動画の文字起こしをiPhoneで無料でやる方法|ライブキャプション手順

本記事にはプロモーションが含まれます。

この記事の結論
iPhoneだけで0円でできます。ただし「動画ファイルを選んで文字起こし」ではなく、動画を再生して、その音をその場で文字にするやり方です。使うのは標準の「ライブキャプション」(日本語対応)。
【条件】iPhone 11以降・追加費用0円
最初の一歩:「設定」→「アクセシビリティ」→「ライブキャプション」をオンにする(これだけなら、いつでも戻せます)。

なぜ「動画ファイルを選んで文字起こし」ができないのか、どの順にタップすればいいのかを、Apple公式のiPhoneユーザガイドの記載で順に確認します(長い動画を1本まるごとテキストにしたい方は0円で足りる人・足りない人へ)。

1. iPhoneの標準機能に「動画を文字起こしする」機能はない

iPhoneで文字起こしといえば「ボイスメモ」ですが、公式ガイドが書いているのは録音についてです。「オーディオ録音で話されている内容をボイスメモでテキストに文字起こしすることができます」「オーディオの文字起こしは、iPhone 12以降の英語(すべてのバリアント)、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語、または繁体字中国語で利用できます」(出典: Apple公式「iPhoneでボイスメモの文字起こしを表示する」・2026年10月16日確認)。

当方が探した限り、同じページにも「iPhoneのボイスメモで録音する」のページにも、カメラロールの動画やムービーファイルを読み込む手順は書かれていませんでした(探したのはこの2ページです)。つまり、写真アプリに入っている動画を選んで文字にする、という操作は標準では用意されていません。

では「動画を再生しながら、ボイスメモでその音を録る」という回り道はどうでしょうか。

2. 「再生しながらボイスメモで録る」は、仕様で止まる

これは思いつきやすい方法ですが、公式に「止まる」と書かれています。

「録音中でも、iPhoneでオーディオを再生しない限り、ほかのアプリを使用できます」「そのアプリでオーディオの再生が始まると、ボイスメモの録音は停止します」(出典: Apple公式「iPhoneのボイスメモで録音する」・2026年10月16日確認)。

不具合ではなく仕様なので、やり方を変えても越えられません。録音そのものが途中で止まる話はiPhoneのボイスメモの文字起こしが途中で止まるときにまとめています。

では、無料でできる標準の道は何か。ここからが本題です。

3. 無料の正解:ライブキャプションで「iPhoneオーディオ」を文字にする

「ライブキャプション」はアクセシビリティの機能で、iPhoneで再生している音声をリアルタイムに文字起こしします。公式の説明は「ライブキャプションを使用すると、FaceTimeやポッドキャストなどのアプリを使用する際のオーディオ、および周囲の会話を理解しやすくなります」。注記として「ライブキャプションはiPhone 11以降で使用可能です」と書かれています(出典: Apple公式「iPhoneで音声のライブキャプションを表示する」・2026年10月16日確認)。

日本語で使えるかどうかも、公式の対応表で確認できます。Appleの「iOSとiPadOSで利用できる機能」の「アクセシビリティ:ライブキャプション」の欄に「日本語」が挙がっています(同欄にあるのは広東語・英語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語・北京語・スペイン語の各地域版。2026年10月16日確認)。

手順

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「ライブキャプション」→「ライブキャプション」をオンにする
  2. 写真アプリなどで、文字にしたい動画を再生する
  3. 「ライブキャプション」をタップしてから、「iPhoneオーディオ」をタップする(公式の操作名です)
  4. 文字起こしを持ち出すときは、「キャプションをコピー」をタップする。公式は「文字起こしは別のアプリ(メモやメッセージなど)にペーストすることができます」と書いています

(出典: Apple公式「iPhoneで音声のライブキャプションを表示する」・2026年10月16日確認)

画面の見え方についても公式に記載があります。「ライブキャプション」ウインドウはオーディオが検出されないときには自動的に非表示になり、左右にスワイプしても隠せます。全画面に広げるボタンもあります(同ページ・同日確認)。

読者これで、1時間の動画も全部テキストにできますか?
編集部できるとしても、1時間かかります。ライブキャプションは再生している音をその場で文字にする機能なので、動画の長さぶんの時間を、再生しながら待つことになります。倍速でまとめて処理する機能ではありません。公式も「ライブキャプションの精度は一定ではなく、危険性の高い場面または緊急事態ではライブキャプションを信頼すべきではありません」と注記しています(同ページ・2026年10月16日確認)。
読者コピーやスクリーンショットに制限はありませんか?
編集部公式が条件を書いているのは通話の場合です——「文字起こしのスクリーンショット、画面収録、およびコピーは、ライブキャプションを設定する際に『1時間』を選択した場合にのみ、通話中および通話後に使用できます」。動画を再生したときのコピーについて、これと同じ条件が書かれているのは見つけられませんでした(同ページを2026年10月16日に確認。「制限が無い」と確認できたわけではありません)。

ここまでが0円の道です。最後に、これで足りる人と足りない人を分けます。

4. 0円で足りる人・足りない人

こういう用事なら 向いている道
5〜10分の動画の内容を知りたい/要点をメモに貼りたい ライブキャプション(0円)
手元にPCとMicrosoft 365がある Wordで.mp4をそのまま(月300分)
長い動画を、正確なテキストのファイルとして残したい 文字起こし専用ツール(無料枠は短い。下記)

専用ツールの無料枠は「月の合計」ではなく「1回あたり」で切れるのが実際の壁です。たとえばNottaのフリープランは「文字起こし時間:120分/月」「1回につき3分まで文字起こし可能」「ファイルインポート:50個/月」で、クレジットカードの登録は不要と書かれています。「文字起こしデータのダウンロード」は有料のプレミアム以上の欄に書かれています(プレミアムは1回5時間まで・1800分/月で、月額換算¥1,185・総額¥14,220税込の12ヶ月分一括払い。出典: Notta公式料金ページ・2026年10月16日確認)。

つまり30分の動画を入れても、無料プランで読めるのは先頭3分ぶんです。長い動画を1本まるごとテキストで残す段に来たら、無料枠の中では収まりません。

※以下のリンクから成果対象となるのは、PCのWeb版での決済(プレミアムプランおよびビジネスプラン)のみです。スマートフォンやアプリからの申し込みは対象外となりますのでご注意ください。

Notta

※申込と契約の管理はPCのWeb版から行うのが確実です(スマホのアプリから申し込むとApple ID・Google Play経由の課金になり、解約の手順も変わります。2026年9月30日に公式の料金ページで確認)

同じ「再生音を文字にする」機能はWindowsにもあり、そちらは音声ファイルを無料で文字にする道の中で条件を整理しています。iPadでの標準機能の条件はiPadの文字起こしは無料でどこまでできるかにあります。

データ確認日: 2026年10月16日。出典はApple公式「iPhoneユーザガイド」の各ページ——「iPhoneで音声のライブキャプションを表示する」「iPhoneでボイスメモの文字起こしを表示する」「iPhoneのボイスメモで録音する」——およびApple公式「iOSとiPadOSで利用できる機能」、Notta公式の料金ページ。確認できていないこと: ①ライブキャプションの文字起こしがiPhoneの中だけで処理されるのか、通信を使うのか(上記のページに記載を見つけられませんでした) ②動画を再生したときのキャプションのコピー・スクリーンショットの条件(公式が条件を書いているのは通話の場合だけです) ③日本語での実際の精度(当サイトはiPhoneの実機で検証していないため、公式の「精度は一定ではない」という注記までしか書けません) ④ライブキャプションが使える国や地域(公式は「一部の言語、国、地域ではご利用いただけません」と注記していますが、対象の一覧は上記のページに見つけられませんでした)。仕様・料金・対応言語は変更される場合があります。利用前に必ず公式ページでご確認ください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール