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身につけておくだけで1日の会話がノートになる。そう読んで値段を調べにきた人がいちばん知りたいのは、本体を買ったあとに月額が要るのかどうかだと思います。公式の料金ページに出ている分数を1日に割ると、自分が払う側になるかどうかが買う前に分かります。
この記事の立場: Moriの公式サイトと料金ページ、PR TIMESの発表を2026年11月1日に取得して、書いてある数字だけを置きます。装着感や文字起こしの精度は、公式の文に書かれていないことは書きません。
1. 無料で文字になるのは月600分。1日に直すと20分
Moriの料金ページには、プランが3つ並んでいます。Free(0円・月600分)/Standard(年額20,000円を一括・月1,800分)/Unlimited(年額35,000円を一括・無制限)。3つとも、日記の生成、Moriとのチャット、会議メモの自動生成、ToDoリスト抽出、インサイト通知、50以上の対応言語が同じように並んでいます。プランで変わるのは機能ではなく、文字起こしできる分数だけです。
600分を30日で割ると20分。1,800分なら1日60分です。1時間の会議に置き換えると、無料で月10本、Standardで月30本。ここまでなら、ほとんどの人は無料のままで困りません。
ただし、数え方に1つ知っておくことがあります。公式は「文字起こし時間はVAD(会話自動検知)により、実際に話している時間だけをカウントします。無音や会話の切れ目は消費時間として含まれません」と書いています。つけている24時間が全部減るわけではなく、減るのは声が出ていた時間です。だから「1日20分」は、装着時間ではなく、あなたがしゃべった時間で数えてください。
2. 600分を超えたあと、音は7日で消える
ここがいちばん効きます。上限に当たったら録音が止まる、という作りではありません。公式のよくある質問にはこう書かれています。
「上限に達したあとも、録音とアプリへの同期は続きます。上限を超えた音声は、文字起こし待ちとして最大7日間保管されます。その間に有料プランへ変更するか、翌月の利用枠が更新されると、古い録音から順に文字起こしされます。7日以内に利用枠が戻らなかった音声は、自動で削除されます」(Mori公式・2026年11月1日確認)
つまり、無料のまま上限を超えると、録れてはいるのに文字にならないまま、7日後に音ごと無くなる区間ができます。月の前半で600分を使い切った人は、後半に話したことが残らない可能性がある、ということです。翌月の更新を待てるのは、最後の7日ぶんだけです。
録音したあとから「ここだけ文字にする」という選び方もできません。公式は「Moriは、声を検知した部分を自動で文字起こしします。録音後に範囲を選ぶ方式ではありません」と書いています。残したくない場面はミュートで止める、という設計です。
3. 「1日を丸ごと残す」をやると、どのプランになるか
Moriが見せている使い方は、会議だけを録る使い方ではありません。公式サイトに載っているジャーナルの画面例は、1日が「10セッション・8h 45m」です。朝の打ち合わせから夜の家族との会話まで、1日の記録がそれだけ並んでいる絵です。
8時間45分は525分。この絵のとおりの1日を送ると、無料の600分は1日と少しで無くなります。Standardの1,800分でも3日ぶんです。画面例は製品紹介の例であって実測値ではありませんが、「会話の多い1日は数百分になる」という桁は、公式自身が見せています。
だから結論はこうなります。会議を録る道具として買うなら、無料かStandardで足ります。公式が見せている「1日を丸ごと残す」使い方をするなら、実質Unlimited一択で、1年ごとに35,000円が乗り続けます。どちらの使い方をするかを先に決めたほうが、値段の比べ方が変わります。
4. 今日の値段。セットと本体単体で7,000円ちがう
2026年11月1日に公式ページで確認した値段は次のとおりです。
- Mori本体 28,000円(本体・クリップ・ネックレス同梱/文字起こし月600分の無料プラン付き)
- マグネティックウォッチバンド 6,980円(本体と同時購入の追加バンド)
- Unlimited 年額35,000円(月払いなら3,500円)/Standard 年額20,000円(月払いなら2,000円)
足すと 28,000+6,980+35,000=69,980円。これは公式サイトが「一般販売予定価格」として出している額と同じです。そして同じページに、先行販売のセットが「本体+ウォッチバンド+アンリミテッド1年分 62,980円(税込)」と出ていました(10%OFF表記)。差は7,000円です。
月払いと年払いの差も同じ形で計算できます。Unlimitedは月3,500円×12か月=42,000円、年額は35,000円。差は7,000円で、公式が料金ページの年払いタブに書いている「2ヶ月分無料」と一致します。Standardも2,000円×12=24,000円に対して年額20,000円で、同じく2か月ぶんです。
なお、PR TIMESの発表(franky株式会社・2026年8月31日公開)には一般販売の開始が2026年11月2日11時と書かれています。先行販売のセットと一般販売、どちらの窓口が今日あなたに開いているかは、公式ページで確かめてください(当サイトは購入手続きの画面までは見ていません)。
5. 月額を1円も払わずに、録って文字にする道
ここまで読んで「話す時間が長いから、たぶんUnlimitedになる」と思った人へ。年35,000円が続くのが気になるなら、録る機械と文字にする場所を分けるという古い手が今も効きます。
やり方は2つだけです。①月額のないICレコーダーで録る ②録った音声ファイルを、無料の文字起こしにかける。Windowsなら無料でできる手順を別の記事にまとめてあります(下の関連記事)。自動で分類も要約もされませんし、身につけて勝手に録ってはくれません。そのかわり、月に何時間しゃべっても料金は増えませんし、7日で消えることもありません。
2026年11月1日にAmazonのボイスレコーダーの棚を見たときは、64GBで20時間以上録れると書かれた機種が4,000〜6,000円台で並んでいました(価格は動きます。買う前に販売ページで確かめてください)。
▼月額なしで、長い時間を録っておきたいとき
関連記事
- 自分のスマホで動くかを先に確かめたい人: Mori Journaling AIが自分の環境で動くか、買う前に分かる(止まるのはAndroidと通話)
- 録った音声を無料で文字にする手順: Windowsで音声ファイルを無料で文字起こしする
- ほかの文字起こしサービスの無料枠と上限: 文字起こしAIの無料枠はどこで止まるか
確認していないこと(そのまま残します)
- 実際の文字起こしの精度と、装着したときの聞こえ方。公式は「静かな場所で、話す人とMoriの距離が近いほど、より正確に文字起こしできます」と書いていますが、数字は出していません。当サイトも測っていません
- あなたの1日が何分になるか。会話の多さは人によって10倍ちがいます。この記事の「1日20分」は600分÷30日の割り算で、誰かの実測ではありません
- 先行販売のセットが今日まだ買えるか、一般販売といくら差があるか。公式ページに出ていた表示をそのまま写しただけで、購入画面は見ていません
- Unlimitedの解約の締めがいつか。公式は「1年プランは自動更新なし」「期間終了後はフリープランへ移行」と書いていますが、途中でやめたときの扱いは確認できていません
最後にひとつ。今日1日ぶんだけ、自分がしゃべった時間を数えてみてください。20分で収まるなら、この製品はあなたにとって28,000円の買い切りです。収まらないなら、本体の値段に年35,000円を足した額が本当の値段です。同じ製品でも、1日の分数で値札が2倍変わります。
出典と確認日
- Mori公式 料金ページ(mori.to/ja/pricing)=一次情報。本体28,000円・ウォッチバンド6,980円・Free 月600分・Standard 月1,800分/年額20,000円・Unlimited 無制限/年額35,000円・年払いの「2ヶ月分無料」は、当サイトが2026年11月1日に取得して確認
- Mori公式 製品ページ(get.mori.to)=一次情報。よくある質問の「文字起こし時間を使い切るとどうなりますか?」「録音したあとに、必要な部分だけ文字起こしできますか?」、VADの数え方、ジャーナルの画面例「10セッション・8h 45m」、先行販売セット62,980円(税込)と一般販売予定価格69,980円の表示は、同じく2026年11月1日に取得して確認
- franky株式会社 プレスリリース「【franky】ウェアラブルAI『Mori Journaling AI』を正式提供開始」(PR TIMES・2026年8月31日11時00分配信/当サイトが2026年11月1日に確認)。一般販売開始 2026年11月2日11時、メーカー希望小売価格、対応OS iOS 18.0以降はここから
- ICレコーダーの価格帯は、Amazon.co.jpのボイスレコーダーの商品ページに2026年11月1日に表示されていたものです。価格・在庫は変わります
価格・プランの内容は変更される場合があります。購入前に必ず公式ページでご確認ください。本記事のリンクには広告(PR)が含まれます。