AI議事録って結局何ができるの?【図解】仕組み・無料でできる範囲・限界を、売る側ではない立場から説明する

この記事の結論
AI議事録がやるのは「聞く・書く・まとめる・配る」の肩代わり。無料でも試せますが、各社の無料枠には明確な壁があります(下の表)。そして「誰が話したか」の自動判別は、日本語ではまだ弱点です。

「AI議事録」で検索すると解説記事がたくさん出てきますが、その多くは議事録ツールを売っている会社のブログです。当サイトは特定のツールの回し者ではないので、できること・無料の範囲・できないことを同じ温度で説明します。専門用語は使いません。

何をしてくれるのか: 4ステップの肩代わり

AI議事録の流れの図解。聞く(録音)→書く(文字起こし)→まとめる(要約とToDo抽出)→配る(共有と検索)の4ステップをAIが肩代わりする

会議中にメモを取り、終わってから清書して、要点をまとめて、みんなに送る——この一連の作業を自動でやってくれるのがAI議事録です。人間がやるのは「録音ボタンを押す」と「最後に読んで確認する」の2つだけになります。

無料でどこまでできる? (2026年7月28日確認)

「まず無料で試したい」が普通の感覚だと思うので、当サイトで公式ページを実確認した無料枠を一覧にします。

手段 無料でできる範囲
Galaxyスマホの録音機能 録音+文字起こし(基本機能は無料継続が公式方針) 要約は簡易的。Galaxyユーザー限定
Notta(専用ツール)の無料プラン 月120分まで 1回3分までの制限。会議まるごとは不可
Notionの議事録機能 体験版として試せる 本格利用は有料(ビジネスプラン)+PCデスクトップアプリ前提
会議アプリ(Zoom等)のAI要約 会社の契約プラン次第 個人の無料プランでは基本使えない

要するに、「無料で、1時間の会議を、まるごと議事録化」は意外とハードルが高い。無料枠は「精度を確かめる試用」と割り切るのが正しい使い方です。詳しい判定は別記事「あなたのスマホとNotionで足りるかを先に判定する」にまとめています。

正直に言うべき限界が2つ

①認識率の数字は「理想的な環境」の数字。たとえばNottaは認識率98.86%以上を公称していますが、公式自身が「収音環境に左右される」と注記しています。ザワザワした会議室、マイクから遠い発言者、専門用語の飛び交う会議では体感精度は下がります。導入判断は必ず自分の実際の会議音声で試すこと。

②「誰が話したか」の自動判別は日本語ではまだ弱い。複数人の発言を人ごとに分ける機能(話者分離)は、ツールによって対応状況が大きく違います。例えばNotionのミーティングノートは、話者のラベル付けが現在英語のみと公式ヘルプに明記されています。日本語会議で話者分離が必要なら、対応を明記している専用ツールを選ぶ必要があります——これが無料・手持ち路線と有料専用ツールの一番大きな分かれ目です。

結局、どう動けばいい?

  1. まず手持ちで試す: Galaxyユーザーは録音機能、Notion有料ユーザーは議事録機能。費用ゼロ → 判定ガイド
  2. 足りなければ専用ツールの無料枠・トライアルで自分の会議音声を試す → 料金と注意点(自動課金など)は比較記事Notta深掘りに実確認データがあります
  3. 最後まで読んで確認する習慣は残す: AIの議事録は「下書きの自動化」であって、決定事項の最終責任者はあなたです

データ確認日: 2026年7月28日(各社公式ページ・公式ヘルプ)。仕様・料金は変更される場合があります。本記事に広告リンクはありません。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール