Galaxyのボイスレコーダー付属の文字起こしは、その結果だけを議事録として使えるレベルではありません(当サイト運営者がZ Flip7で日常利用しての実感です)。ただし「録音と文字起こしまでをGalaxyに任せ、テキストを書き出してChatGPTに整えさせる」という分業にすると、追加アプリなし・追加費用なしで実用になります。アプリを探す前に、まず手元のGalaxyでこの型を試してください。
「galaxy 文字起こし 精度 悪い」と検索してこの記事にたどり着いた方、その体感はおそらく間違っていません。この記事は、Galaxy Z Flip7(One UI 8.5)で文字起こし機能を実際に日常利用している当サイト運営者の実感をもとに、どこまで使えて、どこからは無理で、どう補えば実用になるのかを正直に書きます。メーカーの宣伝でも「神機能」礼賛でもありません。なお本記事に広告リンクはありません。
まず基本: Galaxyの文字起こしはどこにある?
標準の「ボイスレコーダー」アプリに入っています。使い方はSamsung公式の案内どおりで簡単です(2026年8月9日に公式サポートページで確認)。
- 録音した音声ファイルを開いて「文字起こし」をタップ(見当たらない場合は右上のAIアイコンから)
- 処理が終わるとテキストが表示され、同じ画面から翻訳・要約も呼び出せます
- 対応言語は日本語を含む20以上。追加の言語パックは設定からダウンロード
- 注意点として、要約機能はSamsungアカウントへのログインが必要で、インタビューモードで録った音声は文字起こし非対応です(公式明記)
正直な評価: 何がよくて、何が無理か
いいところは2つ。1つめは手軽さです。会議が始まる直前でも、ポケットから出して録音ボタンを押すだけ。アプリの追加インストールも会員登録も課金もありません。2つめはスマホの容量が許す限り録音できること。クラウド型のAI議事録ツールは無料プランだと「月◯分まで」という時間制限が定番ですが(料金比較記事で整理しています)、その心配がありません。長丁場の会議や研修を気兼ねなく録れるのは、地味に大きい利点です。
無理なところ。文字起こしの精度も、要約の精度も、その出力だけで仕事に使えるレベルではない——これが毎日使っている運営者の実感です。固有名詞は崩れ、話し言葉はそのまま残り、要約は「間違ってはいないが議事録としては物足りない」ものが出てきます。なぜそうなるかはAI文字起こしの仕組みの記事で書いたとおりで、Galaxyが特別悪いというより、この価格(無料)でこの手軽さなら妥当な水準、というのが公平な見方だと思います。
それでも使い続けている理由: 「素材採り→ChatGPT仕上げ」の分業
当サイト運営者が実際にやっている運用はこうです。
| 工程 | 担当 | やること |
|---|---|---|
| ① 録音 | Galaxy | ボイスレコーダーで録るだけ。容量の限り時間無制限 |
| ② 文字起こし | Galaxy | 「文字起こし」をタップ。精度は不完全でOKと割り切る |
| ③ 議事録化 | ChatGPT | テキストを書き出して渡し、整形・要約・ToDo抽出をさせる |
ポイントは、Galaxyの文字起こしを「完成品」ではなく「素材」と割り切ることです。誤変換だらけのテキストでも、文脈を読めるAIに渡せば大半は文意から復元されます。ChatGPT側への頼み方は、たとえばこんな一文で十分です。
「以下は会議録音の自動文字起こしで、誤変換を含みます。文脈から修正したうえで、①決定事項 ②宿題(担当者つき) ③次回までの論点、の3項目で議事録にしてください」
ChatGPTは無料プランでも試せます(無料と有料の違いは別記事参照)。この分業型のくわしい考え方は、当サイトの旗艦記事「AI議事録の専用ツールはいらない?」でも掘り下げています。
まとめ: 「精度が悪い」で捨てるのはもったいない
Galaxyの文字起こしを「議事録マシン」として評価すると落第です。でも「無料・無制限の素材採り係」として評価すると、これほど気楽な道具はありません。精度への不満は、直そうとするのではなく、直すのが得意なAI(ChatGPT等)に後工程を渡すことで解消する——手元のスマホで今日から試せる型として、まず一度やってみてください。
データ確認日: 2026年8月9日(Samsung公式サポート「文字起こしアシストを使用する方法」ほか)。精度に関する記述は、当サイト運営者がGalaxy Z Flip7(One UI 8.5)で日常利用した実感にもとづく主観的評価であり、数値測定ではありません。機能仕様は機種・OSバージョン・地域で異なる場合があります。本記事に広告リンクはありません。