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Gboardの音声入力は3種類あって、どれが使えるかは機種で決まります(2026年10月16日にGboard公式ヘルプで確認)。標準の音声入力=Gboardが入ったAndroidならOK/高度な音声入力(句読点が自動で入る・音声コマンドが使える)=Google Pixel 6以降/AI音声入力(つなぎ言葉を消して文章に整える。中身はGemini 3.5 Transcribe)=Google Pixel 11シリーズだけ。日本語は、高度な音声入力とAI音声入力のどちらも対応言語に明記されています。
最初の一歩: キーボード上部の設定アイコン→[音声入力]を開くと、自分の端末でどれが選べるか分かります(無料・すぐ元に戻せます)。
Gboardの音声入力は3種類——どれが使えるかは機種で決まる【2026年10月16日 公式ヘルプ確認】
Gboardのマイクボタンは1つですが、その裏で動く音声入力は公式ヘルプ上で別のページに分かれていて、必要な機種がそれぞれ違います。「句読点が自動で入らない」「音声コマンドが効かない」という引っかかりは、設定ではなく機種の側にあることが多いです。まず自分の端末でどこまで使えるかを確かめてください。
| 音声入力の種類 | 必要な機種(公式ヘルプの記載) | 日本語とできること |
|---|---|---|
| 標準の音声入力 | Gboardが入ったAndroidスマホ・タブレット(手順の一部はAndroid 7.0以降) | 対応は言語によります(一部の言語は非対応と明記)。話した言葉をそのまま文字にする。句読点はフレーズで指定する |
| 高度な音声入力 | Google Pixel 6以降(Pixel Fold・Pixel Tabletを含む) | 日本語に対応(英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・スペイン語)。句読点の自動付与、絵文字の音声入力、「最後の単語を削除して」などの音声コマンド。入力したテキストは端末上で処理される([修正]と詳細な編集を使った場合を除く) |
| [修正]・音声コマンドでの詳細な編集 | Google Pixel 8以降 | 日本語では使えません(英語のみ。[修正]は米国・ネットワーク接続も必要)。誤りの修正、単語の挿入・削除・置換を声で指示する |
| 文章作成ツールの音声コマンド | Google Pixel 9以降(Pixel 9aを除く) | 日本語に対応(6言語。ドイツ語は近日提供予定と記載)。「これを校正して」「フォーマルにして」など、すでに書いた文の書き換え |
| AI音声入力(Gemini) | Google Pixel 11シリーズ。ほかにGboard最新版をデフォルトのキーボードに設定・マイクの権限が必要 | 日本語に対応(アラビア語・英語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語)。つなぎ言葉を消し、文法と句読点を整えて文章にする。「もっと短く、直接的な表現にして」のような会話調の書き換えや編集もできる |
つまりPixel以外のAndroid(GalaxyやXperiaなど)とiPhoneで使えるのは、いちばん上の標準の音声入力だけです。端末の標準機能でどこまで文字にできるかはAndroidの文字起こしは無料でどこまでできるか、Pixelの録音アプリ側の条件はPixelのレコーダーで文字起こしができないにまとめています。では、Pixelを持っている人はどこで切り替えるのか。
切り替える手順と、オンにできないときの3つの確認
切り替えはGboardの中だけで終わります(アプリの入れ直しも、端末の設定アプリも要りません)。公式ヘルプに載っている手順は次のとおりです。
- AI音声入力と標準の音声入力を切り替える: 文字を入力できるアプリでGboardを開く→ツールバーの設定アイコン→[音声入力]→どちらかを選ぶ
- 高度な音声入力をオン/オフする: キーボード上部の設定アイコン→[音声入力]→[高度な音声入力機能]
- 句読点が勝手に入るのを止める: 同じ[音声入力]の中の[句読点を自動的に追加]をオフ
- 話した内容を端末に覚えさせない: 設定アイコン→[プライバシー]→[Gboardと音声入力の改善]の[自分向けにカスタマイズ]をオフ(オンのときの保存先は端末側で、[学習した単語やデータの削除]からいつでも消せると記載)
高度な音声入力がオンにできないとき、公式ヘルプが挙げている原因は3つです。
- 新しいPixelをセットアップした直後はアップデートが必要(Wi-Fiに接続すると自動でダウンロードされる)
- Gboardのメイン言語と端末の言語が違う(同じにする必要があると明記)
- Android System Intelligenceアプリが古い(Google Playで更新する)
この3つを試してもオンにできないなら、原因は上の表の機種条件のほうです。では、いちばん新しいAI音声入力がPixel 11シリーズだけなのはなぜか。
AI音声入力の中身はGemini 3.5 Transcribe——「Androidで使える」ではなく「Pixel 11で使える」
AI音声入力の裏で動いているのは、Googleが2026年8月26日に発表した文字起こし専用の新モデル「Gemini 3.5 Transcribe」です。この発表を報じる記事を読み比べると、一般ユーザーの利用方法を「Android版GboardのRamblerやmacOS版Geminiアプリで体験できる」と書いているものが複数あります。間違いではないのですが、これを読んだ読者はまず自分のAndroidスマホでGboardを開くはずです。そして、見つかりません。
Gboardの公式ヘルプ(AI音声入力のページ)には、必要な条件として「Google Pixel 11 シリーズのデバイス」がはっきり書かれています。Androidスマホ全般ではなく、2026年時点の最新Pixelだけです。日本語自体は対応言語表に載っているので、「日本語が未対応だから使えない」のではなく「端末が限られているから使えない」——ここが読者にとっての実態です。
AI音声入力の公式ヘルプには、使う前に知っておきたい記載が3つあります。①オフラインでも動くが、そのとき効くのは基本的なクリーンアップ・句読点・大文字までで、文体の書き換えは接続が戻ってから再開する(処理が終わると[再試行]ボタンが表示されると記載)。②使用量に上限があると明記されています(具体的な数字はページに書かれていません)。③テキストボックスにリアルタイムで文字は出ません——話し終わってからまとめて表示され、動作中は光るアニメーションが出るだけです。なおテキストと音声はGoogleが一時的に処理し、保存・保管・共有はされず、テキスト出力後に削除されると書かれています。
当サイトがPlaud Oneの発表記事でも書いたことの繰り返しになりますが、海外発の新機能は「発表された」と「あなたが使える」の間に、しばしば数か月から1年の距離があります。スペックの数字より先に、まず提供条件を見てください。端末の買い替えを待たずに今日から録りたいのであれば、スマホの機種に左右されない専用機という道もあります(PLAUDの総額——本体とプランで実際いくらか。当サイトは実機を所有していないので、価格の内訳だけを公式で確認してまとめています)。
ただしフリーの文字起こしは月120分・1回3分まで。1時間の会議をまるごとは通せません。無料で判定できるのは「自分の声と会議室で話者の区別が付くか」までで、端末を買い替える前に確かめられるのはそこまで、という線引きです。
▼Nottaのフリープラン(話者識別つき・カード登録不要)を見る
※申込と契約の管理はPCのWeb版から行うのが確実です(スマホのアプリから申し込むとApple ID・Google Play経由の課金になり、解約の手順も変わります。2026年9月30日に公式の料金ページで確認)
楽天で買いたい人向けの導線です。新モデルの窓口がPixel 11シリーズに限られるのは、この記事で確認したとおりです。端末の世代を待たずに録りたい場合、端末に依存しない専用機という道があります。
Plaud 楽天市場店のPlaud Note Proを見る
楽天市場の表示価格は24,640円(税込・在庫あり・販売元 Plaud 楽天市場店/SB C&S株式会社。通常30,800円の20%OFF・2026年10月19日(月)23:59まで。2026年10月13日に商品ページで確認)。
返品について:この店(Plaud 楽天市場店)はお客様都合の返品・交換を商品到着後8日以内・新品未開封のみで受け、返送料はお客様負担です(開封してしまうと、お客様都合では返せません)。不具合(初期不良・注文と違う商品)の場合は商品代金全額・返品送料は店舗負担ですが、連絡の期限は同じ欄の中で「商品到着後2週間以内」と「商品到着後15日以内」の2通りが書かれています。発送前なら、注文から30分以内は理由を問わずキャンセルできます。2026年10月14日に店舗情報ページで確認しました(ここに書いたのは条件の一部です——返送先の指定・返品不可製品の扱い・30分以内でもキャンセルできない注文の例外は、同じ店舗情報ページに書かれています)。
当サイトはNottaを実機で精度検証していません。上の数字は公式料金ページの記載を確認しただけのものです。無料トライアルが自動課金に切り替わる条件など、契約前に見ておくべき点はNottaの料金を深掘りにまとめてあります。端末の標準機能だけで足りるかはGalaxyの文字起こしを毎日使った結論が参考になります。
文字起こしツールの料金を毎日監視している当サイトにとって、Googleの動きは無視できません。ただ今回は、発表を「すごい精度」で終わらせずに「で、あなたは今日それを使えるのか」を確かめました。Google公式ブログ・Gboard公式ヘルプ・Gemini API公式ドキュメント/料金ページの4か所を2026年8月31日に直接確認した事実だけを整理します。なおGoogleは当サイトの提携先ではありません(本記事に含まれる広告リンクは別ツール(Notta)のもので、Gemini 3.5 Transcribeの評価とは無関係です)。
確認できた事実【2026年8月31日・Google公式ブログ/公式ヘルプ/API公式ドキュメント】
- 発表日: 2026年8月26日(Google公式ブログ)。音声を直接「整形済みのテキスト」に変換する文字起こし専用モデル
- 精度: 公式ブログ掲載の平均単語誤り率(WER)はリアルタイム4.0%・非リアルタイム2.6%。フィラー(「あー」等)の除去、言い直しの反映、自動整形を行うと記載
- 言語: 85言語以上を自動検出。API公式ドキュメントの対応言語表に日本語(ja-JP)が掲載されています
- 一般ユーザーの窓口: 公式ブログが挙げるのは①Android版Gboardの「AI音声入力(Rambler)」②macOS版Geminiアプリ(英語)③Chrome(近日)④Google Antigravity
- そのGboardの条件: 公式ヘルプに「Google Pixel 11 シリーズのデバイス」「Gboardの最新版をデフォルトキーボードに設定」「マイク権限」と明記。対応言語には日本語が含まれますが、対応国・地域の記載はページ内で確認できませんでした
- 音声の長さ制限(API): 1リクエストあたり最長1時間。話者分離や単語単位のタイムスタンプを有効にすると30分。リアルタイム版は1セッション10分
- 話者識別: API公式ドキュメントは音声ファイル処理で最大8話者と記載。一方、公式ブログには3人以上の話者識別は実験的との注記があり、両者で表現に幅があります(リアルタイム版は話者分離非対応)
9/11 更新GeminiのデスクトップアプリにWindows版が加わりました。公式のデスクトップ紹介ページ(gemini.google/desktop/)を2026年9月11日に確認したところ、「macOS 版をダウンロード」と「Windows 版をダウンロード」の両方が並んでおり、Windowsでは Alt+Space、Macでは Option+Space で呼び出せると書かれています。9/12 追記提供開始日が公式に分かりました——Google Workspace公式ブログが2026年9月11日付で「The Gemini desktop app is now available for Windows」を告知しており、対象はWindows 10と11、Google Workspaceの契約者だけでなく個人のGoogleアカウントでも使えます(「Available to all Google Workspace customers, Workspace Individual subscribers, and users with personal Google accounts」)。同ブログが挙げる機能はAlt+Spaceでの呼び出し・GmailやDriveの情報を使った下書き・Nano Bananaでの画像生成の3つで、音声を文字に起こす機能には触れていません。ただしこの記事の本題(話した言葉を整ったテキストにする機能)については、Windowsで使えるとは書かれていません。
- 音声の機能はmacOSが先: 同ページは「まずはmacOS で利用可能な追加機能をお試しください。Windows にも順次対応していく予定です」と明記。その追加機能の1つが「任意のアプリケーションで自分の考えを話すだけで、Gemini が自動的に書式を設定し、文章をリアルタイムでブラッシュアップします」です
- 日本語で動くかは確認できませんでした: このページには音声機能の対応言語の記載がありません。FAQは「Gemini デスクトップ アプリは、Gemini アプリがサポートされているすべての言語と国でご利用いただけます」と書いていますが、これはアプリ全体の提供範囲の話です。上の音声機能が日本語で動くかどうかは、公式ページからは読み取れませんでした(8月の発表ブログの記載は「英語」でした)
- Windowsの人にとっての結論は変わりません: アプリは入れられますが、文字起こしの窓口が増えたわけではありません。本文の結論(待ちでよい)はそのままです
提供段階の表記にも揺れがあります。公式ブログは「Gemini APIで公開プレビュー」と書き、開発者向けドキュメントにはプレビューの表示がありません。安定版として業務に組み込む前に、自分で公式ドキュメントの表記を確認することをおすすめします。
料金: 一般利用の追加料金は書かれていない。開発者は1時間の会議で数十円
「無料で使えるの?」という検索が多い機能なので、料金面も公式ページで確認しました。
まずGboardのAI音声入力について、公式ヘルプに料金や有料プランの記載はありません(Gboard自体が無料アプリです)。ただし「無料と明記されている」わけでもないので、当サイトとしては「追加料金の記載は確認できなかった」という書き方に留めます。
一方、開発者向けのGemini APIは公式料金ページに数字が出ています。無料枠(Free Tier)の設定があり、有料の従量課金は公式ページの試算で以下のとおりです。
| モデル | 音声の入力 | テキストの出力 |
|---|---|---|
| gemini-3.5-transcribe(録音ファイル) | $0.003/分 | $0.002/分 |
| gemini-3.5-transcribe-live(リアルタイム) | $0.005/分 | $0.004/分 |
1時間の会議を丸ごと処理すると、録音ファイル版で合計約0.30ドル、リアルタイム版で約0.54ドルという計算になります(約48円と約86円——1ドル=約160円換算・2026年8月31日時点のレートによる目安。公式の表示は米ドルで、決済時のレートで変わります)。なお公式ページ自身が「1秒あたり25音声トークン、1分あたり175テキストトークンを前提とした推定価格」と注記しているので、実際の請求額は音声の内容で上下します。
この数字は、月額課金の文字起こしサービスと比べると確かに安く見えます。ただしAPIは自分でプログラムを書く前提のものです。録音の取り込み、話者の整理、要約、保存——市販ツールが肩代わりしている部分をすべて自作することになるので、既存ツールの料金比較と単純に並べて「こっちが安い」と判断するのは早計です。
で、いま使っているツールは解約していい?
結論は「解約しない」です。理由を、読者の状況別に整理します。
| あなたの状況 | 今日やるべきこと |
|---|---|
| Pixel 11シリーズを持っている | Gboardを最新版にしてAI音声入力を試す価値あり。ただし試すのは「音声入力(話して文字を書く)」であって、会議の録音を丸ごと処理する機能ではない点に注意 |
| iPhone・Pixel 11以外のAndroid | 現時点で待ち。今の文字起こしツールを継続。端末側の文字起こし機能やスマホ標準機能だけで足りるかの検討が現実解 |
| 会議の議事録が業務で必要 | 今回の発表は「モデルが良くなった」話で、議事録サービスが置き換わった話ではありません。現行ツールを維持し、各社がこのモデルを載せてくるのを待つのが安全 |
むしろ読者にとっての本当の朗報は、少し先にあります。文字起こしの土台となるモデルが安く高精度になれば、それを使う各社のサービスの価格と精度に効いてくるからです。当サイトの日次監視は各社の料金ページを見張っているので、動きがあれば確認日つきでお伝えします。
データ確認日: 2026年8月31日(Google公式ブログのGemini 3.5 Transcribe発表ページ、Gboard公式ヘルプ「Gboard での AI 音声入力」、Gemini API公式ドキュメントおよび公式料金ページ)。発表日2026年8月26日・WER・言語数・話者数・音声長・料金はいずれも上記の公式ページの記載による。米ドルの円換算は当サイトによる目安(1ドル=約160円換算・2026年8月31日時点のレートによる目安)であり、公式表示は米ドルです。提供条件・対応端末・料金は変更される場合があります(当サイトの日次監視で追跡中)。2026年9月11日追記: Geminiデスクトップアプリに関する記述(Windows版の提供・Alt+Space・「まずはmacOSで利用可能な追加機能」「Windowsにも順次対応していく予定です」・音声で話して整形する機能・FAQの提供言語/国)は、同日にGoogle公式のデスクトップ紹介ページ(gemini.google/desktop/)で確認した記載によります。この音声機能の対応言語は同ページに記載がなく、日本語で動くかは確認できていません。2026年9月12日追記: Windows版の提供開始日・対象OS・利用できるアカウントの範囲・告知された機能は、Google Workspace公式ブログ(workspaceupdates.googleblog.com)の2026年9月11日付記事で確認しました。同日にgemini.google/desktop/を再取得したところ、「まずはmacOSで利用可能な追加機能をお試しください。Windowsにも順次対応していく予定です」の一文は9月12日時点でも残っています(=音声で話して整形する機能がWindowsに来た、という発表ではありません)。Googleは当サイトの提携先ではありません。本記事に含まれる広告リンクは別ツール(Notta)のもので、Gemini 3.5 Transcribeの評価とは無関係です。Nottaのフリープランの内容・話者識別・月120分/1回3分の制限は2026年9月8日にNotta公式料金ページで確認した記載によるもので、当サイトはNottaを実機で精度検証していません。2026年10月16日追記: Gboardの音声入力の種類と必要な機種(標準の音声入力=Gboardが入ったAndroid/高度な音声入力=Google Pixel 6以降/[修正]と音声コマンドでの詳細な編集=Google Pixel 8以降・英語のみ/文章作成ツールの音声コマンド=Google Pixel 9以降/AI音声入力=Google Pixel 11シリーズ)・それぞれの対応言語・切り替えとオン/オフの手順・オンにできないときの確認点・オフライン時の挙動・使用量上限とデータの扱いは、同日にGboard公式ヘルプの3ページ(「音声入力」「高度な音声入力機能を使用する」「Gboard での AI 音声入力」)で確認した記載によります。