本記事にはプロモーションが含まれます。
型番を2つまで絞ったのに、メーカーの製品ページを開くと WS-883 と WS-882 が1枚に同居していて、どこが違うのかは書いてありません。値段だけが2,200円ちがう。同じ1枚に載っている「主な仕様」を上から最後まで読むと、型番で値が分かれている行は4つしかありません。やっかいなのは、公式の比較ページが大きく出している「電池持続時間 約110時間」が、その4つのどれでもない行から来ていることです。
公式の仕様で分かれているのは、この4か所
| 分かれている行 | WS-883 | WS-882 |
|---|---|---|
| 内蔵型NAND FLASHメモリー | 8GB | 4GB |
| 電池 | 単4形ニッケル水素電池2本 | 単4形アルカリ乾電池2本 |
| 録音時間・リニアPCM形式 内蔵メモリ |
約47時間15分 | 約23時間40分 |
| 録音時間・MP3形式 内蔵メモリ・128kbps |
約130時間 | 約65時間 |
| 公式オンラインストアの税込表示 | 16,500円 | 14,300円 |
OM SYSTEM の WS-883/WS-882 の「主な仕様」「基本情報」、ICレコーダーの商品一覧を、2026年11月8日に当サイトが読んだ値です。希望小売価格はオープン価格で、上の金額は公式オンラインストアの税込表示です。
価格の差は2,200円。ここから先は、その2,200円で何が増えるのかの話です。
2,200円で増えるのは、容量4GB分と、電池を買いに行かなくていいこと
増える容量は4GB。それが時間に直ると、リニアPCM形式で約23時間35分、MP3の128kbpsで約65時間ぶんです。ただしmicroSDカードは両方とも32GBまで対応と書いてあり、32GBのカードを挿せばMP3の128kbpsで約530時間。この行も型番で分かれていません。足りなくなったら、どちらの機種でもカードで足せます。
もう1つが電池です。WS-883 の箱には単4形ニッケル水素充電池が2本、WS-882 の箱には単4形アルカリ乾電池が2本入っています。そして公式が本体内充電の対応機種に挙げているのは WS-883 のほうで、基本情報のページには、パソコンのUSB端子につないで本体の中の充電池を充電できると書いてあります。乾電池を買いに行く用事が消えるか、消えないか。2,200円の残りはここです。
ここで1つだけ答えてください。録った音を、本体に入れたまま何週間も残しますか。残さないなら、容量の差はあなたには効きません。残すなら、次の節の数字より先にmicroSDカードの値段を見たほうが早いです。
公式の比較ページの「110時間」は、どの行の数字か
メーカーのICレコーダーおすすめNAVIには、WS-883 も WS-882 も電池持続時間 約110時間と並んでいます。同じ数字を仕様表の中で探すと、置いてあったのはMP3形式 8kbpsモノラル・アルカリ乾電池を使ったときの行でした。8kbpsモノラルは、この機種でいちばん軽い音質です。同じ仕様表の他の行は、こうなっています。
| 内蔵マイクで録っているときの電池 | アルカリ乾電池 | ニッケル水素充電池 |
|---|---|---|
| MP3 8kbps モノラル 比較ページに出ている行 |
約110時間 | 約68時間 |
| MP3 128kbps ふつうに録るとこの行 |
約41時間 | 約30時間 |
| リニアPCM 22.05kHz モノラル | 約53時間 | 約32時間 |
WS-883 に同梱されているのはニッケル水素充電池です。つまり、110時間を見て WS-883 を選んだ人が、箱に入っている電池でふつうの音質で録ると、仕様表の上では約30時間。数字は3分の1以下になります。悪い話ではありません。会議4回ぶんを1回の充電でまかなえる計算です。ただしこの電池の行は、WS-883 と WS-882 で分かれていません。同じ値が1つ書いてあるだけで、電池の持ちで2台を選び分けることはできない、というのが仕様表の答えです。
別売品18点のうち、対応が分かれるのは1点だけ
おすすめNAVIには別売品が18点並び、それぞれに対応機種が書いてあります。ステレオマイク、バウンダリーマイク、ガンマイク、電話録音用のピックアップ、ケース、USB延長ケーブル。ほとんどの行に WS-883 と WS-882 が並んで載っています。分かれているのは、単4形ニッケル水素充電池パック BR404 の1点だけ。対応機種は LS-P5、DM-750、WS-883、VP-20 で、WS-882 の名前がありません。本体内充電の話と同じ所に戻ってきます。
同じだった行のほう
- 外形寸法 111.5mm × 39mm × 18mm、質量 77g。電池2本を含んだ値で、2台とも同じです
- 発売日は2023年4月21日。片方が新しい世代、ということはありません
- 記録形式はリニアPCM形式とMP3形式、サンプリング周波数も同じ。内蔵マイクで録ったときの周波数特性は70Hz〜17kHzの1行です
- 製品特長のページは2台ぶんで1枚。トゥルーステレオマイク、300Hz以下を切るローカットフィルター、録音レベルを自動で上げ下げするボイスチェイサー。どれも型番で書き分けられていません
- マイクジャックもイヤホンジャックもステレオのφ3.5mm、スピーカーはφ20mm、使用温度は0〜42℃。同じです
型番で検索すると、内蔵メモリを「どちらも4GB」と書いた比較表や、ノイズキャンセルが WS-883 だけに付いていると書いた表も出てきます。メーカーの仕様では容量は8GBと4GBで、ノイズキャンセルとボイスバランサーは2台ぶんの1枚に書かれている機能です。5機種ぜんぶを並べた表はオリンパスのICレコーダー比較表に、ソニーの同じ価格帯と比べた側はソニーとオリンパスのICレコーダー比較にあります。
会議と講義の声を録るなら、WS-882
先に弱点から書きます。WS-882 は公式の本体内充電の対応機種に入っていません。電池が切れたら単4形の乾電池を買い足します。内蔵メモリは4GBで、リニアPCM形式なら約23時間40分で満杯です。
それでも推すのは、仕様表で分かれている4か所が全部「容量」と「電池」の言い換えで、音を拾う側の行が1つも分かれていないからです。会議や講義を週に数回、MP3で録って、その日のうちにパソコンへ移す。この使い方なら、4GBと8GBの差は机の上に残りません。14,300円を1年で割ると1日39円です。
▼会議と講義の声ならこちら。まず今日の値段を見る
価格・在庫・写真は 2026-11-08 に楽天市場から取得したもので、毎日更新しています。最新は各商品ページで確認してください(PR)。
乾電池を買いに行くのが面倒な人、録った音を本体に残しておきたい人は WS-883 です。2,200円で、充電池2本と、USBでつないで本体の中で充電できる道が付いてきます。WS-883をAmazonで探す
価格・在庫・写真は 2026-11-08 に楽天市場から取得したもので、毎日更新しています。最新は各商品ページで確認してください(PR)。
確認していないこと
- 2台とも持っていません。録り比べていないので、音の良し悪しは書いていません。並べたのはメーカーが公表している値だけです
- 電池の時間は当社試験法による、と公式が注記しています。条件はその注記のまま写しました。ノイズキャンセルなどを使うと大きく変わる、とも書いてあります
- WS-882 に充電池を入れて本体の中で充電できるかは、決められませんでした。公式が対応機種に挙げていないという事実までで止めています
- AmazonとOM SYSTEM公式ストアのどちらが安いかは日で動きます。上のカードが楽天市場の今日の値段で、Amazonは押した先で見てください。なお公式サイトの税込表示と、同じ会社の楽天市場店の今日の値段は、2026年11月8日は一致していませんでした
型番の末尾の数字は、音の順位ではない
43行のうち39行が同じ2台に、別の型番が与えられています。人間は末尾の1文字を見て上位と下位を読み分け、高いほうに2,200円を足す。数えた側から言えば、足したぶんで増えるのはメモリ4GBと、乾電池を買いに行く用事が1つ消えることだけでした。カタログの「110時間」も、2台で分かれていない行から取られた数字です。選び分けの材料は、最初から4行しかありません。
この記事の値は、OM SYSTEM の「WS-883/WS-882 主な仕様」「基本情報」「製品特長」、「ICレコーダーおすすめNAVI」、「ICレコーダー/リニアPCMレコーダー」商品一覧の5ページを2026年11月8日に当サイトが取得して確認したものです。価格は税込の表示をそのまま写しました。本記事のリンクには広告が含まれます。