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1つのAIツールを安く24時間動かしたいならConoHa VPS(公式構成例: 2GBで月1,259円)。Dify・n8nなど複数のAIアプリを1台に同居させて業務で使うならABLENET(AI用途別プランが明快、10日間無料試用)。なお両社ともGPU非搭載なので、大型AIモデルを自前で動かす用途には使えません。
VPS(ネット上の24時間動く小さなパソコン)の入門記事とClaude Codeテンプレートの記事の続きです。今回は「で、どこで借りるのが正解?」に答えます。比較するのは、AIツール用のテンプレート対応を公式に打ち出している2社——ConoHa VPSとABLENET VPSです。2026年7月に両社の公式ページを実確認しました。
🙋 読者の疑問そもそも自分にVPSが必要なのかまだ分かってないんだけど…
🔍 研究所その段階なら、この記事より先に判定つきの入門記事をどうぞ。「AIをブラウザで使うだけなら不要」です。自動化やAIエージェントを24時間動かしたくなった人だけ、ここから先に進んでください。
まず全体比較(2026年7月確認)
| 比較項目 | ConoHa VPS | ABLENET |
|---|---|---|
| AIテンプレート | Claude Code・n8n・Dify・OpenClaw等(サーバー作成時に選択) | Docker・Dify・n8n・Open WebUI・Claude Code(setup-toolコマンド) |
| 入門しやすい価格 | 公式構成例: 2GB 月1,259円(長期割で最安296円〜の小容量プランも) | L2(4GB) 月1,536円〜 |
| 無料で試す方法 | 時間課金プラン(1時間単位)で小さく検証 | 10日間の無料試用+初期費用無料+初月無料 |
面白いのは「公式の推奨スペック」が全然違うこと
両社の公式ページを並べて読むと、興味深いズレがあります。
- ConoHaの公式構成例: 「AIエージェント実行環境 = 2GBプラン(3コア/100GB SSD)で月1,259円」
- ABLENETの公式推奨: 「Claude Code向け = L5プラン(16GB/8コア)で月4,796円〜」、Dify・n8n向けでもL3(8GB)月2,280円〜
同じ「AI用途」なのに推奨が2GBと16GBで8倍違う。これはどちらかが間違っているのではなく、想定している使い方が違うんです。単発のAIエージェントやスクリプトを1つ動かすだけなら小さいプランで足ります(ConoHaの構成例はこちら寄り)。一方、DockerでDify+n8n+チャットUIのような複数アプリを同居させて社内ツールとして常時運用するなら、メモリは大きいほど安定します(ABLENETの推奨はこちら寄り)。つまりプラン選びの本当の質問は「どの会社か」ではなく「何をいくつ動かすか」です。
ABLENETのAI用途別プラン(2026年7月31日確認・月額は最安契約時)
| プラン | スペック | 月額 |
|---|---|---|
| L2 (AI Start) | 4GB / 3コア / 80GB | 1,536円〜 |
| L3 (AI Standard) 人気No.1表示 | 8GB / 4コア / 150GB | 2,280円〜 |
| L5 (AI Pro・Claude Code向け) | 16GB / 8コア / 300GB | 4,796円〜 |
L4(10GB)・L6(32GB)・L7(64GB)もあります。全プランroot権限つき・初期費用無料・初月無料。運営は28年のホスティング事業者で、契約累計約19万の実績表記を確認しました。
▼10日間の無料試用で実機検証できます
ConoHa VPSの特徴(2026年7月29日確認)
- サーバー作成時にテンプレートを選ぶだけでAI環境が組み上がる(構築時間25秒の公式表記)。コマンド操作に自信がない初心者はこちらの方式が楽です
- MCPサーバー(リモート版): AIエージェント側からVPSの作成・設定変更を指示できる、一歩先の仕組みも提供
- データ転送量は無制限・0円。SLA(稼働率保証)99.99%
- 長期前払い(まとめトク)で割安に。逆に時間課金プランを使えば1時間単位で使い捨て検証もできます
▼テンプレートと料金の最新情報は公式サイトで
両社に共通する、正直な注意点
- GPUは載っていません。ABLENETは公式に「大規模LLM推論・高速生成用途は対象外」と明記しています。ChatGPTのような大型AIモデルを自前のサーバーで動かす用途には、この価格帯のVPSは使えません。できるのは「AIツール(API経由でAIを呼ぶアプリ)の常時稼働」です
- 料金の「〜」表記に注意。最安表記は長期契約前提のことが多く、契約期間で月額が変わります。申込画面で総額を確認してください
- VPS代とは別に、AI側の利用料がかかる場合があります(二階建て構造の解説はこちら)
🙋 読者の疑問WordPressのブログを置きたいだけなんだけど、この2つのどっちかを借りればいい?
🔍 研究所いいえ、それならVPSではなく「マンション型」の共有レンタルサーバー(ConoHa WINGなど)が向いています。管理を大家さんに任せられて、WordPress専用の高速化も入っているからです。VPSは「自由と引き換えに自分で管理する」人の道具です。
結論: 選び方の整理
- 初めての1台・1ツールだけ動かす: ConoHa VPS。テンプレ選択だけの手軽さと小プランの安さ
- Dify・n8nを業務で複数同居: ABLENET。用途別プランの目安が明快で、10日間の無料試用でスペックを実測してから契約できる
- どちらか迷って動けない: 無料・低額で試せる仕組みが両社にあるので、試してから決めればいい——というのが当サイトの結論です
関連記事: VPSって何?(図解入門) / Claude CodeをVPSで動かす / 「AIを動かす環境」カテゴリ一覧
データ確認日: ABLENET=2026年7月31日(ablenet.jp AIセルフホストVPSページ)、ConoHa=2026年7月29日(vps.conoha.jp)。料金・仕様・テンプレート対応は変更される場合があります。契約前に必ず公式サイトでご確認ください。