お金を払う前に、自分の文章で試したい。
そのつもりで申し込んだのに、トライアルが始まらないことがあります。公式が条件をはっきり書いていて、そこに当てはまる人には14日が付きません。
1. 14日の数え方と、0円で終わる条件
公式のヘルプセンターに、トライアルの基本ルールが並んでいます。確かめたのは2026年11月3日です。
- 14日の起点は、アカウント登録とプラン選択が終わった時点。使い始めた日ではありません
- 申し込みはWebサイト上から24時間受付で、注文後すぐに提供されると特定商取引法に基づく表示のページにあります。説明会を待ってアカウントを発行してもらう段取りではありません
- 期間中は、選んだプランのすべての機能が使えます。機能を削った体験版ではない形です
- 期間中もプランの変更・人数の追加・支払い方法の変更ができて、14日後まで一切費用は発生しません
- トライアル中に入れたユーザーのデータと辞書のデータは、そのまま本契約に引き継げます。試した分をやり直す手間はありません
- ひとつだけ買えないものがあります。辞書の数を増やす追加オプションの辞書ストックは、トライアル中は購入できません
ここまでは、どのプランを選んでも同じです。問題は、その14日が付くかどうかのほうでした。
2. トライアルが付かない人が3通りいます
公式が「以下のケースでは、無料トライアルは付与されません」と書いて挙げているのは3つです。
- 過去に同じメールアドレスでトライアルを使ったことがある場合。公式はここにエイリアスを含むと付けています。別名のアドレスで枝を作って入り直す道は、公式の文が先に閉じている形です
- アカウントを削除したあとに、同じメールアドレスで登録しなおした場合
- 未払いの契約が残ったまま、強制的に退会になった場合
ひっかかるのは1番目です。何年か前に一度試して、そのまま離れていた人。そのときのアドレスで申し込むと、14日を飛ばして本契約から始まります。公式サイトの申し込み欄の下にも、無料トライアル利用済みの場合は本契約から開始、と小さく書かれています。
自分に1つだけ聞いてください。文賢の画面を、前にいちど開いたことはありますか。
覚えがあるなら、申し込みの前に、そのときのアドレスで無料のお試しが残っているかを問い合わせて確かめたほうが安全です。別のアドレスを作るのは、エイリアスまで見られている以上、当てになりません。
3. 14日目に起きること。止める操作は1つだけ
ここが無料トライアルの本体です。キャンセルしなかった場合、14日の終わりに、その時点の契約内容で自動的に本契約へ移ります。
支払い方法ごとに、起きることが違います。
- クレジットカード。トライアル終了と同時に初回の決済がかかります。有効期限切れなどで失敗した場合は、一定日数のあとに再決済されます
- 銀行振込。1年更新のときだけ選べます。終了後に請求の案内メールが届き、入金期限は14日間。入金待ちの状態でも、期限内なら使えます
何も知らずに過ぎることはない形になっていて、終了の3日前と1日前に、リマインドのメールが届きます。
止めたいときの操作は1つです。文賢にログインして「プラン・お支払い」画面の下にある「文賢を解約する」を押し、解約の予約を入れる。予約した日を迎えるとトライアルが終わり、費用は一切発生しません。期限内なら取りやめもできます。
つまり、14日のうちに決めるのは「続けるか」ではなく「予約を入れるか」です。何もしなければ続く側に倒れます。
4. 試す前に落ちる条件。「使えない」の半分はここでした
14日を1日も使えない人もいます。文賢はブラウザで動くツールで、動く環境が絞られているからです。
文賢ヘルプセンターの「Macでも使えますか?動作環境を教えてください」より。2026年11月3日に当サイトが取得して確認
見落としやすいのは2つです。
ブラウザ。Chrome以外では正常な動作を保証していない、と公式がはっきり書いています。Safariが既定のままのMacや、Edgeで仕事をしているWindowsは、そのままでは想定の外です。Macそのものは問題ありません。
画面の幅。1280px以上が条件です。そしてスマートフォンとタブレットについては、快適にお使いいただくことができませんと公式が書いています。移動中にiPadで直す使い方は、最初から外れています。
もう1つ、文章を貼る前に知っておく話があります。入力した文章は文賢のクラウドサーバーには保存されず、ブラウザの側にだけ一時的に残る形です。ただしAIアシストに送った文章は、不正利用の監視と調査のために、OpenAI社のサーバーに30日間保管されます。これは公式サイトのセキュリティ欄に書かれている条件です。預かりものの原稿で試すなら、ここを読んでから貼ったほうがいい。
5. 14日で何を確かめるか。公式が挙げている数で順番が決まります
14日は短いので、全機能を触って終わると何も決まりません。公式が項目の数を出している機能から当てるほうが、判断が早い。
- ルール校正は13項目、ルール推敲は22項目。公式が数を出しています。自分が前に人から指摘された直し方が、この35項目のどこかに入っているかどうか
- WordとPDFの読み込み。画面にドラッグするだけで中の文章を取り出せて、PDFなら写真や画像の中の文字も抜けると公式は書いています。普段その形で原稿を受け取る人は、初日にこれを試す番です
- マスキング。機密の部分を隠した状態でAIへ送る機能で、特許出願済とされています。個人情報を自動で見つける自動マスキングは、ビジネスチームのプランだけです
- カスタム辞書。パーソナルは5件、ビジネスチームは15件。社内やクライアントの表記ルールを入れてみて、5件で足りるかを14日のうちに見る
この順で当てると、13日目には「自分の直され方が項目に入っているか」が分かります。入っていなければ、予約を入れて0円で終われます。
確認できていないこと。そのまま残します
- 画面の中は確認できていません。この記事の条件・手順・項目の数は、公式サイトとヘルプセンターに書かれていた文から取りました。校正の精度や使い勝手は書いていません
- トライアルが付かない3つのケースは、公式の文をそのまま写したものです。どこまでが同一のアドレスと判定されるかの境目は、公式に書かれていません
- 決済が失敗したときの「一定日数」は、公式に日数が書かれていません。推定は書いていません
- 辞書ストックの値段は確認できていません。トライアル中は買えない、ということだけが書かれています
- 公式ページの表記は予告なく変わります。この記事の確認日は2026年11月3日です
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最後にひとつ。今夜できることは、申し込みを押す前に、スマホのカレンダーで14日後に印を付けることです。リマインドのメールは3日前と1日前に届きますが、届くのは申し込みに使ったアドレスで、仕事のメールに埋もれます。自分で置いた印のほうが、たぶん先に目に入ります。
この記事のトライアルの期間・付与されない条件・終了後の流れ・動作環境・データの扱いは、文賢公式サイトと、ヘルプセンターの「無料トライアルはありますか?」「解約(定期支払いのキャンセル)はどのようにすればいいですか?」「Macでも使えますか?動作環境を教えてください」「SafariやFirefoxなど、Chrome以外のブラウザでも使用できますか?」「入力した文章データは保存されているのでしょうか?」を、2026年11月3日に取得して確認したものです。公式ページの表記は予告なく変わります。