換える理由として名指ししているということです。
ここは3つに分けて書きます。広告を載せている記事なので、都合の悪い側も同じ場所に置きます。
- 公式に書いてあること: スマホは「アプリ切替・着信で録音が停止する」/独立型の専用デバイスなら「録音の中断も回避できる」/Plaud Noteの連続録音はバッテリー満充電で最大30時間(いずれも2026年9月16日・公式ページのFAQ)
- 公式に書いていないこと: 「着信が来ても録音は止まりません」と明示した一文は、当サイトが確認した範囲では見つかりませんでした。「中断を回避できる」までです。当サイトは実機を持っていないので、ここを実測で埋めることもできていません
- そして、Apple公式と食い違う点: PLAUDは「アプリを切り替えたり…録音が停止してしまう」と書いていますが、Apple公式は「iPhoneでオーディオを再生しない限り、ほかのアプリを使用できます」と書いています。アプリを切り替えただけでは止まりません。着信については、Apple公式もPLAUD公式の裏付けになる記載も当サイトは確認できていないので、どちらとも書けません
値段は、Plaud Note本体が¥22,000(税込)。公式ストアには通常価格¥27,500からの20%オフとして表示されています(2026年9月16日時点)。これは本体だけの価格で、文字起こしの時間を増やすプランは別料金です。
▼本体22,000円(税込・9月16日時点)——今日の価格と在庫を公式ストアで確かめる
当サイトはPLAUDの実機を使っていません。上のリンクは公式ストアで現在の価格と在庫を確認するためのものです。本記事にはアフィリエイト広告(PLAUD)を含みます。
本体代とプランを足した総額、他社との比較はこちら——PLAUDの総額(本体+プランで実際いくらか)/オートメモの総額(端末代+プレミアムの1年目・2年目)/そもそも専用ツールは要るのか(スマホと無料の道具でどこまで足りるか)
②文字起こしが出ない・ボタンが見つからない
ボイスメモの文字起こしには、公式が明記している条件があります(2026年9月15日確認)。
| 条件 | Apple公式の記載 |
|---|---|
| 機種 | iPhone 12以降 |
| 言語 | 英語(すべてのバリアント)、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語 |
| 国・地域 | 「一部の国や地域ではご利用いただけません」 |
ここで誤解されやすいのがApple Intelligenceです。文字起こしそのものにApple Intelligenceは要りません。公式ガイドでApple Intelligenceが出てくるのは「文字起こしを要約したり、校正したり」という作文ツールの文脈だけです。「うちのiPhoneはApple Intelligence非対応だから文字起こしも無理だ」と諦める必要はありません。
もうひとつ、メモアプリ側の録音・文字起こしは条件の書き方が違います。公式は「iPhone 12以降でデバイスの言語が英語、(中略)日本語……に設定されている場合に利用できます」としています。端末の表示言語そのものが条件です。通話録音の文字起こしについても公式は「文字起こしが表示されない場合は、お使いのiPhoneが最低要件を満たしていないか、対応する言語を検出していません」と書いています。音声の中身が対応言語だと判定されなければ、出ません。
なおiOS 17以前に録音した古いデータも、開けば自動的に文字起こしされると公式に書かれています。過去の録音を諦める必要もありません。
「何分まで文字起こしできる?」——公式には書かれていません
サジェストには「iphone ボイスメモ 文字起こし 何分まで」という語も実在します。ここは正直に書きます。当サイトが2026年9月15日にApple公式ガイドを確認した範囲では、文字起こしできる長さの上限は記載が見つかりませんでした。
「上限は無い」ではありません。「公式が書いていない」ということです。長時間の録音で途中までしか出なかったという声はありますが、Appleが上限として公表した数字を当サイトは確認できていないので、ここに数字は書きません。長い会議を確実に残したいなら、上限が公表されているツールを選ぶほうが読みが立ちます(無料でどこまで文字起こしできるか——1回あたりの上限で比べた記事)。
「誰が言ったか」は残るのか——ボイスメモと通話録音で違います
ここは公式の書き方が割れていて、まとめて「iPhoneは話者を区別しない」と書いている記事が多い部分です。実際にはこうです。
- ボイスメモの文字起こし: 話者を区別するという記載を、当サイトは公式ガイドで確認できませんでした(「区別しない」と書いてあるわけでもありません)
- 通話録音の文字起こし(メモアプリの「通話録音」フォルダ): 公式に「文字起こしでは、それぞれの文の話者が識別されます」と明記されています
同じiPhoneでも機能が違えば答えも違います。ただし通話録音は録音されることが両方の通話者にオーディオ通知で知らされ、国や地域によっては利用できません(公式に18か国・地域の名指しの一覧があります)。対面の会議には使えない道です。
データ確認日: Apple公式は2026年9月15日、PLAUD公式は2026年9月16日。出典はApple公式「iPhoneユーザガイド(iOS 26)」の各ページ——「iPhoneのボイスメモで録音する」「iPhoneでボイスメモの文字起こしを表示する」「iPhoneで通話を録音して文字に起こす」「iPhoneの『メモ』でオーディオを録音して文字に起こす」——および PLAUD 公式サイト(jp.plaud.ai)のPlaud Note製品ページとFAQ。仕様・対応言語・対応地域・価格は変更される場合があります。