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買ったあとで気づくと取り返しがつかないのが、対応する端末です。身につけて会話を自動で残すウェアラブルAI「Mori Journaling AI」は、公式ページを読むと手元の環境によっては最初の1歩で止まります。どこで止まるかは公式の文に全部書いてあるので、候補に残るかどうかが買う前に決まります。
この記事の立場: Moriの公式サイトとPR TIMESの発表を2026年11月1日に取得して、書いてある文だけを置きます。できないことを並べますが、やめたほうがいいという話ではありません。買ってから気づくか、買う前に気づくかの差だけです。
1. Androidは、今日の時点で未対応
公式の製品ページにはこう書かれています。「App Storeで『Mori Journaling AI』と検索してインストールしてください。対応OSはiOS 18.0以降です。Android版は現在提供しておりません」。PR TIMESの発表でも、対応端末/OSの欄は「iPhone(iOS 18.0以降)」の一行だけです。
本体は単独でも録音します。スマホとのBluetoothが切れていても30時間分以上を本体に保存すると公式は書いています。ただし文字起こしと要約はアプリを通して生成されるので、アプリが無い側の人には結果が返ってきません。公式の留意点にも「文字起こしや要約などの機能を利用するには、Moriアプリのインストールとログインが必要です」とあります。
公式のアプリ開発ロードマップには「Androidアプリ」が載っています。ただし、そこに時期は書かれていません。いつ出るかを当サイトは確認できていないので、Android利用者が今できる判断は「待つ」か「別の道具にする」かの2つです。「別の道具にする」ほうは、このすぐ下に書きます。iPhoneを持っていて買う側に回る人は、そこを飛ばして2番から読んでください。
Androidのまま、今日から録って文字にする
Androidを使っていて、それでも「会議や講義を録って、あとから文字で読みたい」が本題だった人へ。録る機械と文字にする場所を分ければ、iPhoneが無くても今日から成立します。
手順は2つです。①パソコンにつないでファイルを取り出せるICレコーダーで録る ②その音声ファイルを無料の文字起こしにかける。Androidだけで完結させたいなら、端末の機能でできる範囲を別の記事にまとめてあります(下の関連記事)。自動で分類も要約もされませんし、身につけて勝手に録ってもくれません。そのかわり、iPhoneもサブスクも要りません。
2026年11月1日にAmazonのボイスレコーダーの棚を見たときは、USBでパソコンにつないでファイルを取り出せると書かれた機種が4,000〜6,000円台で並んでいました(価格は動きます。対応OSの表記は販売ページで確かめてください)。
▼iPhoneが無くても、録って取り出せる物
ここから下は、iPhoneを持っていて買う側に回る人のための4つです。どれも公式ページに書いてあるのに、買ってから気づきやすいところです。
2. 「誰にも気づかれず」録る機械ではない
この製品をニュースで知った人に、1つだけ先に伝えておきます。公式の設計は、こっそり録るためのものではありません。
「録音中は本体の白色LEDが点灯します。記録したくない場面では、本体ボタンを長押しするかアプリからミュートでき、ミュート中は白色LEDが消灯して録音を停止します」(Mori公式・2026年11月1日確認)。同じページに「利用中は録音する場所のルールに従って、必要に応じて相手へ説明して同意を得てください」とあり、PR TIMESの留意点にも「録音の際は相手の同意を得たうえで、プライバシーと法令を遵守してください」と書かれています。
つまり、光っていることが周りに見える形を、メーカー側がわざと作っているということです。隠して録る用途を期待して買うと、買ったものと違います。
3. イヤフォンで通話すると、相手の声は残らない
電話やオンライン会議を残したい人は、ここが分かれ目です。公式のよくある質問にはこうあります。
「通話やZoomなどを記録するときは、iPhoneをスピーカーにしてMoriを近くに置いてください。相手の声を周囲の音として記録できます。iPhoneから通話音声を直接取り込む方式ではないため、イヤフォンやヘッドフォンを使うと相手の声は記録されません」
Moriが録るのは、あくまで空気を伝わってマイクに届いた音です。電車の中や共有のオフィスでイヤフォンを使って会議に出る人にとっては、相手の発言がまるごと落ちることになります。自分の声だけが残った議事録になる、ということです。
4. 誰が話したかは、まだ分かれない
複数人の会話を記録したあと、発言を人ごとに割り振ってほしい人へ。公式の回答はこうです。「複数人の会話も記録できます。現在のアプリでは、一つの文字起こしとして表示されます。より見やすくふり返れるよう、現在、話者ごとの表示機能を開発し、精度を検証しています」。
開発ロードマップにも「話者識別機能」が並んでいます。今日の時点では、会議の発言録を「誰が言ったか」で読む使い方はできません。
5. 書き出しは「近日対応予定」。今はコピーと共有URL
記録を自分のパソコンやほかのアプリに持っていきたい人は、ここも見てください。
公式は「文字起こしは全文を表示してコピーできます。セッションは共有URLで、デイリージャーナルはiOSの共有メニューから、ほかのアプリへ送れます」と書いたうえで、「さらに、ファイル形式を選べる書き出し機能も開発中で、近日対応予定です」と続けています。対応予定として挙がっているのは、セッションがTXT・SRT・Markdown・DOCX・PDF、デイリージャーナルがTXT・Markdown・DOCX・PDFです。
裏を返すと、今日の時点で手に入るのは「画面からコピーした文字」と「共有リンク」まで。議事録のファイルを会社のフォルダに貯めたい使い方は、まだ手数がかかります。
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- 月額が要るかどうかを先に知りたい人: Mori Journaling AIは24時間録れる。無料で文字になるのは1日20分だけ
- Androidだけで文字起こしまでやりたい人: Androidで無料で文字起こしする
- 会話を録る前に見ておく安全の確認: AI議事録を使う前のセキュリティ確認
確認していないこと(そのまま残します)
- Android版アプリがいつ出るか。公式のロードマップに項目はありますが、時期の記載は見つけられませんでした
- iOS 18.0以降のうち、どの機種で動くか。公式は機種名の一覧を出していません
- スピーカー通話にしたときに、相手の声がどれくらい聞き取れるか。公式にも数字はなく、当サイトも測っていません
- 「近日対応予定」の書き出し機能が、いつ使えるようになるか。日付の記載はありません
最後にひとつ。今日できるのは、自分の持ち物を1つ確かめることだけです。手元がiPhoneでiOS 18.0以降なら、この製品は候補に残ります。Androidなら、残るのは待つか別の道具かの2つで、どちらにしても本体を先に買う理由はありません。
出典と確認日
- Mori公式 製品ページ(get.mori.to)=一次情報。「Android版は現在提供しておりません」「対応OSはiOS 18.0以降です」、録音中の白色LEDとミュート、通話・Zoomのよくある質問、複数人の話者表示、書き出しの対応予定形式、アプリ開発ロードマップは、当サイトが2026年11月1日に取得して確認
- Mori公式 料金ページ(mori.to/ja/pricing)=一次情報。本体28,000円とプランの区切りは同じく2026年11月1日に確認
- franky株式会社 プレスリリース「【franky】ウェアラブルAI『Mori Journaling AI』を正式提供開始」(PR TIMES・2026年8月31日11時00分配信/当サイトが2026年11月1日に確認)。対応端末/OS、留意点「録音の際は相手の同意を得たうえで、プライバシーと法令を遵守してください」、アプリのインストールとログインが必要という記載はここから
- ICレコーダーの価格帯は、Amazon.co.jpのボイスレコーダーの商品ページに2026年11月1日に表示されていたものです。価格・在庫は変わります
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