Notionの議事録機能(AIミーティングノート)は、公式ヘルプによるとビジネスプラン以上が必須です(お試しの案内はあり)。「無料プランでずっと使える」と書いている記事は当日確認と食い違います。すでにNotionを業務の中心にしている人には録音ボタンひとつで議事録がデータベースに貯まる最有力の選択肢。逆に、このためだけにNotionへ課金するのは過剰です。
「Notion AI 議事録」で検索すると使い方ガイドがたくさん出てきますが、肝心の「無料でどこまで使えるのか」の説明が記事によってバラバラです。この記事では2026年8月13日にNotion公式ヘルプで確認した事実と、AIミーティングノートを実際に業務で毎日使っている当サイト運営者の実感を分けて書きます。なお本記事に広告リンクはありません。
まず事実確認: 無料では(実質)使えません【2026年8月13日公式確認】
Notion公式ヘルプ「AIミーティングノート」のページには、利用条件として「ビジネスプランまたはエンタープライズプランを利用していること」と明記されています。個人の無料プランやプラスプランは対象外です(お試しの案内はページ内にありますが、恒常的に使う前提の機能ではありません)。
検索上位には「無料プランでも体験版として回数無制限で使える」と書いた記事もありました。時期によって仕様が違った可能性はありますが、少なくとも今日時点の公式ヘルプとは食い違うため、当サイトは公式の記載を採用します。このあたりの「ネット記事と現行仕様のズレ」は、AIツール全般で本当によく起きます。
そのほか公式ヘルプで確認できた条件は次のとおりです。
- デスクトップアプリ(バージョン4.7.0以降)が本来の動作環境。ブラウザ版でも動くがマイク入力のみ
- 文字起こしは日本語対応(英語・中国語ほか16言語以上)
- 録音済み音声ファイル(MP3/M4A/WAV/AAC)のアップロードにも対応
- 作成したミーティングノートの保存先データベースを既定に設定できる
毎日使っている実感: 何が強いのか
ここからは、ビジネス利用しているNotion環境でAIミーティングノートを日常的に使っている運営者の実感です(PC+外付け会議マイクという構成)。
①「録音を始めるだけで議事録がデータベースに登録される」。これが最大の強みです。録音→文字起こし→要約→保存先の整理、という一連の作業が、録音開始の1操作に畳み込まれています。議事録があちこちのファイルに散らばらず、過去の会議を後から検索できる状態が勝手にできあがる——普段からNotionでタスクや文書を管理しているチームには、この「散らばらなさ」だけで採用理由になります。
②要約の精度が実用ライン。当サイトのGalaxy AI文字起こしの記事で「単体の要約は活用レベルに届かない」と書きましたが、Notionの要約は「ほぼそのまま使えるレベル」というのが運営者の評価です(主観評価です。会議の種類にもよります)。Galaxy運用で必要だった「ChatGPTに渡して整え直す」後工程が、Notionではほぼ省けています。
正直な弱点: PCとマイクがある場所でしか戦えない
構造的な弱点は「PC×マイク」が事実上の必須環境であることです。デスクトップアプリ前提の設計で、外出先の立ち話や客先の対面会議をスマホでさっと録る、という使い方には向いていません。つまり会議がどこで起きるかで、最適な道具が変わります。
| 会議の場面 | 向いている道具 |
|---|---|
| 自席でのオンライン会議(Zoom/Meet/Teams) | Notion型: 録音→要約→データベース格納まで一気通貫 |
| 外出先・対面・立ち話 | Galaxy型: スマホで素材採り→ChatGPTで仕上げ |
| 発言者名つきの正式な議事録が毎回必要 | 専用ツール(料金比較はこちら) |
当サイト運営者も実際にこの2刀流です(オンライン会議はNotion、外ではGalaxy)。「最強の1本」を探すより、場面で持ち替えるほうが早く楽になります。
データ確認日: 2026年8月13日(Notion公式ヘルプ「AIミーティングノート」)。プラン要件・対応環境・言語は今後変更される可能性があります。使い勝手・精度に関する記述は、当サイト運営者が業務利用している環境(PC+外付けマイク)での主観的評価であり、数値測定ではありません。本記事に広告リンクはありません。