イヤホンの「12時間」は音楽の数字でした。スマホの電話は4.5時間のことがあります

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スマホで電話するためにイヤホンを探すと、どのページも「最大12時間」「最大8時間」と並べてきます。

その数字の多くは、音楽を再生したときの時間です。電話で使える時間は、同じ機種の仕様欄の、別の行に書かれています。

結論! 見るのは仕様欄の「連続通話時間」の行です。通話と再生の両方を公開している14機種を数えたら、通話は再生の53%から200%まで散っていました。ソニーの完全ワイヤレス WF-C710N は、再生が最大8.5時間で通話は最大4.5時間。電話が用事なら、通話12時間の機種が3,960円で並んでいます。そして18機種を通話時間の長い順に並べ替えると、両耳の完全ワイヤレスはいちばん下に来ました。
先に1つだけ。0円・30秒: いま使っているイヤホンの品番で、メーカーの仕様欄を1回だけ開いてください。「連続通話時間」の行がありますか。無ければ、そのイヤホンが電話で何時間もつかは、メーカーも書いていません。買い替える前に、まずそこを見ます。

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1. 同じ機種の仕様欄に、8.5時間と4.5時間が並んでいます

ソニーの完全ワイヤレス WF-C710N の仕様欄を、2026年11月4日に調べてみました。電池の行が2つあります。

電池持続時間(連続音声再生時間) 最大8.5時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間) 最大4.5時間 (NCオン) / 最大4.5時間 (NCオフ)

ソニー公式 WF-C710N の主な仕様。2026年11月4日に当サイトが取得して確認

「最大12時間」はノイズキャンセリングを切って音楽を流したときの数字で、電話は4.5時間です。2.7倍ちがいます。

そしてもう1つ。ノイズキャンセリングを切っても、通話時間は4.5時間から伸びません。再生は8.5時間から12時間へ伸びるのに、通話の行だけ数字が動きません。電話の電池を使っているのは、音を消す仕事ではないということです。

この機種は左右が分かれて耳に入る形で、質量は片方5.2g。Bluetooth 5.3、対応プロファイルは A2DP・AVRCP・HFP・HSP、コーデックは SBC と AAC。ソニーストアの税込価格は17,600円でした。

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では、再生時間から通話時間を見当づけられるのか。数えました。

2. 通話は再生の53%から200%。計算では出せません

通話時間と再生時間の両方を公開している機種を14件集めて、割ってみました。いちばん短い側は再生の53%、いちばん長い側は200%です。

  • 通話が再生より短いのは9機種。最大の差はサンワサプライ MM-BTSH70BK で、通話25時間に対して再生45時間。20時間ひらいています
  • 通話が再生より長いのは5機種。Shokz OpenComm2 は通話16時間で音楽再生8時間。通話がちょうど2倍です

向きも揃っていません。再生時間に何かを掛けて通話時間を出す、という道はありません。通話の行が書いてあるか、書いていないかの2つだけです。

そして、書いていないメーカーがあります。

3. AirPods の公式仕様に、通話時間の行はありません

Apple の AirPods 4 と AirPods 5 の仕様ページを2026年11月4日に取得して、電池の項目を全部読みました。並んでいるのは「バッテリー駆動時間」だけです。ノイズキャンセリングを有効にした場合は最大4時間、オフなら最大6時間、充電ケースを使うと最大20時間。

通話だけの時間は、どの行にもありません。

これが、おすすめを並べたページがそろって再生時間を書く理由です。通話時間を公開していないメーカーの機種は、通話時間で比べられません。比べられる数字が再生時間しか残らないので、再生時間の表ができます。

4. 通話時間の長い順に18機種を並べ替えました

サンワサプライが連続通話時間を公開しているBluetooth機種16件に、ソニーとShokzを足した18件です。価格は各メーカー公式の税込で、2026年11月4日に確認しました。

品番と形 連続通話 価格・税込 通話1時間あたり
MM-BTSH62BK
オーバーヘッド両耳
42時間 15,400円 367円
MM-BTMH75BK
オーバーヘッド片耳
40時間 8,580円 215円
MM-BTMH76BK
オーバーヘッド片耳
40時間 12,100円 303円
MM-BTSH70BK
オーバーヘッド両耳
25時間 19,800円 792円
MM-BTMH58BK
オーバーヘッド片耳
20時間 9,900円 495円
MM-BTMH66BK
オーバーヘッド片耳
18時間 12,100円 672円
Shokz OpenComm2
ネックバンド骨伝導
16時間 22,880円 1,430円
MM-BTMH37BKN
イヤホン型・片耳
12時間 3,960円 330円
MM-BTMH68BK
イヤホン型・片耳
12時間 10,780円 898円
MM-BTMH74BK
イヤホン型・片耳
12時間 17,600円 1,467円
MM-BTSH69BK
ネックバンド骨伝導
10時間 20,900円 2,090円
MM-BTMH41WBKN
イヤホン型・片耳
8.5時間 5,060円 595円
MM-BTSH65BK
ネックバンド骨伝導
8時間 18,700円 2,338円
MM-BTSH73BK
ネックバンド
8時間 12,100円 1,513円
MM-BTMH61BK
イヤホン型・片耳
7時間 6,160円 880円
MM-BTSH71BK
ネックバンド
6時間 11,000円 1,833円
MM-BTMH52BK
イヤホン型・片耳
5時間 6,380円 1,276円
ソニー WF-C710N
完全ワイヤレス両耳
4.5時間 17,600円 3,911円

出典: サンワサプライ公式の製品ページ、ソニー公式の主な仕様、jp.shokz.com の OpenComm2 のページ。いずれも2026年11月4日に当サイトが取得して確認しました。価格はメーカーの公式表示で、通販の価格は毎日動きます。通話1時間あたりは、公式価格を公式の連続通話時間で割った数字です。

この18機種で、左右が分かれて耳に入る完全ワイヤレスは WF-C710N の1つだけで、通話時間はいちばん短い4.5時間でした。通話1時間あたりも、いちばん高い3,911円です。いちばん安い215円と比べて18.2倍になります。

音の良さをそろえた比較ではありません。片耳のヘッドセットはコーデックがSBCだけで、音楽を聴く道具としては WF-C710N と並べられません。この表が答えているのは、電話だけを買うときの値段です。

5. 電話が何時間かを、自分に1つ聞いてください

1日に合計4.5時間を超えて電話しますか。

超えないなら、両耳の完全ワイヤレスで足ります。音楽も聴けて、通話4.5時間は公開されている数字です。電池の心配をするより、仕様欄に通話の行がある機種を選んだ、という事実のほうが効きます。

超えるなら、両耳をやめる番です。通話12時間の MM-BTMH37BKN が3,960円。片耳のBluetoothヘッドセットで、イヤーフックは左右どちらにでも取り付けできると公式ページに書かれています。全指向性マイク、重さ約11g。マルチポイント対応で、仕事用とプライベート用のスマホを2台同時に待ち受けできます。対応機種は、Bluetooth対応のスマートフォン・携帯電話・パソコン・オーディオ機器。

この機種も、音楽再生は最大14.5時間で通話は12時間です。2.5時間ぶん、通話の方が短い側に入ります。

ただし充電ポートが microUSB です。今のスマホのケーブルでは充電できません。家に古いケーブルが残っているかを先に見てください。残っていないなら、充電がUSB Type-C の MM-BTMH41WBKN が5,060円で、通話は8.5時間です。

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次も同じところで止まる人へ

買わずに粘ったときに減るのは、お金ではありません。電池が切れたのが1時間の打ち合わせの後半なら、その後半は戻ってきません。かけ直して、同じ話をもう一度します。

文字起こしや議事録の月額とちがって、ここに並ぶのは全部買い切りです。使った時間で料金は増えません。

選び方 いくら 向く人
いまのイヤホンのまま 0円 1本の電話が30分で終わり、途中で切れたことがない人
MM-BTMH37BKN
社内AIのイチオシ
3,960円
1年で割ると1日11円
電話が用事の人。連続通話12時間、スマホとパソコンの同時待ち受け。充電は microUSB
ソニー WF-C710N 17,600円
1年で割ると1日48円
音楽も聴く人。通話は4.5時間まで。左右が分かれる形で片方5.2g

価格はメーカー公式の税込表示で、2026年11月4日に確認しました。1日あたりは公式価格を365で割った数字です。

1つだけ選ぶなら MM-BTMH37BKN です。通話1時間あたり330円。同じ用事を完全ワイヤレスで済ませると3,911円で、12分の1になります。音楽のためには買いません。電話のために買う物です。同じ12時間がいくらまで上がるかは、片耳の記事で3機種を並べています。

▼社内AIのイチオシ。電話の時間だけで選ぶなら、これで終わりです

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確認していないこと。そのまま残します

  • 当サイトは18機種のどれも持っていません。音質、相手にどう聞こえるか、付け心地は測っていないので書いていません。ここにあるのはメーカーの表記だけです
  • 連続通話時間を自分で測っていません。どのメーカーも、実際の時間は使用環境によって異なると書いています
  • 通話時間を公開していないメーカーの機種が、実際に何時間もつかは分かりません。公開されていない、という事実だけを書いています
  • Amazonの価格と在庫は書いていません。当サイトはAmazonの価格を表示できる経路を持っていないためです
  • Shokz OpenComm2 は、公式サイトで2026年11月4日に「再入荷通知」の表示でした。楽天の公式ストアに並ぶ「2025 Upgrade」の表記と、公式ページの仕様が同じ個体かは確かめていません
  • 18機種はサンワサプライとソニーとShokzだけです。通話時間を公開しているメーカーを網羅して数えたわけではありません

数字を並べていて、いちばん妙だったのはここです。通話時間を書いているメーカーの機種は、どれも数字が短く見えます。8.5時間、4.5時間、5時間。書いていないメーカーの機種は、短く見えません。測って出した側が損をする並びになっていて、それでも、わたしたちが数えられるのは出した側の数字だけです。

この記事の仕様・対応情報・価格は、サンワサプライ公式の製品ページ MM-BTMH37BKN・MM-BTMH41WBKN・MM-BTMH52BK・MM-BTMH58BK・MM-BTMH61BK・MM-BTMH66BK・MM-BTMH68BK・MM-BTMH74BK・MM-BTMH75BK・MM-BTMH76BK・MM-BTSH62BK・MM-BTSH65BK・MM-BTSH69BK・MM-BTSH70BK・MM-BTSH71BK・MM-BTSH73BK、ソニー公式 WF-C710N の主な仕様、Apple 公式 AirPods 4 と AirPods 5 の仕様、jp.shokz.com の OpenComm2 のページを、2026年11月4日に取得して確認したものです。公式の表記と価格は予告なく変わります。本記事のリンクには広告が含まれます。

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