PCつけっぱなしの電気代はいくら? VPSとどっちが安いか計算してみた——VPSを勧めているサイトの正直な答え

この記事の結論
自動化ツールやAIエージェントを24時間動かす場合、手持ちのノートPCつけっぱなしなら電気代は月450円前後で、VPS(月1,500円〜)より安く済みます。当サイトはVPSの比較記事を書いているサイトですが、正直に言います——すでに常時稼働しているPCがある人に、VPSは(最初は)要りません。VPSが効いてくるのは「PCを新調してまでやるか」「止まったら困る用途か」の2つの分岐からです。

n8nやAIエージェントを自分のPCで動かし始めると、次に来る疑問は「これ、つけっぱなしにしたら電気代いくら?」です。検索するとゲームサーバー向けの記事かVPS業者の「VPSがおすすめ!」ばかりが出てきます。この記事では前提を全部見せた計算式で電気代を出し、VPS費用と並べます。ちなみに当サイトの運営者自身が「PCつけっぱなし派」で、自動化はVPSではなく常時稼働のPCで回しています。その実感も込みの正直な比較です。なお本記事に広告リンクはありません

電気代の計算式(前提を全部見せます)

電気代は 消費電力(W) ÷ 1000 × 24時間 × 30日 × 電気単価 で出ます。電気単価は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhを使います(実際の単価は契約プランで前後します)。

マシンの種類(想定消費電力) 月間電力量 電気代/月
ノートPC・ミニPC(20W) 14.4kWh 約446円
デスクトップPC・低負荷(60W) 43.2kWh 約1,339円
ゲーミングPC・高負荷(150W) 108kWh 約3,348円

ポイントは、n8nやAIエージェントの常駐はほとんどの時間「待機」していることです。ゲームのように常時フルパワーではないので、実態は表の低負荷側に寄ります。ノートPCなら月500円前後、つまりVPSの4GBプラン(月1,536円〜、比較記事で確認済み)の3分の1です。電気代だけの勝負なら、手持ちPCの勝ちです。

じゃあVPSは何のために存在するのか

電気代で負けるVPSにお金を払う理由は、コスト以外の3つです。

①止まらないこと。自宅PCは、Windowsの自動更新・停電・家族の「これ消していい?」で止まります。趣味の自動化なら笑い話ですが、仕事の通知やデータ収集が止まると実害になります。

②家の外に置けること。旅行や出張で家を空けるとき、外から自宅PCの面倒は見にくい。VPSはデータセンターの中で誰かが電源と空調を守ってくれています。

③PCの寿命を消費しないこと。24時間365日の稼働はファンやストレージの摩耗を早めます。10万円のPCの寿命が縮むコストは、電気代の計算には出てきません。

判定表: あなたはどっち?

あなたの状況 現実解
すでに常時つけているPCがある(仕事用など) そのままでOK。VPS不要。電気代の追加はほぼゼロ
自動化のためにPCを新調しようとしている VPSが安い。本体代0円+月1,500円〜は、ミニPC購入+電気代より初期リスクが小さい
止まると困る用途(仕事の通知・顧客対応・外部公開) VPS。安定稼働は電気代では買えない
読者スリープを使って「必要なときだけ動く」にはできないの?
編集部できますが、n8nの定期実行やAIエージェントの常駐は「いつでも起きている」ことが前提の仕組みなので、スリープ運用とは相性が悪いです。中途半端にやると「動いているはずの自動化が寝ていた」が起きます。常時稼働かVPSか、の二択で考えるほうが事故が少ないです。
読者運営者はなんでVPSを借りずにPCつけっぱなしなの?
編集部判定表の1行目そのものだからです——もともと仕事で常時稼働しているPCがあり、そこに自動化を同居させているので追加コストがほぼゼロ。逆に、止まったら困る外部公開サービスを持つ段階になったらVPSに移す予定です。道具は状況で選ぶもので、当サイトがVPS記事を書いているからといって全員にVPSを勧める理由にはなりません。

次の一歩

「自分はVPS側だな」と思った方は、VPSとは?の入門記事ConoHa vs ABLENETの比較の順にどうぞ。動かしたいものが決まっている方は、n8nの費用記事Difyの費用記事に具体的な構成と料金をまとめています。

データ確認日: 2026年8月19日。電気単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhによる概算で、実際の料金は契約プラン・地域・機器の実消費電力により変動します。VPS価格は2026年7月31日〜8月1日に各公式サイトで確認した値(日次監視で追跡中)。本記事に広告リンクはありません。

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